個人で電子書籍出版するために色々調べた

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まずはコメントのお返事をします。

POSTED BY MR.T ON 2010年11月20日
欧米のグーグル、スカイプ、ツイッターが成長したのは、そのサービスに投資をしてくる投資家がいるから
と「フリーのカラクリ(光文書)」に書いてありました。
日本のIT企業が成長しないのは、有用なコンテンツでも利益を出すまで育てていく仕組みができてないのが
理由だと思います。
だから、起業しやすいというIT関係の業種は利益がすぐ出なければ投資家たちが見限るので
成長がさせにくいのでしょう。
そうなると結果として、このブログに書いてある通り詐欺的なことをするIT企業がふえてきてるのでしょう。
日本はITでアメリカに負けてるとか言われてますが
日本がつくるまともなITのコンテンツが作りにくい仕組みになってるのが問題だと思います。

投資家の話とかコーポレートガバナンスになると日本は本当にお粗末だと思います。おいらも日本の会社の株を買いたい気分になることはありません。よくマネーゲームと揶揄されるけど、マネーゲームにならざるを得ない雰囲気を作り出しているのは日本の社会そのものだと思っています。例えば解散価値を下回るPBRの株は山ほどあります。普通ならハゲタカが群がってきて株を取得してひどい目に遭いますけど、過度な買収防衛策があるためそれもままならないわけです。大企業ですら乱暴な増資は日常的にしていて、株主は財布と言われますけど、まさにその通りで財布になりたくなかったらデイトレとかスイングトレードになるのもわかります。長期で持ちたい株がない。

とはいえ、それだとベンチャーは出てこないし、就職活動をする学生は既存の企業に就職するしか生きる道はないと途方に暮れます。そこんとこ何とかならないかなー。

個人で電子書籍出版するために色々調べた

ニートが電子出版で起業する計画ですが、絵師さん候補が何人か集まりました。みなさま、ありがとうございます。引き続き頑張っていきますのでよろしくお願いします。本をクリックすると特設ページに飛びます。

コンテンツ自体は才能のある作家さんとか、その卵が寄稿してくれれば何とかなります。ここでは経営側の問題点として、決済手段について述べます。

直接物販をするのはとても簡単な方法で、品物を渡してお金を受け取るという単純な作業で決済が完了します。ところがネット上になると現金を直接貰うことはできません。だからといって銀行振り込みなんかのダサい方法をとると、よほどコンテンツが魅力的でもない限りはお客さんは逃げてしまいます。逸失利益がすごいことになりそう。そこで少し合理的な方法を考えます。

PayPal

PayPal(ペイパル)はインターネットを利用した決済サービスを提供するサービスです。PayPalには個人アカウントだけではなく、個人事業向けのプレミアやもっと大規模向けのビジネスアカウントがあります。ショッピングカート機能もあり、これを利用するのが簡単かつ信頼性が高いと思います。個人もどこの馬の骨かわからない企業にクレジットカード番号を預けるのは嫌だし、こっちも預かりたくありません。個人情報保護とかのややこしい問題にはできるだけタッチしたくないからです。PayPalはこの辺をスマートに解決しそうです。

ただ、色々見ているのですがいまいち判然としないこととして、PayPalって登録しなくても買い物できるのかということです。昔、何かを買おうとしたときにアカウントを取得した経験がありますが、今でもアカウントを取らないと決済ができないとしたら非常に不便です。これはテストしてみれば解決するのですが、日本ではまだPayPalって情報もユーザも少ないようで面倒臭いです。

コストは40円+3.6%です。100円の物を売ると44円のPayPal税を取られることになります。うーん、これは痛い、半分近く取られることになります。章ごとばら売りはやはり難しいのかなあ。1,000円くらいの物を売るなら実にお手軽でよいと思います。

FastSpring

クラウド化の時代だとオフィスを持つ必要がだいぶ減っていて楽になります。ファイル共有にはDropboxが便利だし、ストレージが欲しければAmazon S3がリーズナブルです。クラウドのいいところは突然の負荷のときにも柔軟にリソースを割り当てることができる点です。閑古鳥の鳴いているときは最小限に、何かで話題になった(ホッテントリに入った、Yahooのトップニュースで紹介された、有名人がTwitterで何か言ったなど)ときには一時的にリソースを増やすことができます。

話がそれましたが、ショッピングサイトと支払いにはFastSpringが多く使われているようです。これはシェアウェアの決済に何が使われているかいくつか見てみたところ、FastSpringであったケースをちらほら見たからです。主に英語でのサービスですが、日本からアクセスしたら日本円で決済ができるような表示が出ました。

iBookstore

本命だと思っているけど日本ではサービスが不透明なiBookstoreです。既得権団体がごねていて、音楽も数年遅れで始まったことを考えると前途多難かも知れません。

iBookstoreは「iBookstoreでの出版顛末記」という大変秀逸なまとめ記事が役に立ちます。この方はPDFではなくePub形式(今のePubだと日本ではダメだろうなーと思う、縦書きとか)を採用したようなので前半はあまり関係ないのですが、後半の登録については有用です。詳しくはそちらを見て下さい。

注意すべきなのはU.S. Tax IDが必要な点。そのためW-8BENを取得する必要があります。W-8BENとは、米国内に居住していない人が米国源泉税を免除してもらうための書類です。これをアップル社に送らないと米国と日本の両方で課税されてしまいます。他にもEIN(米国納税者番号)が必要になってくるらしい。これがまた大変だと聞きます。税金を取る側なのにどうして殿様商売なのかなー。いっそアメリカで起業した方がいいのかも知れない。

その他、電子書籍販売業者を頼る

eBookJapanなどのサービスがあるので条件が折り合えばこちらから出すという手もあります。

いずれにせよかなり売上をさっ引かれることは間違いないので、できることなら全部自前でやるに越したことはないのだけど、そんなことを言っていたらいつになったら事業を始められるかわかりません。

ニートの身としてはいくつか実績を作りたいというのもあります。さほど儲からなくても職歴なし既卒ではなくて零細企業の経営者だったことにしたい思いもあります。

参考になりそうな本

買っていません、面白そうだと思った物を備忘録として残します。

Word, Pages, Sigil, InDesignでの作成方法から決済に至るまで色々書いてあるそうですが、書評によると『ただし「売り方」に関しては著者自身迷っているのか、モヤモヤした感じが残ります』だそうです。

PayPalについてさくっと分かる本がないかなと思って調べていたら出てきた本。目次を見たところPayPalのことはちょっとしか書いていないようだけど文庫でそう高くないから買ってみようかなと思います。

IT起業はお金があまりかからなくていいけど、だからといって完全にこうしたファイナンス的バックアップに背を向けているのも損かなと思って読んでみたい本。

今年も就職事情は悲惨で、しかもネットを見ると『【超氷河期】 大学生がハローワークに殺到 一ヶ月3万人 「自然に涙がこぼれる日々です」』とか『就職氷河期・・・ 昭和女子大(東京)4年の女子大生(22)、40社受けても面接は2社「自然に涙がこぼれる」』で日本人が日本人の足を引っ張っている有様だと、リスクヘッジとしてこう言う視点は大事かなあと思います。

オフィスを持たずに仕事をするにはクラウドというのはかなり便利になってきて、そういうトレンドは知っておきたいもの。少し前まではおいらも「今更ダム端末時代に戻るのか」と時代に逆行する感じで嘆いていたのだけど、今になって思うとリソースを自由に割り振れるとかメリットも多いことに気づきました。

1 個のコメント

  • 教科書レンタル業についてはどうお考えですか?単位のために、どう考えても必要ないだろ・・・って本も買わされると聞きました。しかも高い。

    ところでホテルの仕事を辞めてしまいました。泊まりの仕事(勤務地までは会社の車で移動できるものの往復4時間掛かり、手当は勤務時間を3時間上乗せのみ、つまり宿泊手当などはなし)を承諾なしに入れられ、反発したところ全面服従が辞職かを迫られ後者を選びましたが、学費のために一年間で100万円ほど貯めなければいけないので困りましたwこのままだと求人雑誌に乗っているような仕事をすることになりそうですが、関西在住(東京でない)ということもあり時給は1000円を切るものが多いです。昔々しょぼい旅行情報サイトを運営してたことがあるのですが、最大でも月に2千円程度だったので、ネット広告系でも難しいでしょうしねー。

    とりあえず仕事は生活のリズムを整える程度に入れて受験勉強に励み、合格して寮に入り、学資ローンと学費免除の申請をしつつ入学後バイトをする、という方法の方がいいのかも知れませんね・・・。

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