ハーバード白熱教室

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まずはコメントのお返事をします。

POSTED BY RINSAN ON 2010年4月17日
そもそも偏差値自体,学校につくのではなく,学校に入る受験生につくことをきちんと認識するべきですよね。
それさえ分かってれば「大学院の偏差値」だなんてマヌケなキーワードがGoogle検索の予測変換?で出てくることないと思うんですけどね。。。(会社の偏差値なんて論外。笑)

はい、これはその通りです。偏差値はある数値が母集団の中でどれくらいの位置にいるかを表したものですので、ある試験を受けた受験生がだいたいどの辺の位置にいるかを示したものです。つまり《現時点》での順位なので模試でE判定でも合格した人もいるし、A判定で不合格になった人もいます。

これが転じて、偏差値○○くらいにいる人なら○○大学は合格する公算が高いねというものに使われます。

会社の偏差値は意味がないと思います。なぜなら採用基準が極めて不明確だからです。組織からのオファーを得るための基準を一次元的に数値化して、自分がどの辺の位置にいるかははっきりとは表せません。

POSTED BY えぬ ON 2010年4月17日
醜活って、高度成長期が終わって若い人材の安定供給が不要になった以上、まさに「誰得」だと思うんです。リ〇ルートや毎〇ビは置いといて。
城繁幸さんが、海外のホワイトカラーは院卒が基本だみたいなこと言ってたんですが、周りをご覧になって、そう思いますか?院卒無い内定の自分は、学部卒に比べて海外脱出しやすいのかどうか気になったので…

海外のホワイトカラーは院卒が基本かどうかはわかりません。ただ、Ph.D持ちが日本と違ってちゃんと活用されていますね。日本では相当の覚悟を持たないと博士課程進学は命取りとすら言われています。文系だと修士でも厳しいらしい。

いくつかの国では大卒が一応の基準になっているようです。これは就労許可や移民の条件で大卒はかなり大きなウェイトを占めることからわかります。大学院はどうかというと、あまり見かけないなあ。台湾は修士号持ちだと職歴ありとみなされるような話を聞いたことがあります。移民の条件に就労経験が求められる場合は修士まで行っておくとよいかも知れません。

ところで「自己分析はするな-就活序盤の理想的な過ごし方を提案」に

いわゆる就活を始めたての段階で「自己分析」「業界分析」「人脈作り」をするのは時間の浪費なのでしなくてよい。早くから就活をするのであれば、最初は経済と企業を分析するツールを一通り学び、次に1~2日/1業界のハイペースで研究した後で、とにかく多くの社会人さんと食事をすることを推奨する。進む早期化に伴って長丁場となった就活では、付け焼刃の対策でなく、じっくり勉強した奴が勝つ

とあるのだけど、深読みすると彼も《醜活》反対派に見えます。いわゆる《醜活》でみんながやることを時間の浪費と言っています。ただ「じっくり勉強した奴が勝つ」は賛成できません。じっくり勉強した人を求めているところはごくわずかで、彼がこれで上手くいったのは卓越した能力を持っていたからです。なぜ卓越した能力を持っていたかというと、過去にじっくり勉強したからでしょうが、全員が彼のようになることはできません(仮になったところで椅子の数が限られているので厳しい戦いになるでしょう)。従って、多くの学生が彼の意見を受け入れて彼のアドバイス通りに従ったら悲惨な結果になることでしょう。

そういうわけで「誰得」な《醜活》はそう簡単に降りることはできないのです。困ったものだ。

POSTED BY CAFFELOVER ON 2010年4月17日
最近「就活」を終えることができましたが、結局のところ就活は「どれだけ面接官が納得するストーリーを作れるか」という勝負だと思います。それが優秀であることとは必ずしも結び付かないことに気づいても、「就活・採活」から降りられない不毛さ…。

これは真実でもあり、間違いでもあると思います。面接官が納得するストーリーを臨機応変に面接官の好みそうな話題を提供することなら真だと思います。日本の採用のほとんどは勝ち抜き戦なので相性の悪い面接官に途中で当たったらそこで終了ですから、事前に「自己分析」とか「業界分析」をして、一貫した主張を作り上げたとしても、担当した面接官によって上手くいかないかも知れません。

日本の採用は減点方式のように思います。優秀な人を求めるのではなく、瑕疵のない人を求めています。リスク回避的というか、失敗したくないという気持ちが個人にも企業にも強くあります。だから、ストーリーを提供して上手くいくのは、目立った瑕疵のない人に限られます。

ところで、いくつか外資系IT企業を受けてみて思ったのですが、面接官が納得するストーリーは求められませんでした。レジュメを送って興味を持たれたら面接に呼ばれ、一日に何人もの人に会います。話題は技術的なものばかりで「Unicodeって何だと思う?知っていることを列挙して」とか、そんなことだけで「私は社会にインパクトを与える仕事がしたい(笑)」みたいなありがちなストーリーを作って行っても何の意味もありません。まずは、何ができるかという能力評価をします。その評価は360度評価なので一人だけ会ってそれで決まると言うことはありません。能力が認められると、あとは組織の文化に会うかが見られるようです。

POSTED BY 匿名 ON 2010年4月18日

#最近「就活」を終えることができましたが、結局のところ就活は「どれだけ面接官が納得するストーリーを作れるか」という勝負だと思います。それが優秀であることとは必ずしも結び付かないことに気づいても、「就活・採活」から降りられない不毛さ…。

ていうか、入社してもそれが定年か退職するまで続きそうな感じな日本企業?

入社後はまともな企業なら正社員の身分保障はきっちりしているので、あんまり関係ないんじゃないかな。変なのを間違って採用してしまっても簡単には解雇できません。ある企業の人が言っていたのですが、ある女性社員がぜんぜん仕事をしないので解雇したいけどできないと言っていました。彼女は無断欠勤するわけでもなければ、遅刻をするわけでもないのです。会社はせいぜいボーナスの査定を下げるとか出世させないくらいのことしかできません。でも楽して毎月20万円くらいお金が定年まで安定して入ってくればOKと考えている人なら出世なんて要らないかも知れませんね。だから、一回入っちゃえばこっちのものですよ。

ブラック企業もストーリー作りではなく、ひたすら粉骨砕身に滅私奉公することが求められます。

POSTED BY YST ON 2010年4月18日
今回初めてブログを拝見させていただきました
基本どのようなブログなんですか?

たくさん書けるtwitterみたいなもので、ニートが好き勝手書いているだけです。今はニートではないけど。

元々はgdgdしているのだから、何か時間を有効に使うかと思ってあれこれ試してその過程を書いていました。起業できないかとか、海外に行ってみようとか、海外就職はどうするの?とか、足がかりには留学がいいんじゃないかとか、留学してみると友達がたくさんできて、世界中の友達と話していると日本の《醜活》って異常だよなとか、じゃあ《醜活》なんてやめちまえで現在に至ります。

ただ、海外は肌が合わない人もいるのは確かなので、みんなで海外に逃げようぜと煽るつもりもありません。肌が合うかどうかは日本でのリア充度合いとはあまり関係ないようで、日本でグループの中心にいるような人が海外留学では散々だった話をしていたのを聞いたこともありますし、逆に日本でダメ人間だった人が生き生きとしていることもあります。

ハーバード白熱教室

NHKの「ハーバード白熱教室」教育テレビでの再放送が決まったそうです。

  • 第1回:4月24日(土)午前1時15分(金曜深夜)
  • 第2回:4月25日(日)午前1時05分(土曜深夜)
  • 第3回:4月25日(日)午前2時04分(土曜深夜)

現在のトップページの内容をコピペします。

この土地は誰のもの?

Lecture7 土地略奪に正義はあるか

哲学者ジョン・ロックは、個人はある一定の権利を持っており、その権利は非常に根源的なものであるため、いかなる政府も取り上げることができないと主張する。生命、自由、財産に関するこうした権利は、そもそも私たちひとりひとりに、「自然権」として政府や法律が作られる前の「自然状態」の中で与えられているというのだ。となれば、アメリカ大陸の先住民の土地を奪い、建国したアメリカの行為はどう考えればいいのだろうか。そこには正義があるのだろうか。議論は沸騰する。

Lecture8 社会に入る「同意」

私たち皆が、不可分の生命権、自由権、財産権を持っているとしたら、どうして政府は人々を徴兵し、生命を危険にさらすことができるのだろうか?どうして政府は、税金を取り立てることができるのだろうか?課税は、人々の財産を同意なしに取り上げることに等しいのではないか?ジョン・ロックの答えは、私たちは、社会の中で生きることを選択するときに、過半数により可決された税法に従うことに「暗黙の同意」を与えているからこそ、それが可能なのだという。ならば、「同意」とは何か、「同意」があればどこまで許されるのかを議論する。

こういう講義があるのは羨ましくもあり

日本も昔は暑苦しい時代がありました。戦前もそうだし、あるいは学生紛争に明け暮れた時代もそうかな。ああいう暴力的なものは、正直あんまり受け付けないし戻りたくもないのだけど、羨ましくもあります。今の日本人ってまな板の上の鯉みたいで、死ぬまでこき使われるか、あるいは社会から落伍するかで、この酷い社会に対して表立って不平を表明しません。どこも自己責任論だらけで、何か上手くいかない人がいたら「お前が悪い」ということになります。

おいらは社会学とか文系の学問はよくわからないけど、何か問題があるときに個人の問題と社会の問題があり、社会の問題を考えるのが社会学だと思っています。ところが自己責任厨にかかると社会的な問題などないみたいにまくし立てます。

タイでいま血なまぐさい事件が起きています。タイ人はおっとりした人が多いと言われているけど、日本人の方がよほど牙を抜かれているというか、腑抜けです。ああいう死者がでるような暴動に発展するのは学生運動同様に好ましくないと思いつつも、怒りをため込まずに爆発させられるというところは羨ましくも思います。ベストなのは、静かに怒りを表明する人がたくさん現れることかな。暴力はよくない。

アメリカの暑苦しさ

アメリカは何かとスーパーマン的発想で、それが世界からよく批難されます。しょせん人間のやることだから色々と問題はあるのですが、アメリカという国は常に正義とは何かを意識している人がたくさんいるように思います。前にも書いたけど、アメリカの大学では力を持つものの責任みたいなことを耳にタコができるほど言われます。ノブレスオブリージュというか、果たすべき責任があるというわけです。この辺は日本人と大きく違って、日本の金持ちの多くは稼いだ金は自分のものと考える人が多いし、《醜活》で社会に貢献とか言うけど、本当にそう思っている人はあまり多くないのではないでしょうか。企業も社会的責任を果たそうというところは少ないですし。

ハーバード白熱教室はその暑苦しい講義そのものです。これから世界中で指導的役割を果たしていくであろう人に「正義とは何か」を説きまくり、社会的エリートが正義についてあれこれ考えることになります。

でも、日本人で留学経験ありの人でもこういうアメリカの考え方を理解していない人はたくさんいるんだよなー。今の日本の首相もそういう人たちの一人。

放送予定

放送予定はこのような感じです。

4月4日

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殺人に正義はあるか
Lecture 1 犠牲になる命を選べるか
Lecture 2 サバイバルのための殺人
4月11日

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命に値段をつけられるのか
Lecture 3 ある企業のあやまち
Lecture 4 高級な「喜び」 低級な「喜び」
4月18日

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「富」は誰のもの?
Lecture 5 課税に「正義」はあるか
Lecture 6 「私」を所有しているのは誰?
4月25日

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この土地は誰のもの?
Lecture 7 土地略奪に正義はあるか
Lecture 8 社会に入る「同意」
5月2日

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Lecture 9 雇われた銃?
Lecture 10 売り出し中:代理出産
5月9日

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Lecture 11 動機を考える
Lecture 12 倫理性の究極原則
5月16日

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Lecture 13 嘘をつく練習
Lecture 14 約束は約束だ
5月23日

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Lecture 15 フェアなスタートは何か?
Lecture 16 何が我々にふさわしい報いなのか?
5月30日

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Lecture 17 アファーマティブ・アクションを議論する
Lecture 18 目的は何か?
6月6日

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Lecture 19 善良な市民
Lecture 20 自由 vs. 適合
6月13日

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Lecture 21 コミュニティの主張
Lecture 22 我々の忠誠心はどこにあるのか
6月20日

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Lecture 23 同性結婚をディベートする
Lecture 24 善良な生活

2 件のコメント

  • ブログ主さんは台湾以前に、どこかへ留学されてたのですか?場所や期間など詳しく知りたいです。

  • アファーマティブアクションに関して。
    差別を中和するために差別を使う、という発想にあまり賛成できない。
    新しい差別が古い差別の完璧な反対になっているということは、まず、ありえない。
    なんらかの偶然で社会の中央から外れてしまった人々も、
    自然にまた中央に戻って来るような復元力を
    社会制度に持たせることのほうが重要だと思う。

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