YouTubeのコンテンツ作成と出演者は別でもいい

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投資の専門家の話なので示唆に富んではいるのですが、喋る技術がそれに見合っていないのでもったいないと思います。

昔から放送大学を見ていて思うのですが、なぜか教授が出てきてボソボソ喋るのです。内容は価値のあるものなのに、決して喋るのは上手くなく、見ていると眠気を誘います。画面も退屈です。おじさんが座っていて喋るだけです。

ところで、昔、学生時代に何かのイベントに行った際に、司会の女性はアナウンサー志望だったらしく、非常によく通る声で、まだプロの卵とはいえ、圧倒的な存在感がありました。歌手もそうですが、テレビとか通じて聞いているとそれほどでもなくても、目の前で歌うとその声量のすごさに圧倒されますが、アナウンサーの卵もまた同様でした。

例えばですが、放送大学のコンテンツは専門家である教授が作成し、それを読み上げるのはアナウンサーの卵に謝礼を払ってお願いしてはどうかと思うのです。そうすることで、放送大学の授業がNHKスペシャルに近づきます。もちろん画面づくりでもかなり差があるので、ナレーションの質を上げるだけでは不十分ですが、かなり眠気を誘わないものになると思います。

おそらく放送大学は大学の授業なのだから教授が喋るのが当たり前という先入観があるのではないかと思いますが、こうした遠隔教育のコンテンツは普通の授業の100倍のコストをかけて作成しても、繰り返し放送することができる上に、たくさんの視聴者に届けることができるから、コストに見合うのではないかと思うのです。

YouTubeに戻りますが、超人気YouTuberはともかく、多くのYouTuberはすべてを自分でやっているのではないでしょうか。ゲームの上手い人がゲーム動画を流したり、ピアノが上手い人が演奏風景を流したりします。ですから、ゲームプレイが上手い人が必ずしも実況解説が上手いわけでもないのに、大抵は自身で全部やっています。これを一部アウトソースすることで品質を格段に向上させられるのではないかと思います。

アナウンサーや声優の卵に仕事を依頼するといくらかかるのか、またその準備や打ち合わせにどのくらい労力を要するか次第ですが、もし僕がなにか需要がありそうなコンテンツを持っていた場合には、自分でボソボソ喋るのではなく、専門家に依頼してコンテンツを作ることで視聴数を上げてひいては利益につながりやすいだろうと思います。おそらく比較的低廉なコストで劇的にコンテンツの魅力を高められるため、費用対効果はとてもいいと思います。例えて言うのなら、国語はトップクラスの成績だけど、数学はビリの人がいた場合、さらに国語の学力を伸ばすのは難しいけれど、数学は少し時間をかけただけでかなり伸びるような感じです。

コンテンツの内容と表現は車輪の両輪だと思います。見かけだけが立派で中身が空っぽのものも仕方がないのですが、内容がよければ演出が稚拙でも見てくれるとも言えないでしょう。せっかくいい内容を持っているのであれば、表現や演出面を玄人はだしのレベルに高めることでかなり魅力を増すと思います。