トヨタ(笑)

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100年に一度の金融恐慌

トヨタがストップ安をつけました。これはすごいことです。さすが100年に一度の金融恐慌ですね。

適正株価は200円くらい?

何でも下期の利益は180億円だとか、為替見通しが甘いから赤字転落だとか色々言われています。北米事業は既に350億円くらいの赤字ですからね。

株価というのは基本的には将来の収益のDCF(割引現在価値)で決まるとされます。つまり、永遠に振るわないのでなければそこまで叩き売られる心配はありません。しかし、利益2兆円企業が200 x 2 = 400億円企業になったら株価1/50でもいいような・・・最近の高値は8,300円くらい行っていたので160円ですか。

そうならないためにPBRという指標があります。PBRが1倍を割っていると言うことは、株を買い占めて解散しちゃった方がいいということです。今のトヨタのPBRは0.89ですから、存続させておく必要がない水準です。これは現在だけを見ればの話で、長期的には利益を上げてくれる金の卵を産む鶏を殺すのは得策じゃないと普通は考えますが。

マネーゲームの仕掛け人は誰?

ところが、日本の企業は持ち合いとか買収防衛策が大好きです。トヨタを買収しようなんて話がでたら国家も介入してくるでしょう。ということは、1株160円になっても、値上がりの見込みがなければ誰も買わないことになります。よくマネーゲームと言うけれど、日本株を値上がりした、値下がりしたというマネーゲームの道具にしたのは、他ならぬ日本企業なのです。

もし適正に株式が機能していれば、解散価値より遙かに低い水準で株が放置されたりはしないはず。村上ファンドを散々悪者にしたけど、ああいう手合いは残しておくべきでしたね。

日本企業はニートと同類

企業間の持ち合いなんてのは馴れ合いみたいなものなんですよ。ニートが集まって傷をなめ合っていて、誰も本質を突くことを言わない状況に似ています。銀行など債権者に頭の上がらない中小企業は悲惨ですけど、大企業なんて気楽なもんです。お互いに持ちつ持たれつ、激しいバッシングなんかしない。週刊誌とかが何かを書くかも知れないけど気にする必要はないし、必要なら電通に命じて自分に逆らう言論を潰せばいいだけのこと。有名な話ですが、トヨタの場合は些細な不祥事があったくらいでは「自動車会社」とか曖昧な報道しかされません。同じことが三菱自動車で起きると実名報道ですけど。

そのニート気分の企業に説教してくれる村上ファンドみたいなのは、国家権力を使って排除しちゃった。日本企業ニート論、うーん面白いかも知れない。リア充至上主義は同族嫌悪なんでしょうか。

期間従業員を半減へ

さて、中日新聞の記事に寄りますと「トヨタ営業益73%減 業績予想を1兆円下方修正」とあります。その中で

 トヨタ自動車は6日、国内での生産縮小に伴い、期間従業員を10月末の約6000人から、来年3月までに半減の約3000人とする方針を明らかにした。既に6月から新規採用をやめており、在籍者の契約を更新しない方法などで減らしていく。

 トヨタの期間従業員は、急速な生産拡大で、ピーク時の2005年には1万人超が在籍。今年1-3月は月平均で9200人、4-6月が8800人、7-9月が7100人と段階的に減らしてきた。

すぐに弱者は切り捨てますよね。散々安い賃金で過労死するほどの状況でこき使って、不要になるとポイ捨てです。また凶行におよぶ人が出ないといいですが。メディアでは自動車関連としか報道されない某秋葉原君ですが、彼はトヨタ系列でした。

トヨタの会長は少し前まで経団連会長でもあり、過酷な労働者派遣法などの改悪に尽力した偉い人です。いわばトヨタは吸血鬼の親玉であり、親しみを込めて吸血鬼の真祖(ハイ・デイライトウォーカー)と呼ばせていただきたいと思います。

さて、その吸血鬼の真祖は弱体化しているようですが、死んじゃうんでしょうか。それとも、たくさんの哀れな労働者の生き血を啜って生きながらえるのでしょうか。