なぜ国内総ブラックを阻止できなかったのか-ニートの告白

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なぜナチスを阻止できなかったのか-マルチン・ニーメラー牧師の告白-

ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は共産主義者でなかった。だからなにも行動にでなかった。

次にナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者でなかったから何も行動にでなかった。

それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、自分はそのたびにいつも不安をましたが、それでもなお行動にでることはなかった。
それからナチスは教会を攻撃した。自分は牧師であった。だからたって行動にでたが、そのときはすでにおそかった。

なぜ国内総ブラックを阻止できなかったのか-ニートの告白

吸血鬼が契約社員を冷遇したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は契約社員でなかった。だからなにも行動にでなかった。

次にナチスは派遣社員を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、派遣社員でなかったから何も行動にでなかった。

それから吸血鬼は新卒(内定取り消しとか氷河期に採用を絞るとか)、オナニート専攻、博士号持ち等をどんどん攻撃し、自分はそのたびにいつも不安をましたが、それでもなお行動にでることはなかった。それから吸血鬼は正社員を攻撃した。自分は正社員であった。だからたって行動にでたが、そのときはすでにおそかった。

人間って学習しない生き物だね

ナチスの例だけでなく、暴挙を見て見ぬふりをした結果、悪が手のつけようがないほど巨大化した例なんていくらでもあると思う。今の日本企業はバブル崩壊後に、それまでの社員は家族として社員を大事にした日本的経営をやめ、アメリカ的な成果主義を導入した。まあ、アメリカ的ならアメリカ的なりにいいところはある。ダイバーシティを重視するとか、企業の社会的責任を重視するとか、転職市場が流動的であるとかね。

しかし、日本企業は日本企業のよい面だけ捨てて、悪い面をそのまま残した。そうしているうちに、ついに正社員のカットまで事態は悪化したが、もう巨悪に立ち向かう力はない。

社畜はスイーツ

スイーツというのはメディアなどに扇動されて、体制側にとって都合のいい行動をとる人(主に女)である。労働に絞って言うと「自立した大人の女性」とか「鑑に向かって頑張れ私」などがそうであろう。無茶なサビ残に耐えることが自立した大人だとメディアが吹聴し、それを無批判に鵜呑みにしてしまう。

社畜はそういう意味でスイーツの一種である。

ともあれ、大昔から組織を上手くまとめるには敵を作ることであるとされてきた。大規模に言うと戦争をすると国内の不満が収まるとかね。あいつが悪いって決めつけると、怒りの矛先を別の方向に向けることができる。

正社員には「派遣をやっているやつは、仕事が辛いのは嫌だ、勉強するのは嫌だと怠けてきたから、ああいう身分なんだ、自己責任なんだ」と吹聴すると、社畜は批判能力がないので、自分の仕事が辛いのは社会人として当然であり、批判すべきは吸血鬼ではなく、自分だけ怠けて文句を言う派遣共であると信じ込む。