独力でプログラミング中級者になるのは難しい

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特に作りたいもののない人間がプログラミング学び始めると地獄』という記事がありました。

プログラミング勉強始めてはや十年、持ってる本も五百冊を越えてるけど何も作れない、作れる気がしない
この状態から脱するために何をすればいいのかもよく分からない
本のサンプルコードじゃ文法しか分からないから何も作れない
例えるなら小説を書くために日本語文法の勉強から始めて無駄に英語、ドイツ語、ロシア語、手話なども学んでみたがそもそも小説をまったく読んだことはないという状態に近い気がする

これには共感するところがあって、プログラミングって入門書はたくさんあるのに中級者向けの本になると極端に減ってしまう問題があると思います。プログラミングに限らないのかも知れないけど、少なくともプログラミングではそうです。

なのでAmazonで、例えばiOSプログラミングの本を探すと山のように本が出てきますが、その内容はUIViewControllerとは何か、画面遷移してみましょう、Storyboard使ってみましょう、ボタン置いてみましょうあたりで終わってしまいます。あるいはXcodeの使い方とかまで書いてある本も多いですね。ですから、その辺りまではたいていの人は技術を習得できます。そこから先に行くには独力を求められるというか、急に放り出される感じになります。

急に放り出されるとやる気がなくなるのは人の常です。よく「やりたいことがない、夢もない」という若者が批判されますが、別にこの人達にも夢がないわけではないのです。いま一番人気の女優って誰だろう(堀北真希は結婚したらしい)例えば桐谷美玲と付き合えるのならば、多くの男性は付き合いたいと思うでしょう。つまり夢はあるけど手が届かないと思っているから自分には夢がないと言うわけです。プログラミングでやりたいことがないのもたぶん同じで、やりたいことはきっとあるのです。ただ、そのやりたいことが遠すぎる気がしてやる気がなくなる。

例えばゲームを作りたいとしても、現代のゲームは大作が多すぎて個人で何とかなりそうな気はしません。そういうゲームに慣れているとゴールが遠く感じられます。大昔のゲームならもしかしたら自分でも作れると夢を与えたようで、実際に昔のゲームは企画やグラフィックからプログラミングまで一人でこなしていた人も多いようです。

プログラミングも仕事にするなどすれば周囲に自分より実力が上の人がたくさんいて、その人達を見たり指導を受けたり仕事を通じたタスクをこなすことで初心者から抜け出したばかりの人が中級者として経験を積み、やがては自分が上級者として後進を指導する立場になるかも知れません。でも独力だと今の環境では苦しい気がします。ここをターゲットにした本やビジネスでもあればいいのでしょうが、初心者に比べるとパイが小さすぎて採算が取れないのかも知れませんね。

ちなみに私は作りたいプログラムは山ほどあります。ただ生来の怠け者なので全然やっていません。でも、もうちょっと学習環境が整っていれば怠け者でも先に行けるかなーという気がしてなりません。