中国語の学習はまだ未開拓の市場かな

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まずはコメントのお返事ですが、その前に2chなどで例の就活くたばれデモのフライヤーをずいぶん叩いているようです。突破点を見つけたからみんなで群がっている感じだけど、片手間にやったということをブログに書いたら「言い訳するな」みたいなレスもついたらしい(もう読むの止めた)。でも、それって(おそらく過去も現在も未来も)自分は何もしないくせに、安全なところ(匿名とか)で石を投げているのってどーしようもないと思います。ボランティアで公園掃除をしている人に「おい、まだゴミが残っているぞ、言い訳すんな」ってヤジを飛ばしますか?

アメリカの名門大学の入試ではボランティア経験とかも利いてくるという話を以前しました。おそらくノブレス・オブリージュの精神なのでしょうね。そういうボランティア文化が関係あるのか、オープンソースというソフトウェアのソースコードというお金になるかも知れないものを無料で公開して、緩いライセンスで使っていいですよというアイディアが広まっています。大規模なオープンソースプロジェクトはLinuxのように企業が業務としてソースコードを寄稿したり、もう単なるボランティアというレベルを逸脱しているのですが、初期のLinuxなんかはLinusが個人的に作っていたものでした。色々な思惑がオープンソースの世界にはありますが、ボランティアでやっている人も相当に多いのです。

それに対して「あれができない」「ここがおかしい」みたいな文句を匿名でしてきたらどうでしょうか。当時のLinusはヘルシンキ大学の学生でLinuxの開発が本業ではないので時間も制限されていたでしょう。そういう旨の発言をしたら「言い訳すんな」みたいなヤジを飛ばすような人が多かったらもしかしたらLinux開発は途中で終わってしまったかも知れません。まあ、オープンソースなんてのはそういう無責任なヤジがつきものなので、ノイズを捨てて有益なコメントを活かす心構えがなければやってられないのですが、日本ではOSASKとかPSP filerなどのプロジェクトがヤジによって中断してしまいました。日本はボランティア文化が希薄なせいか、結構脆いように感じます。

日本が自分ではろくに何もしないくせに文句だけ言ったり邪魔をしたりする国民性の国になってしまったら資源国でも何でもない日本はダメになっちゃいそう。就職したとしても会社の中で目立っている人の足を見えないところから引っ張るような人が多くなったらもうその会社はきっとダメです。社畜文化ではサービスを提供する側に回ったら負けなのかも。

日本流の「クソ」仕事観が崩壊する時

世界に誇る質の高いサービスを享受するだけの「お客様」にとっては最高に居心地の良い天国も、働く側に回ってしまうと一気にクソ労働地獄に突き落とされる。

コメントのレス

POSTED BY 匿名 ON 2010年1月20日
>でも就職活動早期化はよくないと思うし、就職情報会社がろくでもないことをしているとも思っています。
昔みたいに大学4年10月1日解禁ってなことになると、倒産する就職情報会社が続出だろねw

かも知れませんね。ただ、就職情報会社って何とかジャーナルみたいな本を売っているだけのところは少数派というかどうでもいい勢力です。何が問題かというと、企業に対してこう言う学生を取りなさい、こういう面接をしなさい、うちの開発しているWeb試験を採用すれば優秀な学生を効率よく採用できますよ、みたいなコンサル業務をやっているところではないかと思います。とすると、4年の10月1日に就活が解禁になったところで、就職する学生数が減るわけじゃないから、大手に関して言うとなんら問題がないような気はします。ここんところは、某R社とかの決算資料でも読んで、どこが主たる収益源か見た上じゃないと正確なことは言えませんが、たぶんそうなっているんじゃないかな。

POSTED BY 嘉門JOSHUA ON 2010年1月20日
>世間の就活生ってずいぶんアグレッシブなんですね。この程度のチープなスキルを特技に書こうというアイディアは2ch風に言うと「その発想はなかったわ」
そもそも「趣味・特技」の欄の存在理由が分かんないですよね^^;
リア充度を見るためにあるもんでしょうかね。

確かに記入に困る欄ではありますよね。趣味なんて書いていったら100個でも書けるかも知れないし、そんなの書いていいの?みたいなものを自信を持って書くか、引っ込み思案なのかで変わってきそう。

中国語の学習はまだ未開拓の市場かな

さて、本題。言うまでもなく英語は日本の、少なくとも受験をしようという人の間では大事な科目で、それゆえ非常に多くの本があります。ダメな本も多いのだろうけど、秀逸な本も結構あります。

それに対して中国語の本は英語に比べて圧倒的に足りていないと思います。ロイヤル英文法みたいな真面目に勉強したい人向けの文法書が見あたらない。あと繁体字(難しい昔の字、台湾とか香港でまだ使われている)だとかなり減ります。ロイヤル英文法は英語の文法のことならほとんどのケースできちんと答えてくれる文法書です。

ホモは英文法解説のほうが好きらしい。この辺はお好みに合わせて。

ロイヤル英文法みたいな中国語の本をおいらは知りません。知っていたら紹介していただけると嬉しいです。中国語関連だと何となく会話とか表面的なものが多く目立ちます。文法は言語学習の時間を短くしてくれる便利なツールなので真面目にやるならこういう本が欲しいところです。おいらはいくつか見比べて

を買ってみました。ロイヤルにはほど遠いけど、文法を説明してくれているので役に立ちそうです。あとロイヤル英文法安いですよね。内容、ページ数と値段を考えると気分的に10倍近くお買い得だと思います。

台湾の電子辞書

電子辞書を買いました。これはかなり改良の余地があるような気がします。まずフォントが汚いのはまともなフォントを入れれば解決する問題ですよね。他に目的の機能に到達するまでのステップが長いことも気になります。ユーザインターフェース研究の指標の1つには、ステップが短いこともあります。値段は結構高めで、それゆえたくさん辞書が入っていたりゲームがついていたり、サービスはいいのですが肝心の所がよくありません。物書堂にデータをライセンスして、iPhone向けにもっとよいアプリを出して貰った方が活きるかも知れません。

あと、台湾の電子辞書(注音符号・漢音拼音、繁体字・簡体字の両方に対応している)は日本ではほとんど売られていないため、ぼったくり価格で売られているようです。日本で買えるところを検索したら2倍弱高い感じ。輸入代行しようかなって思うくらいですが、需要は少ないから不良在庫を抱えそう。売れたとしても品質面で文句が出る可能性もあります。日本で2万円の電子辞書を買ったときの効用にはかなり遠い感じがします。

中国語ビジネス

さて、まだ中国語を学び始めて全然時間が経っていないのだけど、中国語関連はビジネスになるのではないかと思います。ロイヤル英文法みたいな文法書は高度な知識がいるので無理ですが、単語帳なら少し勉強すれば作れそうです。

単語帳を見てきたのですが、6,000語とか7,000語載っているのが売られていました。1,500語くらいのもありました。でも、使いにくいんです。なぜかって?単語がABC順に載っているだけとか「食べ物」とかのカテゴリ別に載っているんですよ。そういう単語帳って役に立ちますか?例えばAで始まる単語だけに詳しい人ってどうですか?食べ物の名前なら大抵言えるけど、あとはからきしの人って変ですよね。

このように日本語の本で中国語の学習に適した教材が欠けています。これを提供できれば一定のシェアは取れそうな気がします。もし既に良いものがあるのなら教えて下さい。

では、提供するために何をすればいいかというと、まずは生きた中国語の文章(コーパス)を集めることです。勉強する人は実際に使えることを目標としていますからね。新聞とかドラマとか雑誌とか、その辺で使われている文章を大量に集めます。

次に統計処理をして、出現頻度の高い順に並べます。言葉なんてのは大抵は重要な順に基本単語+中級以上の3,000語も知っていれば会話の90%だか95%だかをカバーできるんです。辞書じゃないんだから単語をAから順に並べても全然意味はありません。大事なのは使用頻度。

コーパスができたら統計処理をした後にいくつかに分類します。例えば「私」を表す「我」なんて山ほど出てくるに違いないけど、単語帳を買う人ってこういう単語を求めているかというと求めていません。英語で言うとI have a penについて全部解説しているような単語帳はちょっと間抜けです。penくらいなら入れてもいいかも。

こうすることで、

  1. 中国語の初歩を勉強した人なら誰でも知っている基本語
  2. 基礎レベルからもうちょっと何とかしたい中級語
  3. これを知っていれば日常生活でほぼ困らない上級語(上級って言っていいのかな)

に分類ができます。そうしたら、中級語と上級語の単語帳の作成にかかります。ここまでは手間があればできそうですね。儲かる保証がなくてよければニート連盟の人にも手伝って欲しいくらいです。

販売ルート

さて、どうやってお金に結びつけるかというと、iPhoneアプリとして販売します。いくらなら適正かなあ。無料版から始めるのがいいかな。iPhoneアプリなら世界中にローカライズして売れるので、案外多くの売り上げが得られる可能性があります。今なら中国語需要が高いのにライバル不足だからチャンスです。試しにiPhoneの中国語関連アプリを探してみればわかります。ろくなもんがない。

日本はともかく、多くの国の人にとっては漢字が最大の山なので、いっそ漢字を使わないローマ字表記(ピンインとか注音符号)だけの単語帳がいいかも知れませんね。書けない読めないでも喋れる・聞けるを目標に。中国語は実は孤立語で英語に近いので英語ができる人なら漢字を何とかすれば理解は早いのではないでしょうか。 そうすると上手く工夫すれば世界中に売れる。

ブラッシュアップするなら単語帳として工夫を凝らせばいいと思います。既存の英語の単語帳のアイディアをぱくるのでいいでしょう。単語だけを覚えると効率が悪いから例文にして、できれば複数単語を一遍に覚えられるのとか、そのまま使い回せる表現にしておくとか工夫するとよいでしょう。あとは音だなあ。これは後述するけど、言語は音と結びつけて理解しないと使えるようにはなかなかならないんです。アメリカ人のちびっこが英語でペラペラ喋るのに日本で英語を長年勉強して全然喋れない人の差はここにあります。

英語の単語帳は山ほどあるので全部は知らないけど、知っている中で一番いいのは

です。英語には名著は多いけど中国語の本はまだまだ。だからアイディアをぱく・・拝借します。

もしうまくいったら、中国語ネイティブに発音を吹き込んで貰うとか、あるいは辞書会社と契約してまともな辞書を出すとか、そういう方向にも発展可能です。

繁体字の話を最初にしたけどデジタルベースなら簡単ですよね。だって簡単な漢字と難しい漢字は1:1対応するのだから、使いたい人に応じて切り替えるだけです。そうすれば簡体字だけでなく香港や台湾にも対応します。

誰かやりませんか?アイディアはあっても実行力がないのがおいらの問題点。

3 件のコメント

  • 単語帳は印象的には速読英単語の中国語版みたいな感じですかね。
    速読英単語では、大学入試の英文における出現頻度の高い単語を載せる、
    単語が使われている文章も載せることで単語の使われ方も伝える、という方針でした(そして売れている!)ので、
    同様のことを中国語でやればたぶん上手くいくかと思います。

    ただ、難しそうなのはコーパスの方で、
    たとえば日本の新聞のコーパスなんかだと非常に高い(毎日新聞の1年分の記事で12万円)。
    安くて量が多く、信頼性の高いコーパスをいかにして入手するかが、
    個人で統計的な情報を利用した単語帳を作る上で重要なんじゃないかと思うのですが、
    何かアイデアはないでしょうか?
    (「信頼性」を犠牲にしてもよければwikipediaの文章を使う、という方法もあります。
    wikipediaの文章なら無料で大量に手に入る(少なくとも日本語の記事に関しては
    手に入れたことがあって、テキストデータだけで1Gほどのデータ量になります)
    のですが、「文章の品質」や「言葉の傾向」(例えば、google IMEではネットの情報を
    用いているので、くだけた言葉を優先してしまう、とか)に関しては、批判を覚悟しなくては
    ならないかと思います。)
    問題点ばかり並べてしまってますが、面白いアイデアだと思うので、
    「挑戦してみようと思うけれどメンバーが足りない!」
    というときはお声をかけてください。

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