今日もだらだらと書き散らすにゃ

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まずはコメントのお返事をします。

POSTED BY あ ON 2010年7月1日
英語は重要ですね。僕も今度海外の学会発表に(たぶん、まだアブスト段階です)出るのですが、
英語の勉強(特にオーラルプレゼンテーション)にオススメの本とか教材ってのは
ありますか?書籍でなくても、このサイトがオススメ、とか、このCDがオススメとかでもいいです。
使えそうなやつで有名どころなら学校の図書館にもありそうなので、できれば教えてください><
ちなみに学会は台湾でやるので、もし行けるんだったら現地の雰囲気等をいっぱい感じ取ってきます。

おいらも別にプレゼンが上手いわけではないのですが、基礎的な心得と変な既成概念にハマらないことではないでしょうか。基礎的な心得はちゃんと原稿を作ってリハーサルをするとかです。特に英語の場合は念入りに原稿を作って暗記するほど読み込んでおかないと難しいと思いますよ。というか、プレゼンってなんで人間が喋る必要があるんだろう?って常々思っています。NHKのドキュメンタリーなんかはアナウンサーとか声優が喋っています。同じような内容でも放送大学とは違って聞きやすい。失礼にならない程度に事前に録音したものを再生するのでもよさそうだけど、なぜ誰もやらないのかな。

既成概念といえば、プレゼンの資料作りを「パワポ作った」という人が多いのだけど、これは危険信号のような気がします。手段と目的が入れ替わっているし、PowerPointを作るのではなくPowerPoint《で》作るのですから言葉としても変です。

ホリエモンがブログで東大生のプレゼンについて述べていて

まずは学生が6チームに分かれてプレゼン。プレゼンみてて思ったこと。なんで、みんなパワポとかでプレゼンしてんの?なんか出来ない中小企業のサラリーマンじゃないんだからさ。一チームだけkeynoteらしきものでプレゼンスライドを作ってきてて、イメージよかった。プレゼンのテンポはさすがに頭の回転の速い東大生らしい。きっちり時間通りに簡潔にプレゼンしてた。
(中略)
というわけで情け容赦なくランキング付けをした。ただ彼らは負けん気が強いので私の指摘にもすかさず返しを入れてくる。さすがに頭の回転が速い。でももっと「おっ」と思わせるものが出てきてほしかった。考える力はあると思うのだけど、ありきたりのプランになってしまうのはどうしてなんだろうかね。常識に縛られてるのかな?

と書いてあって、ポイントはPowerPointを使う奴が多いこと、東大生は頭の回転は速いけど常識に縛られすぎであることでしょうか。この2つは実は重なっているのかも知れません。常識に縛られているからPowerPointしか思いつかないわけです。

PowerPointは手段なので、これをKeynoteに替えたら劇的によくなるはずもなく、単にプレゼン=パワポ作るという発想だとできあがったものもありきたりになるのではないかと。ちゃんと考える人がPowerPointを使えばいいものができるはず。

プレゼン関係の本は最近はこれが面白いです。きれいなページをふんだんに使ってイメージを伝える本で、いわゆるプレゼンの本と違って単に読んだだけではあまり身につくものはないと思いますが、お勧めです。おいらなら、これらのサンプルを自分で真似して作ってみることをします(しました)。デザイン系の本はだいたいそうやって実践します。手に入らない素材は適当に別のものを使いますが、単に見ておしまいにしないことが身につけるのに大事だと思います。

保守について

なんか「保守」という言葉を理解していないで使う人が多い。直接のきっかけは「痴呆化する保守」をホリエモンが取り上げていたことだけど、Twitterでも「保守」という言葉はよく見かけるし、よく批判される。頭が固いと。

あと自称保守主義の人もほとんどは実は保守主義とは言えないような気がする。日本にも少し前にあったよね、保守ぴたる。

おいらが保守という言葉を聞いて最近思い浮かべるのは日本郵政グループ(金融2社ではなく特に郵便事業とか郵便局)。ここは「あたらしいふつうをつくる」を標語にしている。あたらしいふつうを作りそうな気概は感じられないけど、一応はユニバーサルサービスを維持・改良するために新しい事業を作ることを目標にしているらしい。

郵便事業なんてのは先細りのビジネスで遠からず行き詰まるのは目に見えている。今時物理的なデバイスをやりとりするって遅れているから。だけど、実際には物体を輸送しないといけないケースはなくなることはないだろう。だから先細りのビジネスだからといって、潰してしまうわけにはいかない。でも採算は取れない。じゃあ新しい稼げるビジネスをやって、そっちの利益で赤字事業を補填しようと言うことになる。

守るべきものを守るために積極的に新しいことを行う

政治における保守主義も守るべきものを守るために積極的に新しいことをする姿勢があるとされる。守るべきものはいわゆる伝統的な知恵の積み重ねである。人間は頻繁に失敗するものだから、歴史に裏打ちされた枯れた技術とか制度を軽視すべきではないというのが保守主義者の基本的スタンスだと理解している。伝統は重視するし、新しいものは何か大きな欠点があるのではないかと警戒するが、必要なら新しいものを求めていく姿勢である。

新しいことを拒否して何もしない、反対ばかりするやつは保守主義者と呼ぶには値しない。こいつらは単なる老害でしかないのだから。

IT系でも保守主義思想みたいなのは結構ある。例えばサーバは落ちたら困るので枯れた技術で作ることがよくある。最新のパーツとかOSを積極的に採用して何かトラブルがあるよりは、ずっと安定して動いてきた実績のあるものを大事にする。そうした資産を守るためには新しいことに手を出すこともある。

パナソニックが採用の8割を外国人にするらしい

海外ニート氏のブログで見つけたのだけど「パナソニック採用の8割外国人 大学生就職深刻になる一方だ」という記事。

パナソニックの場合、10年度新卒採用1250人のうち海外で外国人を採用する「グローバル採用枠」は750人だった。11年度は外国人の割合を増やし、新卒採用1390人のうち、「グローバル採用枠」を1100人にする。残る290人についても、日本人だけを採るわけではないという。大坪文雄社長は『文藝春秋』10年7月号のなかでこうした方針を示し、「日本国内の新卒採用は290人に厳選し、なおかつ国籍を問わず海外から留学している人たちを積極的に採用します」と述べている。

海外ニート氏は社畜主義に染まりにくい外人を安易に入れたら大変なことになるぞみたいなことを述べているけど、おいらは別の点が気になった。これって一種の人種差別ではないの?わかりにくければ、グローバル採用枠を「男(女)採用枠」に日本国内の新卒採用を「女(男)採用枠」に置き換えてみるといい。本人の努力ではどうにもならないところで勝負が決まる不条理な採用ではないのかな。

この文面だけではよくわからないけど、新卒採用1,390人のうち1,100人は日本人以外から採用する。残りの290人は日本人もエントリしていいけど、外人もエントリしていいので290人の枠が保証されているわけじゃない。ざっくり200人くらいしか採用されないとすると、新卒者の日本人比率は1/7くらいになってしまう。

日本人に生まれたら負けの時代が到来するのか

日本人に生まれたらパナソニックに就職するのは狭き門になる。パナソニック以外にも職はあるから、そっちに行けばいいのだろうけど、この傾向がどんどん広がっていったらどうすればいいのか。

例のフィンランドの高校に行った子や、チョートに行った子のように日本人でも自ら努力してドメスティックな人材にならないように心がけることは可能なのだけど、おいら自身、就職活動で失敗するまで日本では生きていけないから海外に行こうなんてことは考えなかったから、他の人もほとんどはそんなのは難しいと思う。

とすると、親の仕事の都合とか環境的要因で国際性が身につけるのでなければ将来は厳しくなる。親は選べないので、積極的な策は早い段階、中学生くらいの段階でたとえ一人ででも海外に出て行く決断を迫られる。これも親が反対するかも知れないけどね。海外は就職してから行きなさいみたいに言ってきたりして。中学生とか高校生の子供を一人で海外の学校に通うことを認める親ってすごく物わかりがいい。普通はそんなによくないよ。

国際性を身につけなかったのは自己責任みたいに言ってくるやつがいるかも知れない(そういえば、最近自己責任論をあまり聞かなくなった気がする)けど、子供の頃からそんな責任を負わされるのは酷だと思う。

のうのうと進学して、さて就職活動でもしようと思ったときに「日本人は無能ばかりだから、優秀な外国人を8割採ります」という企業ばかりだったらどうすればいいのだろう?日本人に生まれたことが運が悪かったと諦める?

日本人は無能ではない

客観的に日本人は世界でも指折りの優秀な民族ではあると思う。色々なところの第一線で活躍する日本人は多いのだから、日本人が劣った民族であるような風潮はおかしい。あと基礎学力も高いし勤勉な人も多く、コンビニバイトの高校生だってちゃんと働く。ちゃんと働くの意味は社畜みたいなネガティブな意味ではなく、素直に評価している。

日本人はトップ層は世界で伍していける能力があるし、かと言って分散が大きい(一握りのエリートと大勢のバカがいる)わけでもない。平均が高く分散は比較的小さい。おいらの目から見て脅威なのはポーランドとかロシア、ウクライナなど。中国は人口が多いから優秀な人も多いけど、実はそれほど脅威ではない。日本は世界のトップ10に入るポテンシャルはある。たぶん上から見て5番目くらい。

では、なぜ日本人だけ採用していては国際競争に勝てないから優秀な外人を採ろうという話になったのか?これだけNNTやワープアが溢れていて職を求めている日本人が多いのに、日本人が受けられない枠を大きく設定して、残った小さい枠を日本人と外人で取り合わなければならないのか。

これはおいらの仮定(たぶん正しいと思っているけど)なのだけど、採用が悪いと思うよ。変なリア充採用みたいなのを繰り広げて反知性主義を蔓延させて、結果的に社員の質が下がったのだろう。そして企業は採用のやり方には疑いを挟まず、日本人がバカになってきていると判断した。

外人枠なんか要らないのに

同じ枠で競争させれば、もし外人が優秀なら日本人を蹴落として多く採用されるはず。それでいいんじゃないの?外人にはリア充採用しないから同じ枠では勝負させにくいのだろうか。それとも、グローバル採用をしてもリア充採用を続けるの?だとしたら何も変わらないと思う。

4 件のコメント

  • >保守について

    保守と現状維持を履き違えてる人は少なくないでしょうね。
    既存の政治団体は、右も左も、現状維持、既得権擁護しか頭にない連中ばかり。
    そういう意味では、右vs左の対立って、プロレスみたいなものかも。
    リングの上では激しくやりあうけど、試合後は仲良くビールをクイっと、みたいな。

  • 外国人労働者を今の日本企業が使いこなせるはずもありません。サービス残業のようなブラック使用方法は通じないのですから、外国人は。

    今まで日本人労働者に甘えてきたつけは、経営層や上層部に回ってくるでしょう。そしてもしも外国人労働者ばかり優遇してたら、必ず痛いしっぺ返しがきます。

  • パナソニックの話は、現地採用各国で多いよ、という意味ではないかと思います。
    現地在住者に限っていないようなので、現地採用という言葉が当てはまるかどうかはあれですが、日本以外で働きたい人は、最初からそういう前提で日本人じゃない人を取っていきますよと。
    ただ、日本という現地では、日本人だけ取るわけじゃないよ、日本にいる外国人も日本で採用しますよ、という意味合いかと。
    逆に、グローバル採用に日本人が受けに行くのもありになっているはずです。
    というわけで、この例の場合は、たぶん、本人の力でどうにもならないこと、ではないと思います。
    外国人枠があるわけではなくて、海外枠と国内枠という、場所枠があってどっちか最初に働きたい場所を選んで受けてね、人種は別に知らんよ、という理解になるんじゃないかと思いました。

    もちろん、私の理解が間違ってる可能性もありますけどね。

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