中国語の単語帳を電子書籍で出したい

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前にも同じようなことを書いたけどまた書きます。

まず概略

以前本屋で中国語の単語帳を見たときいくつか見つけたけどろくなものがなかった。

たとえばこの単語帳は6,000語とかなり充実しているけど、単語のテーマごと(色とか)にずらずら書いてあるだけで、これを頭から読んだだけでは色の名前はかなりマニアックなものも言えますが、靴下って中国語で何というかわかりませんみたいなことになる。あくまで中級者以上が自分が知らない単語の落ち穂拾いをするための単語帳。

他にもピンインの順に並べてあるだけとか、そんなので学習に役に立つと本気で思っているのかと。

英語の単語帳は激戦区だけあって、そんなふざけた単語帳が売られているということはない。

例えばこの単語帳はコーパスを解析して単語の頻度が多いもの、つまり覚えて役に立つものをピックアップしている。上級者向けは1,300語だが、中級者向けの本が別にあり、確か2,000語ちょっと掲載されている。また I have a pen. みたいなごく初歩的な単語は単語帳に載せる必要もなく、1,000語くらいは英語を勉強した人なら誰でも知っているだろうから、1,000 + 2,000 + 1,300 = 4,300語くらいはこれを仕上げれば理解できたことになる。よく使う単語を4,300語知っていればそこそこ役に立つ。なんでも新聞とかの単語を探すと8,000語あれば困ることはないらしい。

英語のよくできた単語帳のエッセンスをぱくって、中国語の単語帳を作ったらどうかと考えている。まだ自分の中国語の能力が不十分なので前途多難だけど。

おおよそのプラン

中国語の形態素解析システムを作って、ブログとかニュース記事とか日常よく使われる文章の単語の統計を取る。Wikipediaみたいなコピーレフトなソースも役に立つかも知れない。ただ、あれらは下手に取り込むとライセンスが感染するという問題もあるけど、Wikipediaの場合はCC-BY-SAなので営利に使っても構わない。どうせ電子書籍はDRMとかつまんない制限を掛けるつもりもないし、CC-BY-SAでも問題ないかも知れない。

統計が取れたら使用頻度順にソートをして日常に役に立つ単語を抜き出し、数センテンスにわたる例文を作って単語帳を形成する。

個人的には簡体字は漢字の意味がぶっ壊れているし、あと日本人から見て繁体字は読める(まだ一部には旧字体が残っているし、駒場図書館とか)けど簡体字は読みにくい。どうせ電子化するんだったら両方掲載で、ついでにピンインと注音符号の両方つけることも別に難しくはない。

音声をどうするか

あと発音どうしたものかなー。言語を学ぶに当たって音声は重要なのでなんとか入れたいところ。日本の場合は大学生くらいでマスコミ志望の人がアナウンサーの学校に通ったりしていて、そういう人に司会をお願いすると素人離れした声に驚くけど、中国とか台湾にもそうした人はいそう。

台湾の大卒の給料は20,000元から60,000元(エンジニアとか)くらいらしい。30,000元くらいのバイト代を出せば1ヶ月拘束したとしてもそれほどブラック企業ではないだろうし、このくらい予算があればネットでアナウンサーの卵を見つけて仕事を依頼すればいいかも知れない。

北京だとどのくらいになるのかわからない。上海で月給7万円くらい取れれば結構いいんだっけ。そのくらい出せば北京でも同様にアナウンサーの卵が吹き込んでくれる可能性はある。

大陸の発音と台湾の発音を二つ取り入れて、音声に18万円くらいかけたとする。1冊音声付きで600円で売るとしたら300部売れればコストは回収できる。まるまる純利益になるわけじゃないからもうちょっと売り上げる必要はあるけど。

はやぶさ書房が法人化します

これはまた別のエントリで書くけど、ラノベ電子化のはやぶさ書房を法人として登記して本格的にやります。

中国語の単語帳を電子書籍で出すとき、はやぶさ書房から出すか、あるいはまた別の会社を作るか、個人事業主でやるかはそのとき考えます。どちらかというとラノベ勢力が強いので別ブランドの方がいいかも知れない。

ただ、前述の発音を取り入れたいとするとまず先に請負で18万円くらい出す必要があるから、そこは法人化してあるはやぶさ書房から出すほうが何かと楽である。ニートにとって18万円は大きい。