こんな物も金になる

広告

合コンマッチングは行動力の勝利だと書きましたが

株式会社フォティーンフォティ技術研究所のページによりますとWinny Readerというソフトがあります。

 Winnyは、ファイル発信者情報を隠すための様々な工夫がなされているため、ファイル保持者の特定が非常に困難です。このため、一旦ファイルがネットワークに漏えいしてしまうと簡単に削除する事ができません。ファイルはWinnyネットワーク内に散らばっているノード(PC)に拡散し、ファイルの保持者数すらも正確に把握できなくなります。

 しかし、Winny Radarを利用する事で、匿名性の高いWinnyネットワークを簡単に可視化する事ができます。このため、Winnyネットワークで発生した情報漏えい対応の事後処理や経過観察に非常に有効です。

 Winny Radarは、Winnyプロトコルで利用されている独自暗号を復号しつつ、Winnyネットワークに存在する全てのノードをクロールします。その際、各ノードが保持するファイル情報(キー情報)を収集・蓄積します。このため、指定されたファイルを保持しているノードのIPアドレスを列挙する事ができます。

なるほどね、こんなのでも作ればお金になるわけか。いくらなのかわからないけど、かなりぼったくっているんだろうな−。これもフリーウェアで出したらどうなるんだろう?

Winnyの暗号化

Winnyの暗号はRC4の暗号で、必要になるキーはネットで既に明らかになっているもの、あとは通信中に交換されるキーがありますが、互換クライアントを書いてパケットを拾っていけばすぐに明らかになるものです。つまり、Winnyは事実上は暗号化されていないと考えていいと思います。これは作者も暗号が破られたら終わりのネットワークは意味がない的なことを発言しており、つまり子供だましであることは設計者も理解しています。

また「ファイル保持者の特定が非常に困難」なのと「一旦ファイルがネットワークに漏えいしてしまうと簡単に削除する事ができ」ないことは直接は関係ありません。例えば2chの書き込みだって、データの所在はハッキリしているけど、自由に削除はできません。クラッキングなどで侵入して消すとか非合法な手段を無視すれば、ファイルの所有者に依頼して消して貰うしかないのです。最近は裁判や削除依頼によって消えることもあるようですが、それでも多大な労力を必要とします。

消してもらうと言っても現時点でこれらのデータの所有は違法ではないし、まあ難しいと思いますよ。ロリコン画像は所有しているだけで違法になったのか、なりつつあるそうですが、まずは法整備をしないといけません。けど、どーやって?Winnyを使ってダウンロードした本来の所有者が公開を望まないデータの所有は違法にするとか?無理っぽいですね。公開を禁じることはできるかも知れませんが、持っているのを消させるのは非常に困難かと思います。

Winnyの弱点

Winnyの弱点はたくさんあるけど、検索するときはバケツリレー的に情報をやりとりするものの、ダウンロードするときには相手のノードのIPアドレスを渡して直接通信するところにあるのかも知れませんね。つまり、悪意のある互換クライアントを入れてしまえば、比較的情報は集めやすいと言うことになります。しかし「全てのノード」は若干ほら吹きすぎじゃないかと言う気もしますね。

島形のWinnyネットワーク

バケツリレー的に情報を交換すると言うことは、陸続きのところはいずれ情報がわかる「かも知れない」ということを示唆します。しかし、完全に隔離された孤島のようなネットワークがあるとすれば、そっちまではクロールするのは無理です。まず、なんとかしてそっちに食いつかないと。

ま、これは可能性ベースでありまして、ガラパゴスみたいになったWinnyネットワークは参加者も少ないため、存在する意義があるかどうかはわかりません。でも、オーストラリア大陸みたいになってしまえば、それはそれで意味のあることかも知れません。