社畜の試金石

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中国での話だが『70社以上の面接に落ちた優秀な女子学生、原因は彼女の「ある行為」。』という記事を見かけた。

広州の「大洋網」によると、70社以上の面接を受け、1社も内定が出ていないのは、女子大学を卒業した李玉琳(仮名)さん。彼女は大学の学生会の幹部をしており、学業成績も良く、仕事の能力に関しても教授から“お墨付き”が出るほど優秀な学生だった。そんな学生であれば、就職氷河期と言えども内定が得られそうなもの。でも、それを阻んだのは、彼女が面接試験で会社側に突きつけた“契約書”だった。

面接で会社側に提示した“契約書”の内容は、次のようなものだ。

「甲(会社)は乙(本人)に対して法定休日を必ず保障しなければならない。いかなる理由であろうと、その権利を剥奪してはならない」
「甲は乙に対して業務範囲以外の仕事――例えば酒の接待など――の強制はしない。乙に対して上司による性的嫌がらせが発覚した場合、当事者を排除しなければならない」。

李さんは、この2つの条件が書かれた“契約書”を面接時に提示し、会社側の承諾を得ようとしていた。もちろん、彼女を面接する側からしてみれば寝耳に水。まだ入社が決まってもいない状況なのに、このような条件を提示するなんて「無礼極まりない」と、すべての会社からあしらわれてしまったそうだ。中には彼女のことを「頭がおかしい」と罵る面接官までいたという。

法定休日を保証すること、セクハラなどをしないことを求めることが失礼極まりないと感じる中国の会社って、日本に近いものを感じる。日本では既に多くの会社で労働契約ではなく「使ってやる」になっているので劣悪な労働環境に耐えることが当たり前になっている。中国は日本に近い風土なのかも知れない。

これに対してのコメントは

この話題を受け、中国のネットでは「合理的だ」「彼女の行為は正しい」とする意見も見られるものの、大半は「身の程を知れ」「彼女の要求内容は正論かもしれないが、入社する前に契約させようとするのはおかしい」「内容はともかく、仮に入社できたとしてもやっかいな存在となりそうだ」といった批判意見が占めている。会社の面接官同様、彼女の行為は行き過ぎと感じている人が多いようだ。

日本人とあまり変わらないよね。身の程を知れというのは、労働者や求職者は格下で、昔の農奴制のように考えているのだろう。入社前に契約するのがおかしいと言うけど、契約って普通は事前に契約するものだろう。厄介な存在云々はまさに日本的で、部分社会の法が憲法より優越するという考え方を持っているのではないかな。例えば、ひどい労働現場で労基署にたれ込むのは当然なのだけど、それをする人と厄介と言うのは、それは会社の風土がおかしいと思わないかな。

一番楽しみなのはこのニュースは社畜ホイホイであること。日本人でこの記事を読んで会社側に肩を持つとしたら、社畜に堕ちているかも知れない。

追記:ニュース関連日記から

上からいくつか。意外と真性社畜が少ないような気がする。多くは同情を示しながらも生きていくためには妥協も仕方がない的な島国根性だった。しかし中国にも島国根性ってあるのかな。欧米に出て行けばもっとまともな環境はあると思うけど。

読み進めていくと、真性社畜も結構いるなあ。日記は本音で書いているとしたら、日本にはこれだけ社畜がいて、嫌な労働現場が作られているということ。これでは国内ホワイト化は遠い。

おまえにそんな決定権があるのか…

あんたって人は
でもこれって、本来守られて当然の権利やんな
そもそも女性が男性の接待をするって考え自体がどうかと思うねん

当然としながらも彼女の行動を非常識としているのかな。

面倒なタイプ

もったいないよねぇ、せっかく素晴らしい経歴持ってるのに。高学歴層によくいるタカビー(死語)で周りが見えてない人なのかね。面倒なタイプ。

けどこんな契約書を事前に会社に提出したくなるくらい、中国の労働環境って悪いのかもなぁ。まぁ契約書の内容を見る限り、日本にも十分あてはまりそうなことが書いてあるんですけどね。

中国の労働現場が悪いとしながら面倒だとしている。この人が面接官でもきっと彼女は落ちるんだろう。

公務員になれ

当たり前な事を主張してはいるけれど、民間企業では難しいのでは?中国ではかなりの就職氷河期で買い手市場だし、公務員になるか自分で事業起こすくらいしかないよね!
まあマスコミに取り上げられたから話題性で内定を出す企業はありそうだけど

主張は正しいと考えているけど、社会不適合と見ているのかな。

強気にもほどがある

強気にもほどがある気がするんだが。

むしろこんなんで就職できたらすごすぎると思うよ。

そういうのは入社後とかに申し立てるべきなんじゃないかなぁ。
つか言っちゃ悪いけど、性差別強そうなイメージがあるんだが@中/国
実際はどうなんだろう……

悪しき慣習に飲まれているような気がする。雇っていただくという考えが強いというか、潜り込んでから何とかしようというか。

ほぅ…(中尾彬ふぅに)

こういう奴に限って1週間もしないうちに辞めちまうんだよ
就職はやめて研究でもしたらぁ?

典型的なアホなタイプ。下衆の勘ぐりをして研究でもしていろと言う。こいつの基準だと研究って入社より下なんだろうな。

雇ってもらうために、選んでもらうために面接する

これでは就活してる感じではないよね…

雇ってもらうために、選んでもらうために面接するのでは。

契約もちかけたいその内容は保証されるべきだろうし正論かもしれない。

でも どんなすばらしい提案も意見も使い時を間違えればただの負荷です。

現実には「雇ってもらうために、選んでもらうために面接」になっているのだろうけど、面接って受ける側が企業を選ぶ場でもあるんだよね。だから、こちらが相手を審査するのは別に悪いことだと思わない。それで落としてくる企業はこちらの眼鏡にははかなわなかったという見方もできる。

会社に都合がいいやつが採用されるんだろうね

学校行く意味あんのか?
肩書きや成績って就職に関係ないじゃん。
って感じる人は少なからずいると思う。

当たり前のことだけど、
要は会社に都合がいいやつが採用されるんだろうね。

能力を求めているのはベンチャーのような小さい企業か、一流企業に限られる。二流以下の肥大した企業では企業戦士が求められているというわけだな。

2 件のコメント

  • 「マスコミに取り上げられたから雇ってくれる~」というレス?(トラバ?)があるみたいですが、原文読むと、中山市(広州の一地区)の社長が、「別に普通のこと言ってるだけじゃないか。ネットで彼女の意図が悪い方に肥大化して伝えられてるだけじゃないの?雇いたいよ」と言っていた、とありました。
    ただ、その後どうなったかは、女子学生の方が取材拒否して、「条件提示はやめないよ」とだけ言っていた、とあるのでわかりません。

    語学力に自信があるわけじゃないので、「たぶん」ってレベルだけど。

    体感としては、中国企業の上下関係は、日本企業よりもさらにきついところもある、と感じています。
    酒席に付き合うの強制力とか、そんなのもかなり強い。
    日本・韓国と合わせて(台湾はわからないけど)東アジアノミニケーション圏のというのがあって、その辺の職場環境は、割と似た部分があるっていう感じなのかなあ。
    まあ、中国の場合は、転職が気軽なので、一生一企業に尽くす、一社懸命にはならないぶん、ある程度以上の能力があれば社畜化する社員というのはなかなか出てこないとは思いますが。

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