大学生・専門学校生の1/8が中退しているらしい

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確かWBSだったと思うけど、そういう報道がありました。特に裏は取っていないので本当かどうかはわからないけど「大学生の中退防止に取り組む学生NPO団体」にも同じようなことが書いてあります。年間13万人が中退するとのことです。

新卒でNNTになってしまう人の他に13万人もこうして人生ハードモードになる人がいるということです。

既卒はゴミの法則

今までは大学を既卒になって就職活動をするのが非常に困難だということを見て来たのですが、たとえば大学を卒業して大学院に入るけど中退するとやはり大学既卒になってしまいます。中には内定を貰ったものの大学院を留年して、大学卒に切り替えてもらい、大学院は中退して入社した人もいます。その場合は大学既卒なのに入社できた点で企業側が柔軟に対応したのですが、そういうのは認めないという企業もたくさん見てきました。大学院を留年しそうなので企業に相談したら、中退したら既卒だから内定取り消しだと言われて必死で卒業した人を数名知っています。

さて、大学・専門学校中退でも構図は同じで、高校の新卒で就職することができないので既卒扱いになってしまいます。番組では二人映っていて、二人とも非常に困難な人生だといいます。幸い、一方は大学に再入学して「新卒」として仕事を見つけたようですが、もう一方は前途は暗そうでした。

年増 v.s. 既卒

色々な企業を見てきたけど、ほとんど全ての企業において、年増の方が既卒よりはるかに扱いは優しいと思います。と言っても不可触賎民と畜生の扱いの差程度で、どっちもひどい扱いには変わりないのですが。

いくつか確認した中でも、年増でも既卒でなければOKという会社はたくさんあります。表だって年増はダメという会社は多くありません。実際は年齢フィルタのある会社は多いのですが。例えばオンラインエントリで年齢を書くと全部説明会が満席だとか。

ともあれ年増はそうした選考をする企業を避けて受ければ、やがて受かる可能性があります。だから、中退しても再び進学をして「新卒」として受ければ内定が取れるかも知れないのです。番組に出演した二人の中退経験者も片方はそうして活路を開きました。

中退は最悪の選択肢ではない

今になって思うと無理に大卒になる必要はないと思います。策もないまま中退してニート化するのはよくないけれど、同様に無為に大学や専門学校生活を送って時間を無駄にするのも同様によくないと思います。ただ、大卒という学位には一定の価値があります。大卒でないと応募できない仕事もあるし、海外での就労許可のハードルが学部卒で急激に下がるところもあるからです。

仮に大学2年生で学習意欲がなくなってしまったとします。あと2年余りを嫌な大学で過ごして新卒で就職するのは無難な方法です。策もないまま、社会的な後ろ盾を失うのは危険だからです。

もし確固たる技術を持っていて、中退しても問題なく働けるというならさっさと中退してもいいでしょう。絵を描けるとかプログラミングができるとか、技術そのものに仕事がついてくるようなものがあれば何とかなると思います。起業したい人も時宜を逸さないうちにやったほうがプラスになるかも知れません。

卒業まで無難に過ごすデメリット

ほとんどの人はとりあえず卒業するのが安全です。やる気が減退してもなんとか食い下がって、3年生になって就職活動をすれば普通の人生を歩める可能性が高いからです。

日本ではほぼ既卒を認めないので、無事に卒業して無事に仕事を続けたらまとまった時間が取れるのは定年退職後ということになります。終身雇用が崩壊して40歳くらいで放り出されるかも知れないけど。これが無難に卒業するデメリットです。無難に生きると無難な人生が待っている可能性がありますが、逆に無難な人生しか歩めなくなるリスクがあります。昔のように積極採用・終身雇用ならばリスクを冒してもメリットは大きいけど、今の場合はどうだろう?NNTで路頭に迷うかも知れないし、一生の生活が保障されるわけでもないし。

色々考えたのだけど、学習意欲喪失で中退をするというのはギャップイヤーの取り方の問題にたどり着くと思います。そのギャップイヤーを有意義に使えれば中退は成功だし、失敗したらニートまっしぐらです。1年何もしないでいい時間があったら、かなり思い切ったことができるし、漠然とでも何かしたいということがあるのであれば中退もいいかも知れません。繰り返すけど、大学卒業しても人生が保証されるわけじゃないのだから、思い切り生きるのも悪くないと思います。

追記:計画的休学

いきなり中退するよりも休学のほうがいいと思います。逃げ道を作っておくわけですが、特に中退と比べて失うものもないはず。休学中に学費がかからないことを前提としていますが。

大学は正規の4年に1年の休学を入れて5年としてもいいと思います。浪人していたりすると年齢がやばいことになるかも知れないけど、大学の行事に拘束されない1年間を大学在学中に持っておくのは色々と幅が広がるでしょう。

人並みのルートに戻りたい場合は学部卒段階で24歳(+2)を越えないことが目安です。

5 件のコメント

  • 数年前まだ景気が良かったころ、
    23歳の既卒の友人が就活で苦労してた一方で、
    留年しまくり26歳の新卒の先輩がフツーに内定をもらってたのを思い出しました。
    既卒差別の不合理を示す好例かな。
    新卒を優遇する理由の一つ「若い人材がほしい」は彼には当てはまらないし。

  • 今はもう、新卒ですら就職が難しくなってきましたからね。中退者なんてそれこそ人間扱いされないでしょう。
    企業がそういう人達を求人しないなら、政府が雇ってほしいものです。

    一体いつになったら、そういう救済策を作成して、実行するのやら……。

  • オナニートさんは、今もどこかでバイトはしてますか?
    自分は契約社員なんですけど、上司の一人に激しく嫌われています。
    契約直後で仕事のできないときの教育係だったので、使えない奴という印象のまま固まっているのかもしれません。
    他にも性格の合わなさ(私は明るくて不注意の多いADHDタイプで、上司は無口で無愛想なアスペルガータイプです)や、上司と仲の悪い人たちに可愛がられている(その上司は準社員、契約社員など部下には全員に嫌われている/上司の上司の受けはいい)というのもあるようです。

    無知をあげつらうための確認の質問や、露骨に冷たい反応など腹の立つことばかりです。
    なるべく喧嘩せずやっていきたいんですが、理不尽な嫌がらせもむかつきます。
    いい対策や処世術などありますか?

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