Archive for the '宇宙' Category

ホリエモンの宇宙論

Posted by onaneetX.Q on 5月 21 2009 Add Comments

ホリエモンが宇宙論という連載をスタートさせました。なかなか面白い読み物で、特に「私は実際にロケットエンジン開発に関わっています」というのは、ホリエモンが真面目に宇宙ビジネスやりたかったということがわかり、興味深いですね。

60年進歩がない理由

実は、未だに人類はこの偉大な先駆者であるフォン・ブラウン博士とそのチームの業績を超えられていません。
(中略)
世界の宇宙開発は実は60年以上も前に設計された技術に支えられているのでした。

少し懸賞金を出したら、民間がスペースシップワンという宇宙船であっさり宇宙に行ってしまった上に、スペースシャトルのように《燃料を打ち上げるために、莫大な燃料を使う》という無駄の多い方式ではなく、飛行機で上空から打ち上げるという面白い方式を披露してくれました。

宇宙のことはたいして詳しくないけど、ろくすっぽ宇宙開発が進歩しなかったのは、宇宙関連技術が軍事に密接に絡んでいたり、あるいは冷戦で見栄の張り合いなんかをしていたために、民間の参入がなかった(たぶんできなかった)ことが原因だと思います。アメリカは民主党も共和党もスタンスは違うにせよ社会主義からは距離を置いている国だと思うのですが、宇宙開発に関しては非常に社会主義的(生産手段を社会=国家のみが提供する)だったと言えます。

さて、ホリエモンが何て書くか楽しみだ。

追記:社会主義と資本主義

おいらの理解では、社会主義は「生産手段を社会が提供する」経済主義であり、資本主義は「生産手段を資本家が提供する」経済主義だと思っている。よくワープア問題を資本主義とか新自由主義にこじつける人がいるが、本来自分が負うべき失敗の責任を労働者に押しつけることのどこが資本主義(とか新自由主義)だというのだろうか。

さて、おいらは基本的には資本主義の側に立っている。しかし、現在の日本のように上場企業のおそらく9割以上は糞企業という状況では、資本家に頼っていては経済は縮小する一方だと思うので、こういうときは社会がすこし出しゃばってもいい。具体的には、ニューディール政策のときのテネシー川開発公社のような公社をたくさん創って雇用を維持すべきだ。

しかし、残念なことに民間一流、政府は三流の日本に於いて、公社を創っても役人の天下り天国で、以前の高速道路のパーキングエリアみたいなファミリー企業が質の悪いサービスを割高に提供するだけだろう。今は民間も三流、政府も三流。いったいどうしたらいいんだろうか?

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宇宙へ行くこと

Posted by onaneetX.Q on 11月 11 2008 Add Comments

東大OG、宇宙へいく

あちこちの新聞にありますが、2010年2月に打ち上げ予定の米スペースシャトル「アトランティス」に、山崎直子宇宙飛行士の搭乗が決まったそうです。

スペースシャトル、かっこわるい

さて、かなり挑戦的なことを書きますが、スペースシャトルは旧技術の固まりでこれは非常に格好悪いです。まず、スペースシャトルの重量の大半は燃料で占めます。ということは燃料を打ち上げるために燃料を載せている。これは非常にかっこわるい。

サッカーボールモデル

地球の中心から距離r[m]での引力は、万有引力定数G[Nm^2/kg^2]、地球の質量M[kg]、宇宙船の質量m[kg]とすると、-( GMm / |r|^2 )( r / |r| )ですので、こいつを距離で積分すれば宇宙まで飛び出すのに必要なエネルギーを得ます。それと打ち消すだけの初速があれば宇宙にいけるわけです。

これは初速を一度に与える場合で、サッカーボールを宇宙まで蹴飛ばすのに必要なエネルギーと言い換えてもいいかもしれません。スペースシャトルの場合はもうちょっと違います。一度に初速を与えたら中の人間は加速度で死んでしまうからです。

スペースシャトルの場合、単位時間に吹き出す燃料の質量n[kg/s]、噴出速度をV[m/s]としますと、推力はnV[N]になります。また、単位時間あたりの運動エネルギーは(1/2)nV^2ですので、nを消去して・・・あーめんどうくさい。理物の人カモン。

ロケットの質量と推力が釣り合っていることから、ロケットの質量mと燃料の噴出速度から必要な燃料を計算できます。逆に言うと必要な燃料の量は噴出速度(つまりどのくらいゆっくり宇宙に登るか)に関係があるという当たり前の結論に到達します。

あと、ニートですので計算が間違っているときは優しく教えて下さいね。物理なんて大学入試の時を境に縁を切りました。

銀貨鉄道999モデル

いきなり初速を与えるのは無理とすると、徐々に加速していくことを考えます。

リニアモーターかジェットエンジンか何かでうんと加速してしまいます。第二宇宙速度が11km/sくらい。コンコルドが約2,160km/hなので、3,600で割ると0.6km/sくらいでしょうか。第二宇宙速度の1/18くらいの初速で発射できます。もうちょっと頑張りたいけど、これでだいぶ燃料は節約できるはず。細かい計算は理物の人カモン。

飛行機から打ち上げる

スペースシップワンというのがあります。見ての通りとてもスマートですが、ちゃんと宇宙まで行けます。これを見るとスペースシャトルは1980年からまるで進歩していないと思いませんか?

アポロ計画の頃は旧ソ連と熾烈な宇宙開発争いをしていたからいいのですが、その後宇宙開発は一段落してしまったようです。月も行ったし、もういいかなって思っているんじゃないでしょうか。

その後、お金が大量に流れたのは金融です。冷戦が一段落したことで、軍事関係を中心に、極めて優秀な人が金融業界に流れ込んだのです。それもあってか、宇宙開発は燃料を打ち上げるために燃料を積むような無粋なものを30年近く使い続けることになってしまったわけです。

宇宙エレベータ

これは現代のバベルの塔ですね。宇宙まで届く塔を作ってしまえば、あとはエレベータで宇宙に行けると言うことになります。天罰が下らなきゃいいのですが。

自重を支えるためにカーボンナノチューブをふんだんに使った贅沢なエレベータですが、実現してしまえば極めて安いコストで宇宙まで行けます。

本命はスペースシップワンかなあ

これは現実的に宇宙まで行けますし、コストもそんなにかからないようです。1億円もあれば宇宙に行けるんじゃないかな。オナカンで宇宙開発をやるなら、ぜひこうした方法を採りたいものです。

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