就職のために今の時期にやっておいた方がいいこと

広告

まずコメントのお返事をします。

POSTED BY RINSAN ON 2010年11月8日
電子化「も」なされるべき,でしょうね。
国会図書館について無知なのですが,資料の貸し出しではなく保存も目的の1つなら紙媒体が圧倒的に有利かと。
記録媒体のソフト・ハードのフォーマットに関わらず回覧できますから。

そうですね「も」です。

これ、オライリーの英語版ですけど、製本したものをオマケとしてつける形でいいのではないかな。

就職のために今の時期にやっておいた方がいいこと

ニートが何を偉そうにと言うかも知れないが、まあ自分のブログなので好き放題書かせてもらう。

毎日新聞に「就活:大学3年生、本格的にスタート 合同説明会に3万人」という記事が載った。

大手総合商社のセミナーに参加した明治大3年の男子学生(20)は「周りの友人も動き始めているので(就職活動は)やらざるを得ない。採用は大手企業から始まるので順番に受けるしかない」と話す。大阪市の中堅自動車部品メーカーの人事担当者は「採用に向けた準備期間が不十分になるなど、早期化は困る。だが国際的な競争が激しく、優秀な学生はほしい。主要企業が早く動けばついていくしかない」。

説明会漬けはよくない

まず説明会に参加するのはある程度は雰囲気を知るためにいいと思うけど、あれはちっとも内定には結びつかない。最初の頃に少しだけ参加するのはいいけど、50社の説明会に行きました(きりっ)と言うと頑張っていると自己暗示がかかるかも知れないけど、実はちっとも頑張っていない。そうやってみんなと同じことをして時間を浪費しても内定には近づかないし色々疲弊するし、ろくなことはない。

まず説明会では非常に漠然としたことしか言わない。これを聞いても志望動機にはならない。GD(グループディスカッション)でやたらと専門用語を並べ立てる人を見たことがあるけど、説明会で聞きかじった知識を自分の意見のように言っている。これはよくない。説明会で話される知識はライバルは全員持っていると思うべきだ。

就職に向けた知識の情報源

じゃあ、説明会に出ないとライバルに後れを取るのでは?と思うかも知れないけど、元々説明会ではそんなに高度なことを言わない。学生をバカだと思ってやっている企業も多い。「○○って学生の皆さんはご存じないと思いますが~」とか言いながら、そんなの普通は知っているだろうというものがたくさんあった。普段からあまり勉強していない人は新鮮かも知れないけど、ここで聞いた話をドヤ顔で喋っても差別化にならない。そういう話が知りたければ、企業のIR情報(投資家向け情報)のアニュアルレポートでも見た方がいい。

いま企業がどういう状況で、どこでどういう収益を得て、これからどういう分野が大事で、どっちに行こうとしているかがわかる。

投資家向け情報は結構便利で、企業の出している情報だけではなく、四季報とか、あるいは証券会社が作成しているレポートなんかも役に立つ。経産省の白書なんかも色々な産業についてのレポートとしては便利。

経済ニュースもテレビ東京のWBSと、余裕があるなら朝のモーニングサテライトを毎日見ておくといい。レコーダがあるなら予約録画をしておけば毎日勝手に録画される。持っていないなら買ってもいいレベル。

少し古い世代のものしか持っていないが、機種は東芝は動作が遅くて洗練されていない。使い勝手が悪い。ソニーは動きが機敏でさくさく使えるので、たぶんソニーがいいと思う。二番組同時録画は必須だけど、それ以外はどうでもいいと思う。今時HDDが320GBはないよなとは思うけど。

繰り返すけど、ある程度説明会に出るのはいいけど、説明会漬けになっているのを「俺、頑張ってる」と勘違いすると内定はどんどん遠のくと思う。情報が欲しければネットで見られる。

文章の練習をしよう

今の時期に何かやりたいと思ったら文章の書き方を練習をした方がいいと思う。周りの人のES(エントリーシート)をたくさん見たけど、ストレートに言うと小学生の作文みたいなのがかなり多い。文章の上手い人の本でもWebページでもいいから色々読んで、その中でこの人の文章は好きという人を決めたら、さらにその文章を読んで真似して書いてを繰り返すことが効果的。基本的な文章のルールの自信がなかったら1冊本を読んで覚えておくといい。あと自分の意見で発言する習慣をつける。誰かが言っていたことを自分の意見であるかのように言わない。よくあるESのように、誰が書いても同じようになるような志望動機は書かない。

優秀な人とは何かに帰結するんだけど

批判を恐れずに言えば、企業は学生をバカだと思っている節がある。SPIなんかも中学入試程度だし、実際に小学生程度の大学生は多い。だから小学生レベルとなめられているところから脱却すると他の人と差別化を図れるのではないかな。

結局、優秀な人とは何かに帰結する。企業が「国際的な競争が激しく、優秀な学生はほしい」と口先だけでは言うけど、企業自身が優秀な人材について分かっていない(分かっているなら採用活動をコンサルに頼んだりしない)から問題なのだけど。

学生の時点で優秀な人とは常に情報をたくさん取り入れて自分で表現する習慣を持っている人と言っていいと思う。勉強することが苦にならないと言ってもいい。ただ、説明会で普通は知っているだろうという知識を学生は知らないだろうとか言ったりすることから、どうも企業側は学生は一般に勉強をしないと思っている節がある。また、勉強する学生を評価しない。体育会系的なバッドノウハウで力尽くで解決する人が期待されているようだ。漫画で言えば明智警視より剣持警部が求められている。

とはいえ、そういうことでは国際競争は乗り切れないのは必至だ。なんだかんだで途上国の上位層は優秀だし、国際競争をする場合には問題の本質に触れずに回避する方法だけではとても太刀打ちできない。だからこそ、常にたくさん情報を取り入れる習慣のある人が求められるはずだと思っている。

というわけで、就職活動で何をすればいいかおいらなりに言うと、学校サボって説明会漬けになるのではなくて、日頃から情報をたくさん浴びてアウトプットする練習をしておくことである。生まれてからずっとその習慣のある人に数ヶ月で追いつくのは難しいだろうけど、それをしないで《醜活》に走ってしまった人に差を付けるには十分である。

2 件のコメント

  • 説明会に行きまくっても大して情報量増えないのは同意です。アニュアルレポートは就活に関係なく読んでて楽しいですよね。

    ただ、就活生の間で”説明会に行った回数がカウントされていて、どうやらそこで志望度が試されているらしい(特にメガバン)”という話があり、これが困りものです。僕もいくつか説明会不参加企業にESを出しましたが、あっさり落ちました(単に出来が悪かったのかもしれませんが)。ここでも効率性より精神論が幅を効かせている気がします。

    前のエントリで触れておられた就活デモですが、今年は札幌、東京、大阪、愛媛で開催予定です。今のところ(@東京では)関係者に過激な活動家の方はいらっしゃいません。遺伝子組み換え関係の話は知りませんでしたが、三里塚に関しては心当たりがあります(ちなみに僕はGM賛成派で三里塚も快くは思っていません)。いずれにしても、こういった活動をする際は十分注意しなければなりませんね。。。

  • 私の印象では企業の説明会は、単なる通過儀礼だと思っています。
    「周りの企業は説明会をするから、ウチもしないといけない」思考になってるかもしれません。
    これは、リクナビなどの弊害かもしれませんが・・・
    もちろん、説明会の態度などをみて選考をしてる企業もあるかもしれません。
    もうひとつ、筆記試験が一般常識にとどまっているのは、
    別にほとんどの企業が専門知識をもってなくてもいいという判断だと思います。
    その証拠に求人の多くは事務や営業などになっており、日本はものづくりの国と言われてますが技術職は少ないと思います。
    多くの人が専門職につくことができないので、営業や事務などの専門知識がいらない職種に応募します。
    そして、そのような職種に必要なのは企業が言ういわゆる「コミュニケーション能力」だと思います。
    だから、就活にはコミュニケーションが必要といわれるのではないでしょうか。
    私自身、優秀な学生でなかったので、学生は優秀だというのは分かりませんが
    勉強をする学生を企業は評価しないのは同意します。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください