ニート脱出について、その6

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前回からだいぶ空いてしまったけど留学の話。

留学で奨学金は出る

ここはおさらい。アメリカの少なくとも理系大学院で上から20番目くらいまでのところは奨学金は出るそうです。実際にそう書いてあるし、多くの人の証言でもそうなっています。

Stanford University | Chemistry Department | Academic Programs | Graduate Programs | Financial Aidによりますと

First-year students (except those with fellowships) usually receive teaching assistantships for three quarters, which provide a stipend plus full payment of tuition. Support in summer months and in succeeding years is typically provided through research assistantships or fellowships. First-year students for the 08-09 academic year will receive $29,588.

と「初年度は約3万ドル受け取れるよ(授業料免除は別にある)」とあります。日本の新卒の年収より多いくらいですね。札束で頬をはたくというけど、そこまでして学生を集めているわけです。その分、研究生活はキツそうですけどね。

Stipends are set such that the students’ net income is equivalent to the net income received at other major universities, and is consistent with the cost of living in the Stanford area.

実質的な収入は他の有名大学に比肩するよ、とのことです。さらに

Additionally, first-year students arriving from distant locations may receive a travel allowance to partially defray the cost of necessary travel.

渡航費までくれちゃう。何?このVIP待遇は?母国日本にいてもここまで親切にしてくれる人なんかいませんよって。いやー、私なんてそこまでしていただく人材じゃありませんってば、あはは・・って。

とりあえず受かってしまえばお金の問題はないのです。あとは在学中にがんばれるか。さらに卒業後の仕事があるかに興味は移ります。

その前に学校選びの話もしておかないと。

大学の序列

日本にいると、普通の人は東大が日本一って認めてくれます。個人的には京大は好きだし、研究レベルで見ると東北大あたりも悪くない。早稲田・慶応へのコンプレックスもありますけど、アカデミックというレベルで見ると国立にはまったく敵わないと思います。だから、研究機関として見ると日本のトップ大学ってそう多くない。

その点、アメリカはやっかいです。まずBIG3と言われるのが、Harvard, Yale, Prinstonです。

Harvard

アイビー・リーグの一校。2007年の世界大学ランキングでは単独1位であった。[1](The Times Higher Education Supplement)。7人のアメリカ合衆国大統領を輩出している。またノーベル賞受賞者を多数出す(1974年以来19人の教員が受賞)など世界トップの研究機関のひとつでもある。モットーは”Veritas”(真実)。スクールカラーはクリムゾン(赤系統)。マスコットはJohn Harvard。

大学の中核はボストン近郊、ケンブリッジのハーバードヤード(Harvard Yard)を中心とするケンブリッジキャンパスであり、マサチューセッツ工科大学のキャンパスからは3kmほどの距離にある。キャンパスは、ボストン市内のオールストン(Allston、ビジネススクール)やロングウッド(Longwood、メディカルスクール)にもある。付近には60を超える大学があり、ハーバード大とマサチューセッツ工科大のノーベル賞受賞者を合わせると累計100人(ハーバード40人程度、マサチューセッツ工科大学60人程度)を超えるなど、世界有数の学園都市を形成している。

言わずと知れた、泣く子も黙るハーバード大学です。あんまり留学に興味のない人でもハーバードを知らなきゃDQNでしょう(YaleやPrinstonは知らない人が案外多いらしい)。

Yale

アメリカ東部の名門大学群アイビー・リーグに所属する8大学のうちの1校である。US NEWS RANKINGS(学部課程のランキング)では毎年ハーヴァード大学、プリンストン大学と共に3位以内に入り、米国を代表する名門大学として不動の地位を保っている。これら3校はBIG3と呼ばれ、また頭文字を創立年順に並べてHYPと略記されることもある(西海岸の名門スタンフォード大学を加えたBIG4、HYPSという略称も用いられることがある)。2006年度には、イェールの学部課程の合格率は一桁台で全米で最も低かった。イェール大学は米国内だけでなく、世界でも最高の名声を得ている大学の一つである。イギリスのタイムズ紙が発行しているThe Times Higher Education Supplementの「世界の大学ランキング」では2位となった(2007年度)。自然科学分野でも多くの専攻で全米ランキング及び世界ランキングの最上位を占めるのは言うまでもないが、人文科学、社会科学分野での評価がとりわけ高い。大学院レベルでは、特にロー・スクール(法科大学院)が全米最難関として知られる。

これ公式サークルなんですか?もしかしてリア充大学?いやーん。

Prinston

アイビー・リーグ (Ivy League)の大学8校のうちの1校。USNews.comが毎年行っている学部ランキングでは、1、2位に位置しており、2006年度は単独で1位でありながら、TIMESによるThe Times Higher Education Supplementの世界大学ランキングでは常に上位にランクされている。学生の教育と最先端研究との両立を成功させている数少ない大学といわれている。

特に物理・数学(同大学が発行する数学誌Annals of Mathematics(英語版)は数学専門誌のなかでも最高峰に位置する。)の分野で世界トップ・レベルの研究を行っており、同大学の30-40人のノーベル賞受賞者(卒業者を含む)の内、約20人が物理学賞の受賞者である。現在では、フェルマーの最終定理を証明したことで著名な数学者である、アンドリュー・ワイルズ教授が教鞭を執っていることでも有名。 また、社会科学・人文学でも著名な教授が多い。経済学部では2002年度にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンが現在も教えており、また人文学においては、93年にノーベル文学賞を受賞したトニ・モリソンが、2006年度まで、文学やパフォーミングアーツの授業を教えていた。黒いリスがキャンパスを駆け回っている。

先進国の中でも米国の私立大学、とりわけアイビー・リーグ全般にいえることだが、特に本校の学費の高さは有名であり、いわゆる「良家(富裕層)の子弟」も多数在籍することから「お金持ち大学」と揶揄されることもある。しかしここ数年は生徒に積極的に奨学金(Scholarship)を出したり、学費補助(Financial Aid)をしており、またアイヴィー・リーグでは初のNo Loanシステムを実行した。このことにより、卒業後のローン返済に悩まされる学生がいなくなった。


学部のレベルに定評のあるプリンストン大学。今から学部に入るのも悪くはないけど、学士号コレクターでもないし大学院にしておこう。

Stanford

BIG3は東海岸に集中しているので、西海岸のスタンフォードを入れてBIG4と言う場合もあるらしい。こちらも名門大学。

東のハーバード、西のスタンフォードといわれるように、米国屈指の名門校としてその名を世界にとどろかせる。また、東海岸の三大名門校、ハーバード大学、イェール大学、プリンストン大学と並びしばしばBIG4とも称される。USNews2008での学部課程での総合ランキングでは全米4位。理系文系ともに高い評価を受けており、大学院レベルでは様々な研究を世界の中心となって行っている。日本ではアイビー・リーグのハーバード大学、イェール大学等に比べ、その存在がアメリカにおけるそれより薄れる事は確かであるが、入学難易度でもアメリカの大学のトップクラスである。他のアメリカの名門大学もそうだが、特にスタンフォード大学は勉学だけでは入学できないというのが有名でもあり、スポーツ、音楽、ボランティア、コンテスト、ある機関のリーダー等々の勉学以外での実績がかなり問われる。

あー、はいはい、リア充至上主義大学なのね。つか、就職活動以前からリア充じゃないとダメなんて何とかしてくれよ。