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	<title>超意欲的にぃと &#187; 楽器ファンド</title>
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	<description>もうすぐ東大卒無職が好き勝手語るブログ。</description>
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		<title>楽器ファンド</title>
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		<pubDate>Mon, 10 Nov 2008 15:32:39 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[Onaneet & Company]]></category>
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		<description><![CDATA[ある友人からのメール
彼も世間に敗れてワーキングプア生活をしています。もしOnaneet &#038; Companyがうまくいくなら迎え入れたい一人です。さて、以下はblockquoteでくくるのが大変なので、引用です [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h2>ある友人からのメール</h2>
<p>彼も世間に敗れてワーキングプア生活をしています。もしOnaneet &#038; Companyがうまくいくなら迎え入れたい一人です。さて、以下はblockquoteでくくるのが大変なので、引用ですが引用ではない形で転載します。プライバシーに関するところは伏せます。</p>
<h2>オルガンについて語る</h2>
<p>盲目の鍵盤奏者、武久源造氏の録音のCDを持っています。その中のトラック15〜17はオルガンによる四季の「春」が収録されています。その録音はカザルスホール（現：日大所有）に設置されているアーレントオルガンによる演奏です。アーレントオルガンは日本に3台しかありません。後2台は東久留米にある「聖グレゴリオの家」という宗教音楽学校、つくば市にあるノバホールです。</p>
<p>この聖グレゴリオの家は知る人ぞ知るマイナーな、しかし凄い音楽施設です。この間、学院大で聴いた今井奈緒子女史も東京芸大を卒業してから、ここに進学しました。別に、学校法人でもない、知らない人には怪しい施設に過ぎません。でも、今井さんのみならず優秀な人材がこぞってその門をたたきます。</p>
<p>私の○○時代の友人が4月に入試を受け合格し、9月の新学期からここへ通っています。バロック音楽マニアが講じてチェンバロからオルガンへ。実技試験で本物オルガンに初めて接した男。教会音楽科という3年間の正規課程の学生です。将来、オルガン演奏家になるか教会のカントルになるか。カントル資格は日本ではここでしか取得できません。彼がオルガニストとして成功するのを私は期待しています。</p>
<p>友人は合格後、練習用オルガン（200万円）をイタリアから輸入しました。それまで働いて貯金した額ですが収入がないので苦学生をしています。5月末にクレーン車を使って二階へ搬入した際の写真をみましたが大掛かりでした。アーレントとはユルゲン・アーレントというドイツの名オルガン職人のことです。バロック時代のオルガンはロマン派以降〜現代のオルガンとは違います。明らかに違うのは音です。聴けばわかるのですが上手く伝えられません。直截的で輝かしい音がアーレントオルガンの特徴かもしれません。言わばストラディヴァリウスのオルガン版。オルガンの頂点はバロック期後半だといわれます。それは楽器、演奏家、作曲家あらゆる面で充実していました。バッハの頃が絶頂期と言えます。</p>
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<img src="http://www.onaneet.org/blog/wp-content/uploads/2008/11/img_0309.jpg" alt="" title="img_0309" width="480" height="360" class="aligncenter size-full wp-image-958" /><br />
十八番のエオリアンハープを奏でる私<br />
アルペジオをきれいに響かせるのが上手に聴かせるコツ
</div>
<h2>ヴァイオリンについても語る</h2>
<p>この時期は不思議と弦楽器もアマティやストラディヴァリウス、ガルネリなど名職人による銘器に恵まれました。弦楽器で当時の楽器が優れているというのは、現在では当時のニスが手に入らないからだと言われます。材料が手に入らない、というより再現できないようです（詳細は忘れました）。ニスと言うのは、弦楽器の表面に塗られている塗料ですが音に決定的な影響を及ぼします。ニスは表面に塗るだけではないのです。実は弦楽器はそれぞれの木片をニスだけで軟接着しています。中は空洞ですが「魂柱（こんちゅう）」という鉛筆くらいの細さ（チェロの場合、ヴァイオリンではもっと細く短い）の1本の木のつっかえ棒が接着もされず板に挟まれています。この棒が中に立っていないと音が出ないので「魂柱」はまさに名のとおり重要なものです。板がこんなものを挟んでいるから、総じて軟接着部分には時間が経てば自然と「はがれ」が出てきます。はがれは微細な隙間を生むのですが音が雑になり、音が出なくなりひどいと本当にはがれます。はがれは弦楽器の宿命で定期的にメンテナンスを依頼してニスで接着してもらうのです。</p>
<p>当時の様式の楽器は今ではオリジナル楽器とか古楽器と言われ、普通の楽器（モダン楽器）とは別物として扱われています。先日の「四季」のCD、ジュリアーノ・カルミニョーラ＆ヴェニス・バロックオーケストラは全てオリジナルの古楽器による演奏です。カルミニョーラの楽器は古楽器ですが17cの作者不詳のものです。こういう名もない楽器は改悪されずに埋もれていたから奇跡的に原型を維持できた楽器でしょう。それに対してモダンの名演奏家が使用している楽器は皆ストラディヴァリウスなど歴史的な楽器です。歴史的モダン楽器もオリジナル古楽器も元は同じ楽器です。今でも楽器を作る際、サイズや型はわざとストラディヴァリウスの型をコピーしています。でも、当時の出来には及ばないから骨董品でもある本当のストラディヴァリウスなどを使うのです。でも時代を経て改良・改悪されていった末にロマン派の頃に現代の基礎が出来ました。違って時代とともに変化していったのは音量のためです。ホールが大きくなり、大オーケストラと競演するようになったからです。そのために、主に変更されたのは、</p>
<h3>「駒」が高くなった</h3>
<p>駒と言うのは弦を支えているブリッジのことです。これが高くなるということは弦の張力が増します。</p>
<h3>指板も高くなった</h3>
<p>指板とは、楽器の中央を走る弦の下にある黒い細長い板状のものです。フレットです。駒が高くなったので同時に高くあわせただけです。</p>
<h3>弓の張りの強化</h3>
<p>弓を張るための木はかつては凸にアーチ状でした。これは弓の先端→中央→根元と移動するにつき、音の強さは弱→強→弱となる特徴があります。一方、モダン弓は音の強度を終始一貫に保つため凹に反る形状になったのです。</p>
<h3>弦の素材が変わった</h3>
<p>弦の素材が羊の腸（ガット弦）からスチール弦へ</p>
<p>録音ではわからないですが、古楽器は実際には音量が小さいです。音は強弱が多いのは弓の形状に由来し、直接的でビブラートをかけないのが当時の演奏スタイルです。とても乾いた直截的な音がするのも特徴です。ちなみにモダン仕様でもストラディヴァリウスの音は輪郭がはっきりと、意志と輝きがあると言われます。そしてモダン楽器で銘器とは絶対的に音量が大きく、あるいは遠くまで音が明瞭に届くようになったのです。</p>
<p>ちなみにツィゴイネルワイゼンのCDのアンネ・ゾフィー・ムターの楽器がモダン楽器でのストラディヴァリウスの音です。まさに典型的な音です。彼女の楽器はとりわけ銘器で有名です。最近はすっかりバロック音楽（古楽）は市民権を得ました。モダン楽器の演奏家は古楽器も演奏するようになったのです。それは長らく改造されていた楽器を再び楽器が誕生した状態に戻すことも意味します。もしくは、原型をとどめた楽器を発掘して使用する（カルミニョーラのケース）。これはめったに有り得ないケースであるため難しい。オルガンも弦楽器も歴史的経緯など似ています。カザルスホールでの録音はバロック時代のオルガンの音だと思ってください。当時のオルガンも時代を経て音量重視に改悪された、あるいは老朽化し、忘れ去られていきました。そして先の戦争でオルガンはパイプが武器に再利用されるなど絶滅寸前でした。何とか奇跡的に今日に無傷で残ったあるいは老朽化、改悪されたが修復しうるものを手がけている人の1人がアーレントです。</p>
<h2>経済学士っぽく語る</h2>
<p>脱線しますが、弦楽器（特にヴァイオリン）は儲かるようです。<font color="red">土地はバブル崩壊とともに値崩れしましたが弦楽器は経年、値が上昇したまま下落したことがありません。弦楽器が土地と違うのは価値が市場での適正な価値であるということでしょう。順調で安定した成長資産です。弦楽器も楽器商の間で厳格な相場が存在して取引されているのをご存知でしたか？歴史的銘器は億を超えるので難しいですが、現代でもイタリアのクレモナ地方の名職人の作のものは数百万で手に入る上10年間経て10倍で取引されるので好んで資産家が購入するようです。まあ、経年物価も上昇していますから実際は10倍とか意味のない議論ですが。資産割れは有史以来皆無です</font>。</p>
<p>但し、楽器は生き物ですから維持するために演奏してあげなくてはなりません。そこで、よく名演奏家などに期限付きで無償で貸与するのです。ヴァイオリンは歴史的銘器は300年経ちます。元々が木で出来ているのでいつかは寿命がやってくると言われています。寿命とは音が出なくなった、あるいは素材の木が灰のようになってしまうのかわかりませんが。そのときが土地で言うバブル崩壊の時なのでしょう。これは確実に儲かります。まとまったお金が出来たら絶対投資しようと思います。但し、ヴァイオリンのブランドに詳しくなくてはならないし維持費や初期投資額が大きいので知識のある大金持ちしか手を出せないのではないでしょうか？</p>
<h2>引用は以上です</h2>
<p>さて、前半のうんちくも結構面白いので長々と引用しましたが、重要なのは「経済学士っぽく語る」です。彼は経済学部卒の音楽家で、結構重要な指摘があります。まず楽器は値崩れしないということ、取引をする市場がしっかりしているという指摘です。</p>
<p>さて、楽器は音を鳴らしてやらないと可哀想です。ということは、名器を500万円くらいで買ってきたところで倉庫にしまっておいてはもったいない。じゃあどうするかというと、一つのアイディアはコンクールの支援をすることです。優勝者に所有する名器を数年間貸し出すということを行います。これによって、楽器を正しく扱うことのできる人の手に預けることができ、楽器のコンディションを保つことができます。同時に社会的に貢献するという大義名分を得ます。楽器がその間に破損した場合の保険もあります。</p>
<p>楽器の購入は、今では悪名高い「証券化」を上手く使って、さっさとリスクを分散させてしまいます。これを毎年繰り返して、ある程度の楽器を所有し、10年後などに適切な市場で売却をして利益を配分します。</p>
<p>どうでしょうか、この楽器ファンド？面白いと思いませんか？</p>
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