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米国の新卒、職がみつけられずに母校を訴える

米国でこの春カレッジを卒業した新卒が、職がみつけられないのはカレッジ側に責任があるとして母校を訴えたそうだ (CNN.com の記事本家 /. 記事より) 。

訴えを起こした Trina Thompson は NY の Monroe カレッジで情報技術の経営管理学学士号を取得し、今年の 4 月に同カレッジを卒業したばかり。出席状況は優良で、GPAは 2.7であったとのこと。Thompson によると「(カレッジの) 就職支援部門 (Office of Career Advancement) はフルタイムの仕事を見つけるのを支援してくれなかった。このため自分が経験しなければならなかったストレスについても告訴する」とのこと。彼女は「カレッジ側は『GPA も問題なく、出席も良い学生がいる。面接してくれないだろうか?』と言うべきなのに、それをしていない。彼らは私を支援する努力を十分にしていない」と主張しているという。ちなみに Thompson は金銭的な理由から弁護士は雇っておらず、訴訟費用が免除される仕組みである「poor person order」を申請しているとのこと。

なお、Monroe カレッジはこの件に対し「現在の経済状況のなか、どのようなカレッジでも就職を保証することができないのは明らかである。当カレッジは 3 か月前に卒業した Thompson さんを含む全ての学生の就職活動のサポートとキャリア準備に取り組んでいる」との声明を発表している。

なかなかアメリカはたくましいですね。なんて思っていたらこれはバカだなあというコメントを発見。

たまに日本にも居る (スコア:0)
Anonymous Coward : 2009年08月06日 11時44分 (#1618222)
日本だから訴えはしないけど、勝手にボコボコ面接に落ちて、それは自分の能力と心が足りないのを大人として自覚もせずに
学校や社会のせいにしてる奴。

貴重な税金の無駄だから、ひっそりと以下略してほしいものだ

slashdotで返事をすればいいのだけど、あそこはgeekな2chだからマジレスするのも何だし、テーマが就活だからこっちに書きます。

勝手にボコボコ面接に落ちる人は自分の能力と心が足りないのか?

日本語がなんか不自由な方だなあと思うけど、そっちはおいといて。民間企業の面接で落ちる人は能力が足りないというのは、危険な思い違いです。理想的には「能力が低い→採用されない」は成立して欲しいのですが、実際には相当問題のある人も会社員として働いています(新聞を見ればわかるでしょう)。で、ここで問題にしているのは「採用されない→能力が低い」は成立するかということです。

日本の民間企業はほとんど勝ち抜き戦による面接です。本来は採用されるべき人材であっても、1次面接で変なのに当たってしまうと2次には進めません。面接はブラックボックスでなされているので、どういう基準で審査されて不合格になったかは不明確です。たまに新聞沙汰になるような事例でその一端を垣間見ることができます。極端な事例だけど、女子学生に身体の関係を迫ったリクルーターもいました。発覚したときに数件の余罪があったことから、気丈な女子学生がいなかったら露見しなかったかも知れません。さすがに身体の関係に応じる学生を通すは滅多にないでしょうが「この子かわいいな」とか、そんな基準で選ばれている可能性はあります。おいらの就活をした超売り手市場では、夏ころにリクルートスーツを着ているのは・・・な感じの子が多いと言われていました。

国家公務員試験は、少なくとも官庁訪問までの段階は基準を明確にしています。まず得点開示に応じますので、自分が何が原因で落ちたのかわかりやすくなっています。また、面接や論文試験など恣意的な採点ができそうなものは、採点基準が公開されています。極端に悪い点数を付けた場合には、採点の妥当性を検討する仕組みもあります。あと大事だと思うのは、筆記試験のレベルがそこそこ高いことです。民間企業の筆記なんて、一部のコンサルとかを除けば中学入試程度です(サラリーマンに知性は求められていないというメッセージでしょうか)。

民間企業なんだから、自由に採用してもいいじゃないか(創業家の人を某最大手自動車メーカーの社長に据えてもいい)という意見もあるかも知れませんが、CSR(企業の社会的責任)という観点からは、やはり人を雇用して地域経済を支えるという役割を担っており、また私立大学でも入試の公正性を求められるように、採用試験でもあまりデタラメな採用をすべきではないと考えます。

ともあれ、現在の日本の民間企業の採用方式はずさんなものです。それにもかかわらず、不採用になった場合には受けた側が無能だという流れがあるのは極めて遺憾です。

よく採用試験は恋愛にたとえられます。モテる人は複数からモテて、駄目な人は0であるようなモデルです。リア充至上主義採用では「女も口説けないやつが会社を口説けるわけない」みたいな言い方もよく耳にしますが、確かにそうなのかも知れません。恋愛ではお塩先生みたいな人がいい男であるように、就職試験でもそうなのかも知れません

もし就職試験が恋愛に近いとすれば、NNT(無い内定)が無能のレッテルを覆すには、よりよいところに就職することが名誉回復にはよいでしょう。スイーツ女はときどき男に「それだからモテないのよ」と説教をしますが、それは自分(女)が選ぶ側であり優位にあるというプライドではないかと思います。そういうスイーツにいくら反論しても「それだからモテないのよ」と言われそうですが、輝くような美女を連れていれば黙ってしまいます。虚栄心を満たすために美女を追いかけるのは賛成できませんが、美女が求められる理由の1つはそういうことかも知れません。同様に企業でもNNTだとただの無能ですが100社落ちても、その後によいところに就職すれば落とした方の見る目がなかったとなるかも。

ウイルス対策をやりたがらない知人を説得するには?

もう一つ、ウイルス対策についてあまりにあきれ果てたことを書いているので、ついでにコメント。

痛い思いをさせるのが一番なんで (スコア:2, 参考になる)
NOBAX (21937) : 2009年08月06日 13時11分 (#1618331)
あまり感染力の強くないウイルスか、ウイルス擬きを、友達のPCに入れてあげればいいのでは。
うちの管理者が似たことをしたのですが、チョット強い疑似ウイルスだったので大騒ぎになりました。
注意してやりましょう。

別件ですが、 バックアップをしない人がいたのですが、フォルダーから見えないように細工をしておいたら、
やはり大騒ぎになって、上司からは怒られるは、同僚からは嘲られるはした後に、
おもむろに復活してあげたら、以後、反省して、バックアップをするようになりました。

ホントに殴られないと、痛みを理解出来ない人は存在するようです。

おいらはウイルス対策ソフトは使っていませんが、ウイルスに感染することは滅多にありません。オンラインスキャンでときどき確認はしていますのでまず間違いありません。

ウイルスは魔法ではないので感染ルートがあります。したがって、感染ルートを絶ってしまえばウイルスがパソコンに潜り込む余地はありません。おいらはファイアウォールでNimdaやCode Redのように、ポートをオープンにして稼働しているサービスの脆弱性を突く攻撃を排除しています。また、自分からトロイの木馬を踏んだりはしません。もし懸念される場合には直ちにチェックしています。変なアングラサイトから違法コピーソフトとかをダウンロードすることもありません。必要に応じて仮想マシンの中であぶない操作をしています。まあ、過信は禁物なのですが。

人には人のセキュリティモデルがある

ちょっと現実の話に飛躍させますが、日本は銃の所持は基本的には禁止というセキュリティモデルを採用しています。アメリカは侵入者は自分で撃ち殺せという考え方があるようですね。これは双方にもっともな言い分があります。たとえば、

八王子スーパー強盗殺人事件
女子高生2人は布製の粘着テープで手足を縛られ、至近距離から後頭部に1発ずつ発砲され、即死の状態だった

こういう事件があるとアメリカの銃所持賛成派は「市民が銃武装していればこんなことにはならなかっただろう」という言い方をするそうです。市民に戦闘能力があるかどうか怪しいけどね。アメリカでもしょっちゅう銃乱射で死傷者云々って事件があるし。

ともあれ、日本では悪いやつが銃を持って乗り込んできたらどうしようもないというリスクを受容するかわりに、銃による犯罪の発生件数を減らすというセキュリティモデルを持っています。そこに「痛い思いをさせるのが一番なんで」と言って、死なない程度に銃で怪我を負わせて危機感を煽ろうなんてことをしたら、誰もがこいつはイカレていると考えるでしょう。

で、ウイルスに話を戻すけど、おいらのセキュリティモデルではファイアウォールの内側に何らかの方法でウイルスを持ち込んだり、アホな人が勝手においらのパソコンでWinnyを使って暴露ウイルス(トロイの木馬だけど)を実行することも想定していません。だから、わざわざウイルスを持ち込めばそりゃ感染するけど、それは日本人は平和ボケしているから目覚めさせてやると使命感に燃えてあちこちで無差別テロをやるような勘違いしたアホと変わりません。

こんなのに「参考になる」なんてモデレーションしている人はいったい誰だろう?

1 個のコメント

  • 自分も面接に落ちた時、基準は知りたくて電話をかけてみようかと思ったこともありましたが、相手が気分を悪くしたらどうしようかというへタレ(笑)思考に行動を抑制させられて断念した事があります。

    企業側もそういう人材が欲しいなら、そう書けばいいのになぜかしないんですよね~不思議に思います。しかもこのごろは面接の時に何時から出勤可能とか、何日働けるとか、そういうのが書いてある紙に記入をしなくてはいけませんが、果たしてそういうマニュアルを企業は使いこなせているかどうか………。
    しかも以前勤めていたところをなぜやめたか根堀り葉堀り聞いてくるし、プライベートに関わる事だったらどうするんでしょうか? 後でばれる可能性を考えると嘘も言いづらし、あまり言えないし………。人材登用や育成に関しては今の日本人は壊滅的に駄目ですね。

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