就活くたばれデモには参加できないかも

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まずはコメントから。

シント 09-12-23 (水) 19:59
江戸時代も民間が文化を引っ張って来ましたからね。政府は民間に全力でサポートすべきなんですが、今の民主党政権じゃ逆に邪魔や妨害をするばかりですから……。

このごろの企業は人材登用が下手くそで、新入社員の教育や指導をすっぽかしているとしか思えません。即戦力を求めるとか、新人にいきなりプロ並みの働きをしろとかおかしな事ばかりを言っているのですから。本当にすべきなのは給料を上げたり、有給休暇を多くしたり、残業させないように調整したり、いじめやセクハラやパワハラをなくしたりといった、環境、待遇に全力に取り組むべきなのに、それらを全然していませんから。これじゃまるで会社というより、ヤクザのファミリーに入ったようなものです。

基本的な気質は江戸時代からあんまり変わっていないかも知れませんね。政治の陳情システムとか地元への利益誘導が主たる仕事の政治家というのは、江戸時代からあったそうです。

名だたる大企業はまだ余裕があるから新人研修をしていますが、体力のないところはもう人を育てようという気概がないところもちらほらあるらしいですね。NHKによると即戦力を求めるらしいけど、新卒で即戦力になることってそんなに多くない。若くて元気が良くて、できれば外見がよい人が飛び込み営業をする感じ。

これもスパイラルで、人材採用が歪んでいるから継続的に利益を上げたり、企業が成長したりしなくなっている。その結果、待遇が悪くなり・・・

就活くたばれデモ、順延?

どうも延期になりそう。そうするとおいらは台湾にいるから参加できない。うーん残念。

とりあえずGoogle Groupを見せてもらったけど、あちらでばいおブログを始めとして広報をしようという話が出ていたようだ。しかし、マスコミは出ていなかったような。終わった後の打ち上げとかはあったのだけど。

おいらなら、コースを一巡した後は記者会見を設定する。場所は大学でも借りればいい。東大なら簡単に借りることができるから、他の大学でもきっと同じだろう。あるいは貸し会議室でもいいかも知れない。最終目的地が東京駅前だから、そこに近いところに部屋を借りる。あとは、あちこちのメディアにFAXとか手紙でその旨を伝えて来て欲しいと言っておけばたぶん来る。メディアもニュースを求めているからね。でも、来たからといって記事になるとは限らないけど、首尾一貫していた方が記事になる可能性は高まるはず。

ディジタル・ワークス株式会社がコメントしている

2chで見たのだけど

http://job.rikunabi.com/2011/company/blog/detail/r152110061/78/
さてさて、10日程前に札幌でこんな出来事がありました。
「就活くたばれデモ」
(略)
この記事を見て皆さんどう思いますか?
個人的にはかなりげんなりしました。

生涯賃金はおよそ2億円と言われています。
そんな仕事を決める面接をたった1回で決めてほしいのでしょうか?
条件は全員がいっしょ。厳しい時代だからこそ、みんなが必死になって就活に取り組んでいます。
でもね、いろんな企業の話を直接聞けることは、そう滅多にあることじゃないですよ。

新卒と既卒、差別はしませんが区別はしますよね。
人生でたった1度しか新卒入社は出来ません!転職は何度も可能ですが。。
慎重にじっくりと考え、時には会社に赴き、生の話を聞いてください。
悔いのないように就職活動を楽しみましょう!

まあ、企業側の意見としてはこんなものかも知れない。それにしても生涯賃金って2億円なの?昔は平均的にはもう少し多かったと思うけど。高卒で2.2億円、大卒で3億円くらいあったはず

しかし、この担当者の言うことも一理あって「そんな仕事を決める面接をたった1回で決めてほしいのでしょうか?」というのは正しいと思う。それゆえ、おいらは面接の回数を減らせとは言わないけどね。というか、この担当者はそういう風に解釈したということに失望感を覚える(と同時にデモをするときは意図の伝え方に配慮しなければならないと思う)。

むしろ、日本企業って面接少な過ぎないかと思う。ほとんどの企業で勝ち抜き戦だから、実質3〜5回の面接しかしない。この面接の中のどこかにDQN人事がいたら、その時点で終わってしまう。たとえば

外資系投資銀行に就職するためには 志望動機
志望動機はぶっちゃけた話「金をたくさん稼ぎたいから」と言うことでしょう。
(略)
僕に関して言うと、志望動機で「金融とは社会の血液であり・・・うんたらかんたら」とか「実力主義の外資で・・・うんたらかんたら」とか「社会にインパクトを与えるビジネス・・・うんたらかんんたら」とか答えられたら速攻で落とします。
(略)
どれだけ学業で優秀だったとしても、どれだけそこまでの面接が完璧だったしても、僕が面接官なら「俺は他のやつより金を稼ぎたい」と腹のそこから言えない学生はそこでアウトです。
(略)
しかし、問題なのは「金を稼ぎたい」などという下品なことを初対面で言う学生を毛嫌いしている面接官もほぼ半数存在すると言うことです。
そういった面接官に正直に志望動機を答えたら確実に落とされます。
そこはやはり模範解答的な答えを用意する必要があるのです。

この人の言いたいことは面接官のタイプを見極めて答えろということなのでまだ救いがあるけれど、ネットでの自由な発言を見ていたら「〜したら速攻で落とす」的な発言が多い。履歴書が手書きなら落とすという人がいる一方で、手書きでなければ落とすという人もいる。目を見ただけで決めるとか、ほんと、そんなことで人の人生を決めるなよと。人の目の魅力は黒目の大きさ(比率)によるらしく、生まれつきの問題でもある。でも、コンタクトレンズで黒目を大きく見せるものもあるから、そういうのを使えばいいのだろうけど、それはただしイケメンに限るみたいなもので顔採用の一種だと思う。

ついでに言うと、ここだから綺麗事抜きで本音を言うけど、おいらは金を稼ぎたくて外銀を受けようなんて思ったことは一度もない。この人はそうなのかも知れないけど、金に興味がないのに「金を儲けたいから」って答えないといけない面接ってなんだろうね?そこそこ大手なら十分過ぎるほどの給料は取れると思っている。生活に困るほど貧しいのは困るけど、そうでなければ給料なんて大したウェイトを占めない。

脱線したけど、日本企業は三菱UFJみたいな他社の選考妨害(ついでに授業とかプライベートも妨害される)の水増しを除けば少ない回数しか面接をしない。そのせいで、途中に一人でも相性の悪い面接官がいるとそれで終わってしまう。外資や官僚みたいに360度評価をすべきだと思う。そのために30人と面接するならおいらは歓迎。もちろん30回来るのは嫌だから1日で10〜15回くらいは面接を設定して欲しい。

本質は面接回数ではない

おいらの考えるところでは、問題なのは面接回数が多いことじゃないと思う。ろくに交通費も出さずにコストと時間をかけさせて札幌から東京に呼び出しておいて、さいころを転がして決めるような(面接官Bなら問題なく通る人が、偏執狂な面接官Aに当たってしまった故に落ちるのは確率の問題)選考しかしないことが問題だと思う。

企業はあなたを選び、あなたは企業を選ぶのです、みたいに言うけど、就活ってほとんどの場合は圧倒的に企業が強者だよね。超売り手市場と言われたときですら交通費を出した会社なんてろくにない(外資は結構出してくれた)。おそらく、この就活くたばれデモの骨子は受ける側の基本的な権利を認めて欲しいということだと思う。

であるから、件のディジタル・ワークスの人事はそういう含意も汲み取れず上から目線でつまらないことを言っているわけで、いくらNNTであってもこんな会社は願い下げである(でも人事だけ見て決めるのも偏執狂の面接官のことを悪く言えない行為ではあるけど)。

デモに要望したいこと

おいらは参加できそうにないから、勝手に希望だけ言っておく。今回も道路使用許可を取ったり大人の対応でデモをするらしいから、そこは安心している。相手が非道であることを訴えるなら、こちらは正道でなくてはならない。

同時に、ネクタイが嫌だとか、あんまりワガママみたいなことは言わないで欲しい。甘ったれているから内定が取れず、それゆえ騒いでいるみたいな構図にされたくない。

思えばエントリーのコストが大きく下がった。リクナビに登録してちょっとクリックすればそれでエントリーできたりする。そうすると100社にエントリーなんて簡単なことだが、当然本気でない企業にまでエントリーしてしまう。そうすると企業側もばっさり落とすような選考が必要で、その都度交通費を払ってきてもらうなんてことは難しい。子供だましのSPIで篩にかけるのもしかたないことだと思う。

まず、ここのところを何とかして欲しい。たとえば、出願(あえてエントリーと言わない)の段階である程度の負荷を科して、本気でない学生はそもそも出願完了まで至らないようにする。外資だと英文で長文を書かせることがそれに相当する。そうすると採用予定が例えば100人のところに最初から300人くらいしか出願してこなくなる(ように負荷を調整する)。そうすれば、本気で入社したい300人を絞り込む作業になるので、誠意を持った面接ができるだろう。むやみやたらに呼び出すことは減り、本当に必要なときに来てもらう場合は交通費を支払うことも可能になるはず。学生側も何十社も受けることはなくなるから時間的に余裕が生まれる。

これはおいらの意見だけど、そういう風に大人の落とし所を模索するデモであって欲しい。