ロマンシングサガの思い出(ネタバレあり)

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ネットを見ていたらこんな記事を見つけて懐かしくて読んでみました:『90%の人がクリアできなかった RPG屈指の激ムズゲーム その理由とは? ロマンシングサガ2

ロマサガの思い出

ロマサガ1は面白かったのだけど、ゲームバランスを欠いていると感じた。たしか最強クラスの魔法で全体に600ほどのダメージを与えたと記憶しているが、最強クラスの武器アイスソードの全体攻撃技、冬の嵐だっけ、あれだと数千のダメージが出る。終盤のバトルではせっかく会得した最強魔法の出番はなく、冬の嵐や冷凍剣連打して打開していくことになる。武器には威力があり、両手剣(だっけ)のアイスソードは威力は最強クラス。ジルコンの斧も強いけれど攻撃を外すから、あえて斧を選ぶ必要はない。弓の夢想弓は強かった気がするけど最初はその性質を理解していなかった。あとは左利きの人が持った場合に強いレフトハンドソードあたりが主力だった気がする。せっかく多様性があったのに使える攻撃手段が限定されていたのは残念。なおレフトハンドソードは発売前に公開された画像で見て、そういう武器があることを知っていた(最強クラスだとは知らなかったが、左利きが不利になることはないだろうと思って)主人公は迷わず左利きを選んだ。多くの人は何気なく右利きを選んで最強武器を使いこなせなかったらしい。

このバランスの悪さはFF2でも見覚えがある。FF2の中盤の話は究極魔法アルテマを巡る冒険である。しかし色々な封印を解き、巨大魚に襲われ仲間とはぐれ、塔に登った最上階で、かつて一緒に戦った仲間が命と引き替えに封印を破ってまで手に入れたアルテマの本。覚えて使ってみるとダメージが少なくて驚いた。きっと鍛錬が足りないのだと頑張って魔法のレベルを上げて使ってみたが結局ダメダメだった。FF2では全体的に魔法は使い物にならず、ケアル(HP回復)とエスナ(状態異常回復)あとアスピル(MP吸収)の3つくらいしか役に立たず、あとは武器で殴るゲームだったと思う。後になってアルテマは古代呪文なので現代の尺度で見ると大したことがなかったという説明を雑誌か何かのインタビュー記事で読んだけれど、ゲームの中にもそんな説明はないし、当然手に入れた虎の子のアルテマでラスボスを倒すものだと期待するだろう。結局、古代呪文だから時代の流れについてこられなかった説を聞いても、あれは納期に追われてバランス調整を怠ったと信じている。

ロマサガ1もたぶん同じような理由だと思う。全体的に旧スクウェアはそういう傾向にあった。経営の都合は知らないけれど、ある程度大きなお金を投じて作ったゲームの最後の調整を怠ることでゲームが台無しになるかも知れないリスクより、計画通りに売り上げを得ることを重視する人が上にいたのかも知れない。それに比して後に合併するエニックスは発売延期の常連であったが、エニックスの代表作のドラクエはいいバランスをしていたと思う。任天堂も品質の低いゲームは売らない、どうしてもよくならない場合はコスト回収を諦めてプロジェクトを破棄すると聞いた。

ロマサガ2はいいバランスだと思った

そのロマサガ1を経て発売されたロマサガ2はバランスは良好だったと思う。武器と魔法のバランスもよくなり、武器でも魔法でも好きなもので戦えるようになった。なので最初に紹介した記事にあるような90%の人がクリアできなかったゲームというのは信じられない。それはないだろう?

記事を読み進めていくと1回目でクリアできなかった人が90%であることがわかる。ちょっとタイトルが不適切だなー。主語が大きいって最近は言うんだっけ?

最後のボスというのは

今まで倒してきた7人の英雄たちが、まとめて襲ってきます。

1人でも苦戦していたのに

最後の最後で7人まとめ相手にする

こんな酷さがあったわけです。

英雄たちは、それぞれの特徴がありまして

それぞれの対処法を考えながら、戦う必要がありました。

男を魅了する英雄には、女性だけのパーティーで挑む

最強の剣技を繰り出す英雄には、剣を無効化する術で対処する

などなど、その英雄に対する攻略法があったわけです。

しかし、最後のバトルは7人がまとめて襲ってくるのですから

7人分それぞれの対処法を用意しなければならず

そんな事を無視して進めてきた、初心者プレイヤーを

どん底に叩き落とします。

無駄に改行が多いなー。ここでネタバレが書かれているけど、ラスボスは七英雄総掛かりというか合体して襲ってくる。たしかこんな流れだったと記憶している。

初代皇帝の時代にクジンシー(新宿)が現れる。伝説の七英雄だと思って歓迎していたら、初代皇帝の留守中に街がクジンシーに襲われ、皇帝の息子の剣の達人があっさり殺される。皇帝は復讐を誓うけれどソウルスティールという技を受けるとどんな強い人でも死んでしまう。皇帝はわざとその技を受けて技を見抜いて息子に託す。ロマサガ2は技を閃くというシステムがあるけど、閃くのは技の使い方だけではなく、技の回避の仕方もあります。で、ソウルスティールの回避の方法を会得した息子がクジンシーを討ってゲームが始まるわけです。なお、このときのクジンシーは息子にしかソウルスティールしてきません。仲間は見切っていないのだから助かりますね。

で、ゲームを進めて紆余曲折を経て七英雄を倒していきます。記事にもあった「男を魅了する英雄には、女性だけのパーティーで挑む」これはロックブーケ(池袋)だっけ。確かに初見では男は魅了されてしまうのだけど、テンプテーションという技も見切れるので戦闘中に大抵手に入ります。

最終皇帝の時代になると、昔倒したはずのクジンシーが復活したという知らせが入ります。で、全員にソウルスティールの見切りを覚えさせて挑むでしょう、普通。そしてあっさり倒します。このときのクジンシーは容赦なく全員にソウルスティールを放ってくるので全員に見切りが必要です。で、そのとき七英雄が復活するとかそんな話を聞いてラストダンジョンに挑む流れだった気がします。七英雄は誰か一人残って、そいつが洞窟だかなんかに逃げていくんだったはず。復活したクジンシーを倒さずに逃がしてもいいし、誰を最後に残してもいい展開だった気がします。ロックブーケ残したらテンプテーションを見切れないわけですね。

という展開なのだから、当然ソウルスティールやテンプテーションなど壊滅的な技については全員に見切りを付けて行くはずです。当時小さな子供でネットで攻略情報を読むこともできなかった私でもそうしたのだから、多くのプレーヤーはそうしたでしょう。その状態で挑めばそんな無理な相手ではなかった気がします。武器で倒してもいいし、魔法(クリムゾンフレアが単体で、ギャラクシーが全体なのに威力が同じくらいで不公平感を感じたけど)でもいいし、割と勝てる相手のはず。

私はたしか技の閃き運が悪くて、千切りだっけ、弱くはないけど最強クラスとは到底言えない技しかない状態だったので決して万全とは言えないけど、強すぎて勝てなかったとか先ほどの記事にあるような難易度の高い印象は一度も受けなかったのです。友人とか周りの人はもっと強い技を持っていたし、当然みんな勝っていました。90%の人が勝てなかったというのはちょっと信じられない。

ともあれ、ロマサガ2はロマサガ1に見られた調整不足はだいぶ消えていて良作であったと思う。それだからこそ90%がクリアできない高難易度というのは自分の記憶とは異なるなーと思って書き記します。

2 件のコメント

  • 真正面から殴り勝てるバランスでは無いと思うのだが。
    私の周りは、武器のみでラストまで言って皆倒せねぇと言っていた記憶が。
    術を全く鍛えなくても武器技のみでラストまでいけるが、
    ラストは相手の複数回攻撃を術で回復・回避、もしくは行動させないように
    立ち回らないとどうしようもなかったような。

    • 細かいことは忘れてしましましたが、術はそれなりに持っていたような気がします。クイックタイムはあったか忘れたけどクリムゾンフレアやギャラクシィは印象に強いですね。

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