コメントお返事 – グリーンカード申請中の海外渡航 –

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もう1つコメントが来ていました。

EB2やEB3でグリーカードを直接申請するの項目にて、学生ビザなどから直接グリーンカードを申請する場合は、グリーンカードが手元に来るまで何があっても絶対にアメリカから出ないことが重要です。
と書いてありますが、アメリカ国内てグリーカードを申請して、面接が日本である場合はリスクがあるという事になるのでしょうか?

基本的にビザは用事が済んだら自分の国に帰ることを前提にしています。住み着いてはいけないのです。しかし永住権は永住するためのものですから、永住権申請をしたということは、ビザの前提を破ったことになります。ですので、一般的には永住権申請中の海外渡航は危険ですが、いくつかのビザではビザで滞在しながら永住権を申請することが許されています。これをdual intentといいます。

Dual intentが許されないビザ、例えばFビザでも永住権の申請はできますが、一度申請してしまうと永住権を取るまでは戻って来られません。なので、Fビザで永住権申請する場合(OPTで雇用されてHビザの抽選がきついから直接雇用ベースの永住権など)は5年くらいアメリカに缶詰ということになります。

滞在ステータスについてはよくわかりません、すみません。在学を続けるなどしてI-20を維持していれば合法滞在になりますが、永住権が取れるまで数年間待ってくれる雇用ベースの永住権をサポートしてくれる会社はおそらくないと思いますから、働きながら滞在ステータスを維持しないといけません。OPTだと最大3年なので足りないかも知れません。Hビザだとビザが切れても、永住権申請中なら滞在できますが、Fビザの場合はわかりません。違法滞在になってしまうと、結婚以外での永住権取得は無理だと思いますので、合法滞在かつ雇用主を納得させる必要があります。例えば、学生しながら3年間無給で働くなどの奴隷契約を求められます(学生ビザは基本的に就労できないため、CPTなどを除く)。

H-1Bビザで働いているならば基本的に海外に行けます。ただ、申請期間中に4ヶ月くらいあまり出ないほうがいい時期もあるようです。たぶんI-94が変わると面倒くさいからです。

もし結婚や雇用ベースの永住権申請など正当な永住権申請であれば、大使館面接は問題ないと思います。永住ビザ(グリーンカードとは別、入国用)が手に入るまではアメリカに入国禁止になるだけのことです。

日本にいながら雇用ベースの永住権を申請してくれるケースは極めて稀だと思います。日本の支社で働きながらとかならありえますが、それ以外はよほど飛び抜けた才能の持ち主で一緒に働きたいと切望している場合に限られるでしょう。

ですから、ご質問のケースの学生ビザから直接永住権というのはOPTなどで働きながら、H-1Bビザをバイパスして永住権だと思います。この場合は前述の通りアメリカにしばらく缶詰かつ大使館で面接を受けることはないはずです。Change of statusになります。細かいことですが、大使館面接を経ると永住ビザを貰って、アメリカ入国後にグリーンカードを受け取ります。アメリカでchange of statusをすると永住ビザは貰えません。

ただし細かいことは必ず移民弁護士に確認してください。