Few job prospects for ’09 graduating class

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想像には難くないのですが、アメリカでも無い内定が続出のようです。Newsdayの記事Few job prospects for ’09 graduating classによりますと

Two months ago, he started applying for jobs – just as the career placement office advised.

Still, Alexander is one of a growing number of college seniors who are approaching graduation this spring without a job, or even the prospect of a job.

無い内定のまま卒業しそうな4年生が山ほどいるようですね。アメリカは日本ほど新卒至上主義でもないので、しばらくして景気が回復すれば就職できる気がします。日本の場合は「人生オワタ\(^o^)/」であり「運が悪かったね、諦めろ」ならまだいいけど「おまえが無能なのが悪い」と責任転嫁されてしまったりします。100年に一度の金融恐慌とか言われていますが、それが自己責任ってFRB議長なみの重責を大学生が背負っているというのかよ、と。

今後の仕事は?

関連記事のWhere the jobs areによりますと、仕事のありそうな分野は看護師や、オバマ関連の公共事業の技術者などがあるそうです。日本の場合はどうするんでしょうか。アメリカほど明確に引っ張りそうもないですよね。政治家とか官僚、企業の上層部は何があっても自分たちは困らないから、弱者切り捨てで乗り切ろうとするだけで、抜本的な対策はしないと思います。というか、抜本的な改革をして失敗したら自分の地位が危ないですから、するわけないですよね。以下、個別。

HEALTH CARE

高齢化に伴って医療関係者が需要増らしい。

SPECIAL EDUCATION

大学の予算は減るけど、特殊な需要は減らないらしい。特殊な需要って何だろうね?

FINANCE

ほんとかな。うまく荒波を乗り切れば、下落相場でも利益は出せるはずだけど。

ACCOUNTING

資産が目減りし続けるこんな時代でも優秀な会計士は需要があるようですね。

INFORMATION TECHNOLOGY

ITですか、日本ではブラックの筆頭ですね。ITって知的で洗練されたイメージがあるはずなのに、何度も述べているとおり日本のITはデジタル土方(体力勝負の体育会系)だからいかんと思うのですよ。小学生の頃からプログラムを趣味で書いてきて、それでいて数学とかのセンスのある人、いわゆる高学歴情報科学専攻あたりの人を少数採用した方がいいと思うのですよ。

スケーラビリティというのがあって、プロジェクトの人数を10倍に増やしても、打ち合わせとか方針の説明とかがあるので、絶対に効率は10倍にはならないのです。仮に人数を10倍に増やすと業務効率がトータルで3倍になるとしましょう。とすると、10倍の人を雇うより10倍働ける人を雇った方が絶対によいはずです。3倍は効率が上がるはず。

というわけで、基礎学力をきちんと持っていて、なおかつプログラミング適性のある人を、普通のエンジニアの3倍の給料で雇った方がいいのです。初任給1,500万円くらい出せば能力のある人が山ほど来ますよ。そうじゃないと、高学歴は下流工程には来ないですからね。

やねうらおさんのブログに「年収1億稼げる(かも知れない)仕事術」があります。

「私は、30年程度プログラミング経験があります。平均的なエンジニアの3倍以上の速度でプログラムを設計し、コードを書くことが出来ます。しかし電話のやりとりやメールのやりとりが極端に人より速いわけではないですし、理解速度が人の3倍速いわけでもないので、大局的には2倍ぐらいの実効値であると仮定しましょう。

次に、私は毎日15時間のデスクワークをすることが出来ます。普通の人が毎日15時間も働けば過労死してしまいます。しかし、私は決して過労死しません。何故なら、デスクワークをすることに何のストレスも感じないからです。

《昨日のエントリの文章がいくつかここに入る》

つまり、(ワーストケースでも)2倍の3倍で、少なくとも人の6倍の仕事量がこなせます。平均的なエンジニアへの支払いが40万だとしたら、その6倍で月に240万円相当の仕事をこなせます。

ここまではご理解いただけますか?」

「ああ、なるほど」と言う返答をもらう。それを確認して、私は次のように続ける。

「私が一人でプログラムを書く時は上司に進捗を報告する必要もなければ、部下の進捗を尋ねることもありません。また同僚と共同作業をすることもありません。同僚にプログラムの構造を説明することもありません。

エンジニアが二人以上で作業する場合、同僚にこんなプログラムを書いてくれと伝えるのにとてもロスが発生します。平均すれば2割ぐらいのロスがあるでしょう。二人は1.6人分しか働けません。

10人のチームではそこに加えて進捗報告の時間やグループミーティングの時間が発生しますし、各自がそれぞれ等しく新しいテクノロジーを学ばなければならないため、学習コストが10倍になります。しかも途中でプロジェクトから抜ける人の引き継ぎをしたり、設計が破綻していて完成しないリスクだってあります。

つまり、収穫逓減があり、人数が増えてくるとロス率も上がります。10人ぐらいの平均的なプロジェクトでは4割程度のロスが出るのが普通です。すなわち、10人居ても6人分しか働けていません。これでは私の作業スピード(6倍)と同じです。

しかも各自の書くコードにはムラがあるので能力のない人のコードを書き直したり、複数人で作業しているので一貫性のないコードになっていて保守が大変だったりすることが往々にしてあります。

私に任せていただければ

  • 設計が破綻するリスクがありません。
  • 一貫性のないコードになるリスクがありません。
  • 途中でプロジェクトメンバーが抜けて暗礁に乗り上げるリスクがありません。
  • 本を数冊書いた程度には文章を書き慣れており、不明瞭なドキュメンテーションになることがありません。

それゆえ私一人で10人の精鋭チームに相当する戦力となるのです。」

全体的に示唆に富んでいますが、「私が一人でプログラムを書く時は上司に進捗を報告する必要もなければ、部下の進捗を尋ねることもありません。また同僚と共同作業をすることもありません。同僚にプログラムの構造を説明することもありません」がスケーラビリティとして重要なことです。ブラック企業から脱するには少数精鋭の方がいいのですね。「二人は1.6人分しか働けません

ENGINEERING

だんだんダレてきた。オバマ政権の方針に適った技術を持っているといいんでないの?って話。日本の政権は何をするんでしょうか。たぶん何もしないと思いますけどね。実行して失敗することを日本人は恐れます。赤信号、みんなで渡れば怖くないというかな。みんなが改革に走ることはないから、じゃあ何もしなきゃいいやという発想ですね。土建屋を儲けさせるための公共事業は、不景気にかこつけてやるかも知れないけど。

LAW ENFORCEMENT

けーさつかん?

openingsって就職口という意味があるのか。

以下略。