今の円高が錯覚である理由をニートにも分かるように解説してみる

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今の円高が錯覚である理由を中学生でも分かるように解説してみる」とほとんど同じなんだけど。

いま1ドル77円を切って超円高と言われるけど1995年のときと比べて日本ではデフレが進んでいる。一方でアメリカではインフレになっていて、感覚的に1.5倍くらい物価が高い。100ドルで買えた物が150ドルないと買えなくなる。150ドルは11,500円くらい。昔1ドル115円だったとして100ドルは11,500円。1ドル115円の頃と比べて別に円高は進んでいない。

パリで宿を探していると意外と高い。うんと汚いところはともかく、おいらが総合的にベストだと思うのはパリ19区にあるIBIS Hotelである。現在Webページを見たら1泊60ユーロ。1ユーロ110円だと6,600円。東京だと同等のビジネスホテルに3,900円くらいで泊まれるのではないか。ホテルに泊まる必要ないからよくわからないけど。感覚的に1.5倍くらい物価が高い。他にも食事の値段にせよ時給にせよ日本よりパリの方が高い。1時間日本で働いてパリで買えるものと、パリで1時間働いて買えるものには差がある。東京はフランスほど豊かではないか、1ユーロ70円くらいが適正なのかどちらかである。後者だとしたらまだ円高というほどではない。

東京の物価はイスタンブルと同じくらいのように思う。こんどトルコで借りる部屋は550ユーロ/月である。だいたい東京の北区とかその辺と同じくらいの感覚。ただ、国の経済力と物価は必ずしも関係なく、トルコより台湾の方が一人当たりGDPは高いけど物価は安い。だからトルコの物価がおかしいのかも知れないけど、うんと単純に見ると東京の物価は一人当たりGDPが10,000ドル以下の国(イスタンブルだけならもっと高いだろう)と同じくらいである。

もし日本の経済力が欧米と肩を並べるほどであるのならば、まだまだ円高とは言えず、ドルにしろユーロにしろもっと円高に振れてやっと適正と言うことになる。そうでないとすれば、日本の経済力は先進国としては最下位、あるいは中進国程度ということになる。