Archive for the '写真' Category

台湾日記(4)

Posted by onaneetX.Q on 1月 25 2010 one Commented

まずはいただいたコメントのお返事。

Posted by ひとり On 2010年1月22日

たすけて

kwsk。助けられるものなら助けたいけど。

Posted by 匿名 On 2010年1月24日

>世間の就活生ってずいぶんアグレッシブなんですね
アグレッシブであるんじゃなくて、アグレッシブであるように見えることを求められているのが就活生だと思うのです。

なるほど、そうかも。企業がアグレッシブな学生を欲していて、そう見えるように繕うわけですね。

前書き

ほんとに日記になってきた。読者は誰なんだろう?一部の知り合いは近況把握に役立てているようだけど、読者を意識しない文章を書いていていいのかなと思う。台湾で中国語をやりたい人ならほんの少しだけ役に立つかも知れない。

台湾日記・月曜日

今日から学校だと思って集合時刻を確認すると1/19日の11:00AMだとあった。月曜日は18日。あれ、今日は学校ないの?というわけで、アメリカの大学に旅立ってしまう友人と少しばかり一緒にいることにした。

よく考えると出願時に学校に写真2枚を提出しなかったので、写真を用意しに行った。パソコンの中に証明写真のデジタルデータがあるのでUSBメモリに詰めて写真屋に行き、夕方できるから取りに来るように言われる。

それから彼とバイクに乗って近所のデパートに行った。何か予約していたものを受け取って「○○へのプレゼントだ」と言った。○○というのは前に留学していたときに知り合った北京大学の才女(本当に天才らしい・・)で、今はとあるアメリカの名門大学にいる。彼もそこにいくためプレゼントを買うのだとか。なかなかまめな男だと思う。台湾にも気になる女の子がいるようなのになー。この辺がもてるコツなのかも知れないと感心した。

ちょうどこの日にその○○さんからメールを貰った。FacebookというSNSの上でのメールなのだけど、しばらく中国に戻っていて中国ではFacebook等のサイトは政治的理由によりアクセス禁止になっていてメールできなかったとか言っていた。そういえば、今の中国はGoogleとも喧嘩していて、なかなか大変なことになりそうである。他には台湾にいると聞いた、中国語がんばって、今度は本土に遊びに来てねという話だった。次の旅行は北京かなあ。あるいは上海万博でも見に行く?

話は飛んだけど、マンションに戻り彼は荷造りを始めた。そういうわけでしばし解散。しばらくして彼が出て行くときに見送りに行ったら、ご両親が来ていた。お母様の車で空港に行くようだ。お母様は英語も日本語もあまりできないとのことで、あんまり話はできなかった。お父様は大学教授だそうで英語で少々歓談した。今度お正月だからご飯でも一緒に食べましょうとか言って、友人は空港に向かった。お父様は授業があるとかであまり長話はできなかったが、また会う機会がありそう。

妹さん情報によると、お母様は非常においらに目をかけてくれているようで、頻繁に差し入れがある。妹さんとお母様が電話で喋ると、おいらの話題がかなりあるそうだ。妹さんが友達と食事に行くというと、おいらを放置するな、友達との約束はキャンセルしろとか言うそうだ。大丈夫です、おいらは一人でも食事できますから。

一人になって写真を受け取った。当たり前だけど仕上がりは上々。というか、デジタルデータを持ち込んで写真を焼いて貰えるということは、かなり修正をかけた写真でも履歴書に使えるということだよね。

妹さんが仕事が遅くなり、さらに上司と夕食を採るというので帰宅が遅くなると連絡があった。ちょうどスーパーに洗濯槽クリーナーとか漂白剤などの買い物に出かけていたので、手頃なサイズのチョコレートを1つ求めて、付箋にお疲れ様、今日はご両親と会いましたとの旨を書いてドアの前に置いておいた。・・・が、部屋を間違えるというドジを踏む。荷造りの時に友人が出入りしていた部屋は別の部屋だったようで、記憶にある部屋番号と、彼が出入りしていた部屋番号が違うなあと後になって気づいた。

夜遅くになってチョコレートを受け取ったというメールを貰った。翌日ご飯に行こうという約束をして就寝。

火曜日

今度こそ学校が始まる。でもオリエンテーション。11:00AMに学校に行き、日本語の説明DVDが映し出されているのを見て、一通り学校を巡って使える機器などの説明を受けて終了。写真も提出。学生証はみんな貰っていたが、おいらは写真の提出が遅れたのでまた今度。

この日はバス路線の確認をした。台湾のバスは大抵は番号が付いている。バス停にはたくさんの番号が書いてあって、その番号のバスはそのバス停に停まる。バス路線図はあるのだけど、あまり見やすくない。どの番号が自分の行きたいところに行くのか探すのにずいぶん手間取った。そのバス停の番号を全部記録して、あとで別のバス停でも同じように番号を記録して、重複する番号が目的の路線だという探し方の方がいいらしい。結局、たくさん路線があっても1路線だけが該当するようだ。

帰宅して、変な時間に着いたので遅めの昼食を採る。それから色々雑用をして夕方に妹さんと合流。夕食はなんとモスバーガー。台湾に来てモスバーガーとはねとも思うけど、これはこれで有意義な時間だったと思う。モスバーガーはほとんど日本だと言っていい。お茶が玄米茶だったり、あとは値段も日本とあまり変わらないと思う。台湾ではちょっと高めかも知れない。その辺の屋台でおいしくて安いものがたくさん売られているからね。

食後に少し話をした。電子辞書がいるかなという話をしたら、明日サンプルを持ってきてくれるというので、お願いして解散。

水曜日

授業1日目。教室にいたのは日本人の親子(母と娘)、韓国人の女の子が2名。一人は日本語がかなりできる。3年くらい吉祥寺に住んでいたらしい。あとおいらとベトナムから来た女の子、ウズベキスタン人の女性の7人。ウズベキスタン人の女性はなんでも台湾人と結婚したらしく、それゆえ中国語(マンダリン)が必要になった感じ。お腹が大きいから子供がもうすぐ生まれるんだろう。双子だという話もある。

日本語話者が3人と日本語が上手な韓国人がいるため日本語がクラス内では主流を占める。ベトナムの子は名前を漢字で書けるようだが漢字はあまり得意ではないのかな。韓国はどうなのだろうか、ハングル主体というイメージがあるけど。ウズベキスタンの女性は完全に漢字はダメの様子。でも、名前が覚えやすいのは彼女である。なぜなら、漢字の中国語読みをしなければいけないので、自分の名前も初日にはマトモに言えない。もともと漢字を使わない彼女の場合はそのまま読めばいいので簡単である。

最初の授業は極めて基礎的な話、私の名前は〜です。あなたの名前は何ですか?みたいな会話と、あと台湾特有の注音符号を習う。注音符号はカタカナというかハングルというか、そんな感じの表音文字。ひらがなやカタカナにそっくりな文字があって混乱するが、日本語のかなのように1文字で1音を表すとは限らない。例えばz+aみたいな漢字の書き方をするあたりはハングルに近いかな。ハングルのように部品の組み合わせで1文字になるわけじゃなくて、並べて書くという違いはあるけどね。

学校が終わったら台北駅に向かい、電子辞書の相場を見てきた。あんまり安くないけど、繁体字の電子辞書は台湾でないと入手困難だから思い切って買うことにする。複数の店で値段を聞き、一番安そうな店を覚える。

夜、妹さんと会う。授業でやった内容を話して色々教えて貰う。日本人ってよく「りーべんれん」と言う。ribenで日本、renで人とピンインでは書く。しかし実際の発音は「じーべんじぇん」なのかな、そんな感じ。Rの発音がRに聞こえないとか、Qの発音が「ちー」だとか、色々罠がありそうな感じがする。そんな感じで習った内容の復習と応用を話した。電子辞書のサンプルを最新機種、少し古い機種、ライバル社の最新機種などを比較検討して買う機種を決めてから解散。

木曜日

少し早めに家を出て、まず台北駅に向かう。妹さんにサンプルを見せてもらったので、それをもとに昨日一番安そうな店に行き電子辞書を購入した。店員のお姉さんが妙に親切で、液晶表面に保護フィルムまで貼ってくれた。それはいいのだけど、ホコリ1つ見逃さない徹底ぶりで何度もフィルムを貼っては剥がし、エアブローでホコリを飛ばしたり、セロファンテープでホコリを取ったりして完成。思ったより買うのに時間がかかった。

それから台北駅から学校までのバスを探す。番号は前日に調べてあるのだけど、なんとバス停が見あたらない。仕方がないから自宅の最寄り駅まで戻ってバス停に向かった。不幸は重なるもので目の前で目的のバスが行ってしまい、しばらく待っても次が来ないからタクシーを使った。そういうわけで昼食を採る時間が全くなかった。

授業は前日の続きで、趣味はなんですか?のような基礎的な会話と注音符号の続きを習って終了。金曜日は授業はなく、お正月前のイベントをやりますと言われた。15箇所中10箇所以上を回って来るようになどの説明を受けて解散。同じクラスの人たちと一緒に回ろうという約束をした。

授業が終わってから紀伊国屋に行った。授業はそれなりに有益だと思うけど、さすがにペースが遅すぎると感じた。まずあまり漢字を使わない。ウズベキスタンの人がいたりするので、あんまり漢字を使わない方がいいのかもしれないけど、漢字がないと意味があまりわからない。例えば、何かの発音を習ってこれはduckですよと言われても、duckってアヒルだったりカモだったりする。もしかして鵜なんじゃないかと思うこともある。だから漢字を使って欲しいけど、それはどう書くのですかと質問をしないと漢字が出てこない。

まず文法を知りたいと思ってロイヤル英文法のような本を探したが、ない。色々見比べて

会話に役立つ中国語文法の核心95 (マルチリンガルライブラリー)

著者/訳者:Array

出版社:スリーエーネットワーク( 2009-03 )

定価:¥ 2,310

単行本 ( 185 ページ )

ISBN-10 : 4883194841

ISBN-13 : 9784883194841


を選んだ。ロイヤル英文法ほどのしっかりした文法書ではないが、初歩的な中国語を知ってから読むと役に立ちそうだ。続いて単語帳を探した。

中国語日常単語集6000―生活からビジネスまで (CD book)

著者/訳者:Array

出版社:DHC( 2004-04 )

定価:¥ 2,520

単行本 ( 429 ページ )

ISBN-10 : 4887243219

ISBN-13 : 9784887243217


ピンインでABC順に単語が載っている単語帳に比べたらだいぶいいけど、カテゴリ別に載っている。これだと学習の途中では食べ物の名前は大抵言えるが、他のことが何も言えないような状態になってしまう。コーパスから統計的に選んだ単語帳がないものか。

ゼロから始める「中国語の発音」徹底トレーニング

著者/訳者:榎本 英雄 古屋 順子

出版社:アルク( 2009-04 )

定価:¥ 1,995

単行本 ( 115 ページ )

ISBN-10 : 4757415710

ISBN-13 : 9784757415713


続いて発音。ピンインでrとかzhの発音が相当難しく感じる。これも訓練する必要がありそうだと思って1冊選んだ。最後に

台湾を旅する会話―写真対応

著者/訳者:高橋 晋一 石 剛

出版社:三修社( 2004-09 )

定価:¥ 1,995

単行本 ( 143 ページ )

ISBN-10 : 4384034229

ISBN-13 : 9784384034226


旅行会話集のようなものだが、いくつかのtipsが面白そうだと思って買ってみた。これだけが繁体字で書いてあり、あとの本はみんな簡体字である。妹さんは混乱しないかと心配していたが、単語帳を学習するときはピンインから注音符号へ変換して、それをパソコンで入力して管理するから、そのときに覚えるだろうと思う。

他にちょっとした買い物をしようとあちこち見て夕食を採って帰宅。

金曜日

学校でお祭りがあったので、スタンプを10個以上集めることにした。まずは待ち合わせをする。美食区というのがあるから昼食を採らずに部屋で待っていて、約束の時間30分を過ぎて来ない人は置いていくことになった。ウズベキスタン人の女性はもしかすると出産なのではないかという話もあった。

_DSC0107

紙切りをしたり、書き初めをしたり、折り紙折ったり、竹馬に乗ったりして10個のスタンプを集めてみんなは解散。おいらはせっかくだからあと5つ集めることにする。全部集めて帰路につく。結局、十分な昼食にはならなかったので、近所の餃子屋で軽く昼食をとり、屋台で今川焼きみたいなお菓子を買って帰った。

_DSC0120

お茶をいれて、お菓子をついばみながら少し勉強をする。味は日本でも食べ慣れた今川焼きそのもの。台湾の屋台は色々楽しい。

夜に妹さんが訪ねてくる。友達のところに行ってきますという内容だった。土曜日は妹さんは友達とアバター(映画)を見てくるそうで、午後は塾に行くとのこと。楽しんできてねと見送った。

食事が不規則なため、夕食時にお腹がすいていないため夕食を飛ばす。そのため夜中になってお腹がすく。カップ麺でも備蓄しておくかと思いながら就寝。

土曜日

妹さんは忙しそうなので勉強とか買い物をする。スーパーに買い出しに行き、ジュースや飲むヨーグルト、あと前日の反省からカップ麺を2つ買ってきた。これで夜中に空腹でも何とかなりそうだ。

それから勉強をした。今までサボってきたので集中モードに入るのが大変だったけど、結構頑張ったと思う。しかし、ピンインを注音符号に変換してパソコンに入力して管理という作業はかなり大変だった。なんと言っても注音符号を覚えきっていないので、その都度テキストを見て確認しながら入力。キーボードの注音符号の方が先に覚えそう。

注音符号で便利なサイト(注意:音が出ます)を見つける。これで音を確認しながら効率が悪いながらもだいぶ頑張った。

夜には妹さんと日曜日のことを含めて色々話す。もしかして部屋で勉強している方がいいのかとか、そういう意思確認とか、観光地の話、他愛のない話、あとおいらに会ってみたいという妹さんの友人(男、獣医学専攻の院生)の話をした。日曜日は龍山寺という有名なお寺に行こうということで終わり。それからしばらく勉強をして就寝。

日曜日

妹さんは朝は会社の忘年会の出し物の練習で朝は忙しかった。おいらはどういうわけか、9時に目が醒めたがぬくぬくしていたら12:48になっていた。確か待ち合わせは13:30だったので慌ててシャワーを浴びて、チャイナ服を着て出かける。妹さんの友人がいるし、ちょっとだけ楽しみに出かけた。

まずは龍山寺に行き、色々祈る。ここには7柱の神様がいるらしい。Wikipediaによるともっとたくさんいるような感じだけど。船の神様がまつられていて、これは昔、中国本土から台湾に逃げてきた人が結構海で命を落としたこともあって、たどり着いた人は神様ありがとうということで人気があるとかそういう話を聞いた。

それから屋台を巡って食事をしながら妹さんの友人と話す。九份に今度行きましょうとか温泉行きましょうとか約束をした。その友人は何となく日本でもいそうな感じで、何というのだろうか、ちょっと変人っぽかった。おいらと同じタイプの人種かも知れない。

蛇のスープを出す店とか、蛙とか、この辺は変な食べ物が多い。今回はあまり冒険はせず、おでんのようなものとか、ちょっとしたデザート類を食べただけ。蛇ってそんなにいいのかなあ。高いし、あまり積極的に食べるようなものではないような気がする。

近隣のいくつかのめぼしいところを見て、妹さんの友人は学校に戻っていった。獣医なので動物の世話を毎日しなければならないため、毎日1回は研究室に行き、餌をやったり体調を確認したりするそうだ。彼は来年は就職かと聞いたら兵役だって。兵役は知っていたけど、あんまり意識にのぼらない。日本は色々嫌なところが多いけど兵役がないのはいいと思う。台湾って新卒主義とかあるのかな。大学卒業後あるいは兵役後すぐに就職しないとかなりキャリアが不利になるようなことはあるのかな。今度聞いてみよう。その後、妹さんも別の友人と会うというので近くの駅で解散。

帰宅して少し休んでから夕食を採った。そのあと中国語の勉強。注音符号を何時まで経っても覚えないので、もっとも原始的な勉強法であるひたすらノートに書き写す作業をして、とりあえず覚えたような気がする。朝起きたら忘れているかも。疲れたのでいま日記を書いたりしている。多分これから寝ると思う。朝起きたら忘れていないか確認をしないと。

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台湾日記(3)

Posted by onaneetX.Q on 1月 18 2010 Add Comments

まずはコメントです。

POSTED BY あい ON 2010年1月16日
はじめまして。個人主義を色々調べていて、たどり着きました。
いまさらのコメント、申し訳ないです。
とても面白いです。
自分も海外で暮らしていて、現地にいる日本人の(まぁ自分も日本人なんですけどねw)、利己主義ぶりに
おどろいているところです。自分の利益のためには、他人を踏みつけにしても許されるという考え方。
特に、日本社会の目がありませんから、あからさまになります。
海外で生活していると、日本人同士が傷つけあう確率は、そうとう高くなります。
本性が現れる・・・とでもいうんでしょうか。
中国人なんて、現地人に「マフィア」とまで言われてしまうくらい、困ったときは助け合ってますがねぇ・・・
はっきりとはいえませんが、きっと多くの日本人は戦後入ってきた個人主義を利己主義と履き違えたんじゃないでしょうかね。
日本人が元来持っているもの、「謙虚さ、思いやり、礼儀正しさ」・・・?
何言ってんだか。に同感です。
これを感じたことは、海外生活でほとんど経験ありません。こういうポーズを取る方は何人もいらっしゃいますがね。
あくまでも建前です。
と辛らつなコメントしましたが、海外の日本人が皆こうであるというわけではありませんので!
もちろん、ちゃんと違いに気づいてひとを傷つけることなく、現地のかたがたと仲良く生活してらっしゃる方も多数いらっしゃいます。
これからもブログ読ませていただこうと思います。
長文失礼いたしました。

いえいえ、コメント頂けてうれしいです。だいぶ前のエントリですが、確か日本は歴史的に決定的な敗戦がほとんどなく、それゆえ団結して都市を守ろうという考えが希薄なのではないかという仮説を立てたと思います。それゆえ、少数が犠牲になっても全体の利益を確保する考えが希薄なのではないかと。

さらにおっしゃるように戦後の影響もあるかも知れません。アメリカのように正義を標榜して戦争までやっちゃうのも困るとは思うけど、日本は敗戦ショックから逆にこうした正義の押しつけを嫌うところがあると言った人がいます。戦前はさんざんお国のためにとか愛国心がどうのこうのってやってきて、結果はご存じの通りです。その反動で変な形の個人主義が流行ってさらに歯止めが利かなくなっているのかも知れませんね。

台湾日記・木曜日

木曜日は友人は勉強をするとかで留守だった。妹さんは仕事だし、一人でぶらぶらすることになるかと思った。しかし、結局はちょっと遅めのお昼ご飯を友人と取ることになった。髪が長いまま台湾に来てしまったので彼の行きつけの床屋を案内して貰って食事をしたからである。

台湾でもそうだが、お昼時を逃すと飲食店が夕方の準備に入るためにほとんどの飲食店が準備中になる。そのなかで餃子専門店が営業をしているので連れて行ってもらった。

_DSC0032

他に水餃子とかいくつか注文。値段が1個5元(15円弱)くらいで、欲しい数だけ注文できる。

餃子を啄みながら友人と色々話す。まずは彼の留学の話。彼はあるアメリカの大学のMBAコースに受かっている。しかも奨学金付き。トルコの友人が同じ大学に関心を示しているのでいくつか話を聞く。1月の下旬に大学が説明会をするので、financeコースの話を聞いてきてくれるそうだ。彼はいくつか有名大学(ハーバードとかイェールとかコロンビアとか)に出願したがかなり虐殺され、あと1つの大学に2つのコースの出願をして合格を貰った。コロンビアは願書に「奨学金はいりますか?」という欄があったのに対して、合格した大学は合格通知と一緒に奨学金も出すと向こうから言ってきたそうだ。ただし成績によっては1年で打ち止めなので必死で勉強しないと学費不足で退学になってしまう。

たまたまその大学の担当者が去年の11月くらいに台北にいたのでそこで面接を受けたらしい。そのとき色々言われたが、一つとしてはMBAコースは多様性を重視していて、君も色々な専門の人と接しなさいとのことだった。いわゆる経営畑の人とは違うアプローチで問題を解決する場合もあるし、そういうのを重視しているらしい。理科系のおいらもMBAコースに来てもいいんじゃないという話だった。

他には外銀のIT部門の話。彼は証券会社で少し働いていたのだが、あまりオススメではないという。よくトラブルの対応に追われている同僚を見てそう思ったそうだ。ニューヨーク時間に合わせると夜中に働くこともあるとか。そんな感じの話を1時間ほどした。勉強の邪魔をして申し訳ない。

それから友人は勉強中ということで図書館に戻った。おいらは床屋で髪をカットして貰う。まだほとんど中国語は喋れないが、まあなんとかなるものである。カット代が300元とQB HOUSEより安くカットできた。

妹さんからショートメールを貰って、夕食を劍南路車站で採ることにした。剣南路は最近まで路線がなかったため、あまり発展していなかったそうだ。関東で言えばつくばエクスプレス沿線の柏の葉キャンパス駅みたいな感じだろうか。以前の様子を知らないけど、街はモダンな感じがする。

食事は鉄板焼きだった。それから色々話をしたのだけど、台北で唯一だかの観覧車がここにはある。友人と花火を見ながら12月31日のカウントダウンをしたというので、おいらの寝正月前日とはずいぶん違うなあと思った。ただ、台湾のお正月は旧正月なのでこの日も普通に仕事だったそうだ。それから観覧車に乗ってみたりして駅に向かった。

駅前にWegoというショッピングモールみたいなのがあったのだけど、なんとラブホらしい。まったくラブホに見えない外装とロケーション。普通ならデパートとかある位置だよ。この辺は結構ラブホが多いリア充の街らしい。観覧車の上から見たけど、全然そんな風には見えなかった。

それから彼女のオフィスを見せてくれるということで、ちょっと移動してみた。このあたりは内湖と言って、台北版シリコンバレーみたいになっている。IT企業がオフィスを構えていて、さらに新興っぽいゆったりした都市設計になっている。

オフィスをちょっとだけ見て、それから帰宅して就寝。

金曜日

起きてシャワーを浴びて友人と昼食に出かける。友人はバイクに乗っているのでそれに乗って街中どこでもすいすい走っていく。台北ではバイク(スクーター)はかなり便利だと思う。基本的に路上駐車は禁止なのだが、歩道がゆったりしていて、歩道の一部分がバイク用スペースになっているため、どこでもだいたい止めることができる。韓国風の鍋料理屋で昼食を採る。

それから旧正月の買い出しに行くというので付き合う。バイクで連れて行かれたので正確な位置はわからないけど、台北駅からやや北西に行った川に近いエリアである。ここは歴史を感じる建造物が多く残っていて、友人の話によると金持ちが多く住んでいるらしい。ただし、最近は台北101のあたりに移住している金持ちも多いらしく、昔ほど金持ちの街でもないようなことを言っていた。

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雰囲気はアメ横のような感じだろうか。というか台北全体がアメ横って感じがする。台北にもデパートは多く進出しているが、年配の人の間ではこうしたマーケットを重視する人が多く、未だに盛況であった。

買い出しが終わると彼はアメリカに行く準備があると言うことで部屋に戻った。天気がいいし、中正紀念堂がオススメだよと言われたので足を伸ばすことにする。行ってみるとあのあたりは日本で言うと霞ヶ関みたいな官庁街のようにも見えた。彼は中正紀念堂を勧めたのだろうが、もしかすると官庁街を勧めたのかも知れない。

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中正紀念堂はおどろくほど真っ白な綺麗な建物だった。その周りの塀も美しい。空も不自然なまでに青かった。なかなかいい日に来られたと思う。

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中は蒋介石にまつわる色々な物が展示されていた。兵隊さんっぽい人がびしっと行進していたので撮影。あとで聞いたのだが、なぜ英語では蒋介石メモリアルホールなのに、漢字では「中正」なのかというと、中正というのは蒋介石の別名らしい。別名というか本名が中正で介石は字のようだ。これはあとで調べた。彼は単に蒋介石には二つ名前があるんだとしか言っていなかった。

それから台北駅あたりを散歩する。喉が渇いたのでお茶が飲みたい。台湾のお茶はどういうわけか甘いのが多く、ガイドブックには衝撃的な味だと書いてあるが、おいらはおいしいと思う。値段も手頃だし、日本でこういうお店を出したら流行らないかなあ。餃子の屋台なんかは既にあるけど、台湾風ドリンクは見たことがない。

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台湾ではおでんを「関東煮」といって結構メジャーである。ちょうちんには「おでん」とひらがなでも書いてある。関東煮のお店はだいたい行列ができている。日本にいる友人に台湾はどうかと聞かれて、食べ物が安くおいしいと言ったところ「リアルメシウマか」と言っていた。まさにそうだと思う。食べ物が原因で海外生活が嫌だという人には台湾はオススメの国(政治的には国ではないが)である。

それから友人と合流。中正紀念堂駅には西門経由で行ったのだが、再び西門という駅に行くことになった。同じ場所を行ったり来たりしている。西門は日本で言うと渋谷みたいな感じで中高生の街である。センター街にも似ているかも知れない。あとで妹さんから聞いた話だが、援助交際目当てのおっさんもたくさんいるらしい。そこで香港料理屋に案内され夕食を採り、それから買い物に付き合った。彼はランニングシューズを探していて、たぶんニューヨークでジョギングでもするのだろうと思う。セントラルパークはなかなか気持ちいいからね。それからオタクの殿堂みたいなビルに入った。特に4階かな、その辺は鉄とかプラモとかゲームとかすごかった。日本の雑誌なんかも輸入して売っている。

このとき思ったのだが、もしかして台湾で雑貨を仕入れて日本で売るよりも、日本で仕入れて台湾で売った方がいいのではないだろうか。そのくらい日本のものは人気があるように思う。レートを計算したら必ずしも安くないし。

もう一つ、このとき思ったのだが、友人の英語はあまり発音はよくないがおいらよりはいい。プラモデルを見に行くときに「まどを見に行こう」と言っているので何のこっちゃと思ったがModelだったし、他にもbagを/bæɡ/と発音する。妹さんもスーパーを/súːpər/と発音するし、おいらはついつい日本語のカタカナ発音に連られてしまうが、この辺は台湾って面白いなと思った。もしかするとこの兄妹が英語教育を受けているだけかも知れないが。

そんな感じでオタクの夜は更けていった。

土曜日

部屋の具合が色々と悪いので管理人に来て貰って交換可能な物は交換して貰った。できることなら、湯沸かし器もなんとかして欲しいのだが、台湾の感覚だとあまり熱いシャワーを浴びることはないらしく、これでぬるいと感じるのかと逆に驚かれてしまった。しかしバスタブはないし、換気扇が回っていて風通しがよくとても寒いのだ。お湯の量が少なくぬるいからとても寒く感じる。

それと前後して、管理人が来るまでの間に妹さんと昼食をすませたり行天宮に行ってきた。なんでも前日に小林幸子がここを訪れたらしく、ニュースになっていた。そうそう、台湾のニュースは四六時中放送しているため、どうでもいいニュースも多いらしい。金曜日の夜、友人と夕食を食べているときに性転換美女の話が映っていたが、土曜日の昼食時も同じ話題で盛り上がっていた。その関係で土曜日は性転換の話をしたりして盛り上がった。実は高校の後輩が性転換したらしい。仮に・・・山田君としようか。あるとき「ねえ、山田君、山田さんになったんだよ」と意味不明なことを言われたけど、性転換したらしい。性転換は身近なところに来ているなあと思った。あんだけ美女になれるなら女になってもいいかもと思うけど、きっと土台がいいんだろうな。

他にも妹さんは先日は残業をしていたという話を食事中に聞いた。台湾もなんというか残業文化かと思ったが、上司とか同僚は忘年会(こっちの正月は2月)の隠し芸の練習をしていたり、どことなくほのぼのとしてる。仕事を押しつけられる方はたまった物じゃないが、日本人よりちゃらんぽらんなところがあるのだろう。

さて、行天宮では台湾式のお参りの仕方を色々習った。フルーツを持って行く人が多く、お供え物がすごいと感じた。しかし、これはあとで持ち帰るらしい。なあんだ、お寺の人はフルーツ食べ放題じゃないんだ。さて、入るとまず手を清めたり、この辺は日本のお寺に近いものから始まる。それからお線香を2本貰った。このお寺には2柱の神様がいるらしい。名前と住所を念じて、それから願い事を心の中で唱える。それを二カ所で行う。

くじも引いた。おみくじみたいな物である。まず三日月みたいな形の物を2つ貰ってくる。これを投げて「表・裏」の組み合わせならOKで、同じ面が出るとダメらしい。最初に願い事をしていいかと神様に尋ねる。無事OKが出たので次にくじを引く。15番を引いた。また三日月を投げて、このくじで間違いないかと神様に尋ねてOKを貰う。それから15番の紙を貰う。結果は「中平」だった。漢文で色々書いてあるが、今はそのときではないので焦るべからずみたいな意味だと思う。妹さんは「下下」を引いてショックを受けていた。恋愛運なんかもダメらしい。この辺は普通の女の子だねと思った。

帰りに地下道を通ると占いとかの商売が犇めいていた。顔の産毛採りとかあるのでやってもらうことにしたが、糸を使って引っこ抜く独特のスタイルで結構痛かった。するとすぐにおばちゃんが集まってきて、男でもやって貰うんだとか、なんだかんだ日本語で言っている。この人達は日本語の上手い台湾の人か日本人かよくわからなかったが、どうも日本人ではないかと妹さんが言っていた。普通、こうしたサービスは女性向けらしいけど、そこに飛び込むと結構注目を集める。めずらしくチヤホヤされる経験をしたが、もてる女の子って日常がこう言う感じなんだろうなあ。

それから隣駅のデパートに行く。妹さんは習い事があるというので、ちょっと案内をして貰って解散する。そごうデパートなので日本庭園が中にあるとか色々と日本の雰囲気を感じる。ノリタケの食器の展示もしていたが美しいと思った。マイセンやロイヤルコペンハーゲンにも負けないものが日本にある。というか、西洋は東洋の技術をかなり頑張って会得した歴史があるのだけど。

夕食は兄も妹も忙しそうなので一人で探す。適当な店に入り、メインとスープを頼んだらスープが3人前はあるのではないかという量が出てきて難儀した。何にせよ、台湾ではスープを取らないのは変なことらしいけど、この量はない。夕食後、帰宅してtwitterでラジオをやるという人のラジオを聞きていた。

日曜日

妹さんは朝から隠し芸の練習で出頭命令を受けていた。これもある種の土日出勤だよなと思う。隠し芸の後に短時間だが仕事に向かった同僚もいるそうだ。なお休日出勤の手当は出ない。ただ働きである。

お昼頃、妹さんと合流して故宮博物院に行った。故宮というのはもともと紫禁城のことなのだが、国民党がどさくさに紛れて財宝とか美女を台湾に連れてきてしまったために、台北の故宮博物院はかなりの規模になっている。量は諸事情により持ってくることが困難だったが、価値の高い物を率先して持ってきているので、批判をおそえずに言えば北京の故宮博物院は抜け殻である。日本人は三大とか四大が好きだけど、故宮博物院は四大博物館の1つに数えられているそうだ。大英・ルーブル・エルミタージュかな。メトロポリタンが入ると何が抜けるんだろう。ともあれ、これは中国が怒っても仕方のないことをしでかしたわけだが、今のところ台北の故宮は素晴らしい財宝の数々をおよそ60万件冊も所有しているらしい。

_DSC0099

とてもじゃないけど全部は見きれないので、今日が期限のバイオリンの展示を主に見てきた。デルジェスとかストラディヴァリウスが目の前に展示されていたのは貴重な機会であった。

妹さんとはこの辺で解散。友達の家に行くらしい。ちょうど兄が授業が終わったそうなので台北駅で合流して夕食を採ってから周囲を歩く。総統府は警備が厳重で、近くを歩くと特殊な警官っぽいのがそーっと着いてくる。視線もかなり感じる。そんなに不審者じゃないですってば。これでは観光客は逃げてしまうよ。

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裏には小銃を構えた白いヘルメットの兵士がいた。この兵士は特別な兵士で云々・・・憲兵かと聞いたらよく知っているなと喜んでいた。自分も兵役時代、憲兵は恐ろしかったとのことである。日本ではこんな銃を持った人が警備をしているのは見たことがない。友人は「皇居にもいないの?」って聞いてきたけど、皇居にもいない(と思う)。友人は「それは日本が平和なのだな」と言っていたけど、台湾は平和ではないのか。

総統府の近くに第一女子高級中学というのがあった。第一女子高は台湾で一番の女子校らしく、台湾大学にいると結構見かけるそうだ。友人の最初の彼女がここの出身らしく、ここの女子は非常にアグレッシブだと言っていた。付き合っている間も色々難しいことを聞かれて、答えられなかったとかそんな思い出を聞かせてくれた。

あと台湾銀行があった。ここは華麗なる一族のロケにも使われた銀行だそうだ。

_DSC0101

明日からは学校に行くことになる。久しぶりに真人間の生活、楽しみだ。

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台湾日記(2)

Posted by onaneetX.Q on 1月 14 2010 Add Comments

まずはコメントです。

POSTED BY 寒鰤帝国王 ON 2010年1月11日
カッコイイ服ですねぇー^^
一度でいいからこういう衣装を着てみたいものです。
入国時なんだか色々あったみたいですね、とりあえず無事に着けた様で何よりです。
外国で日本語があるとホッとしませんか。

着てみればいいと思います。でも、おいらはホモに写真を見せたところ「怪しい、らんま1/2みたい」と言われました。着ない方がよいかも知れません。

POSTED BY 匿名 ON 2010年1月12日
絶対今度台湾に来てと言われ
空港には兄同伴で迎えに来て、まずは兄の監視の元住まいを確保
お兄ちゃん忙しいから私が案内してあげる、と連れ出されて次には、連絡手段の確保
これでどこまで繋がってるね、なーんて言われ
それから二人きりで町を散策
食事して買い物して観光
男は、これよりしばらく、一人異国に暮らす
なんてエロゲですか?
しかも、その妹が、こ、こ、こんな、容姿ドーピングとか言っちゃうほどの美人とわーーーーーー
裏切りものー!!

い、いや、だいぶ誇張が入ってますよ。単に面倒を見て貰っているだけですし、この写真はネットの漢服の写真を拾ってきたものです。ただ、これだけは確実に言えるのはアメリカ留学でたくさん友達ができたことは、確実に人生を変えたと思います。

余談:phaさんのところ

本題とは関係ないのだけど、ニートのphaさんのところに「そろそろテレビ出演について一言いっとくか」というエントリができたので、その中で興味を引いたのをいくつかコメント。

僕はもともとバリバリの文系だけど28歳からプログラミングを始めてある程度書けるようになって、そうしてネットでいろいろ遊べる幅がぐんと広がったので、興味ある人はやってみるといいですよ。PHPが初心者にはおすすめ

ネットに強いプログラミング言語は文系だとかそういうの関係無しにやっておいたほうがいいと思います。ちょっと習得しただけでもかなり色々なことができます。PHPをここでは勧めているけど、おいらはRuby + mechanizeを勧めます。ただ、サーバで動かすプログラムはRubyとかPerlでcgiにしてもいいのだけど、PHPのほうがよいので2つできるとなお便利です。

ブログのコメント欄にネットで月10万円稼ぐ方法を教えてくださいとか勉強せずに京大に入る方法を教えてくださいとかいうコメントが大量に来ていた。

あと受験生ですが家庭教師をしてくださいというメールが来た。しかし教えるのは苦手だ……

高校生のときはあんまり友達もいなかったしインターネットもなかったので暇つぶしに受験勉強してみたら攻略しがいのあるゲームとして割と楽しかったっていうくらいなんですが、いま高校生だったらネットがあるからもう京大入るのとか絶対無理だろうと思う。

今になって思うと単に入試に通るだけならそれほど真面目に勉強する必要はないと思います。例えば外国語を英語以外の科目で受けるとか、理系なのに数3蹴ってでもセンターに注力する(数3はセンターから2次までにやる)とか、他にも色々な手口で入ってきた人がいます。裏口入学とか陰口を聞かれることもあるけど、入っちまえばこっちのものですからね。つまり、入試に受かる勉強だけをするわけです。仮に受験指導の仕事に就くとしたら、そういう教え方もあるかなあ。でも思いつきで、実際に上手くいくかはわからないですけどね。

台湾日記

学校の手続きをしてきた。台湾のお正月が入るため思ったよりは授業時間が短いのでピンチ。授業は午後2時から5時まで平日はみっちり。他に1日3時間ほどの自習をするので1日6時間は語学学習に充てることになる。さらに、友人が何人だろ、5人くらい台湾にいて、その妹さん、妹さんの友達、友達の友達などの伝を合わせると10人くらいおしゃべり相手がいるので、目標は1日10時間マンダリンに触れること。

クラスメイトは日本人、韓国人、イタリア人、あとおいら(日本人)の4人らしい。日本人が他にいるのは・・・うーんプラスなのかなあ。日本語で喋っちゃうとよくないので共通語があまりないほうがよいかも知れない。必要なら個人レッスンも足すことにする。

手続き事態はすぐに終わったので、友人(と妹さん)の母校である台湾大學に行くことにした。少し歩いて裏門から入る。東大に似ていると言うけど、ちらほら赤煉瓦風の建物があるものの、どっちかというと阪大かなあという印象。それから図書館に到着。図書館は新しい建物でメディアルームとか充実していてよかった。学習環境はよさそう。図書館から正門への道は南国風の樹木が並んでトロピカルな感じ。

喉が渇いたのでカフェテリアに行ってみる。最近までカフェテリアはなかった(あったかも知れないけど規模が小さい)そうだ。台湾大學も商業主義が入ってきて大學も金儲けを意識し始めて色々な民間の店を入れ始めたらしい。この辺の事情は日本と同じだなと思った。

ところで、学校の手続きの前に「坂の上の雲」のDVDを買った。150元だから約400円くらい?激安だなあと思った。それにもう発売されたのかと驚いた。ただ、あとで思ったのだが海賊版かも知れない。安すぎる。再生したらたまに「地震がありました、震度3は〜」とか出ないよなー?このDVDを日本語が堪能な妹さんに感謝の気持ちを込めてプレゼントすることにする。兄はオタクなのでガンダムのDVDでも渡そうと思っている(MSイグルーがよいかな)。話を戻して、DVDそのままだと綺麗な箱に入っている(最初、海賊版を疑わなかった理由)のだけど、さすがに色気がないので生協の書籍部でラッピングをして貰うことにした。

生協に行き、レジのお姉さんに「你好、Excuse me, do you speak English?」と聞くと固まってしまい、しばらくしてNoという。おいらはマンダリンを全然喋れないし、困ったもんだなと、何とか身振り手振りで言葉を伝えようと頑張った。何か一瞬「はい」とか言ったような気がするけど、と思っていたら「あの、日本語できますか?」と聞かれた。もしかして日本人留学生かなと思ったら、日本語専攻の学生さんだった。妹さんの話では、少なくとも当時は日本語専攻は女子学生ばっかりだったらしい。日本で言うフランス語みたいな扱いなんだろうか。お洒落な国だと思われているなら嬉しいことである。ともあれ、用事を済ませる。

それから夕食。途中で肉まんのようなものを1つ買い(友人が食べろと勧めた)、近くの香港大衆食堂に入った。骨のぶつ切りは食べにくい。

帰宅してプレゼントを渡す。中身に言及しなかったが、雑談の中でDVDの正規品はさすがに150元はないらしい。450元くらいだという。

火曜日

火曜日は友人は何だろう、フィナンシャルプランナーのための塾に行くと出かけてしまい、妹さんは仕事に行っていて完全にフリー。というわけで、一人で台北を歩き回る。

台北駅の地下街は結構発達していてなかなか興味深いスペースになっている。段ボール箱に「孫権ガンダム」とか書いてあったのを覚えている。かなり日本文化というかアニメ・ゲームは浸透している気がする。ただし、言語が日本語のままのものも多いようだ。Wiiの画面が日本語だったし、ゲームも日本語のものをプレイしていることが多い。あまりマンダリンへの翻訳はないらしい。

そんな感じで時間を潰して、あとはお茶を見に行ったりした。19時から妹さんが紀伊国屋を案内してくれるというので忠孝復興駅で待ち合わせ。駅の目の前にSOGOデパートがあった。少し歩き、台湾で一番高級だと言われるデパートの上にある紀伊国屋に行った。ニューヨークでもそうだったが紀伊国屋は日本と言っていいと思う。店員は日本人がいるし、日本の本もかなり手に入る。台湾に住むことになってもあまり不自由することはなさそうだ。

他に夕食をとり、お茶屋さんを案内して貰って帰宅。これでお茶が飲めるようになった。

夜にMSN Messengerを起動していたらイスタンブールの友達が声をかけてきた。ポイントは

  • 来月から仕事を始める予定だ
  • 彼氏ができた
  • 留学したい

だった。仕事のことは詳しく聞かなかったのだが、彼女は3年生だからたぶんアルバイトだと思う。中国人が中国語から英語に翻訳して、彼女が英語からトルコ語に翻訳するという伝言ゲームのような翻訳業をするらしい。

彼氏は会ったことがある。イケメンでインテリでおまけに人格者という憎いやつである。なかなかお似合いのカップルになりそうだ。

最後に留学の話。ちょうど台湾で世話になっている友人がアメリカのMBAコースに奨学金付きで合格したところで、その話に関心があるらしい。彼女はfinance専攻なので専攻は違うけど、求められる基準とか奨学金のことは役に立つと思う。あとで聞いておくよと伝えて彼女は夕食の準備を始めた(時差がある)。

水曜日

友人が淡水に連れていってくれるというので台北駅で待ち合わせ。彼は原付で現れた。

台北は本当に原付が多い。排気量は125ccとか150ccが多いようで日本で言うと二種になるのだろうけど、見かけは普通の50ccスクーター。これがたくさんかっ飛んでいるのだから特殊な光景だ。排気量の関係か、そもそも法令の問題かは知らないけど、スクーターが時速90kmくらいで走ったりするのだからおっかない。ただし二段階左折(台湾は右側通行)は義務づけられているようだ。3人乗りとかすごいものも見かける割に、この辺は律儀だと思う。

妹さんが言うには、リアシートは彼女席だということであまり乗ったことはないらしい。その彼女席に乗せられて淡水に行く。道路は結構広くて気持ちいい。バイクは振動が結構あってちょっと怖い。後ろに乗るのは初めてのようなもの。ホモのトライクという三輪に改造されたバイクには乗ったことがあり、レインボーブリッジから夜景を眺めたり微妙な感じで怖かったのを覚えている。二輪の後ろは案外怖くはなかった。教科書通りに自分の体重を自分で支えて乗っただけである。ホモだと抱きついてくるんだろうけど、おいらはその気はない。

淡水で昼食を取る。入った店は今年の1月、つまり先週あたりに改装を終えた老舗の店らしい。老舗と言っても歴史は国民党が本土で負けてなだれ込んできたあたりである。彼の話だと台湾に流入した兵士は仕事がなくて飲食店を始めるケースが多かったらしい。ご多分に漏れず昼食の店もそういう店だそうだ。ただ、メニューをぱくられたり苦労は多かったと聞く。

豚肉のなんとかと排骨麺を注文。

昼食後は紅毛城というオランダ人が建ててイギリス人が領事館に使ったり色々使い回された城に行く。なんか日本何とかということで入場嬢は無料。最初に見たところは牢獄だったため汚いなあと思って見ていたが、屋敷はなかなか立派である。でも、これ煉瓦がフランス積みだったような気がする。イギリス人が建てたわけじゃないからいいのかな。リンク先によるとオランダ積みはイギリス積みに似ているらしいけど。

館内には色々な説明があり、日本語の説明もあったけど、結構ぶっ壊れた日本語だった。助詞の誤りが多いので意味はわかるけど、修正したい衝動に駆られてしまう。

それからフィッシャーマン何とかってところに行きお茶を飲む。ショウガの利いたお茶を飲むのだけど、想像より遙かにジンジャーが強くて難儀した。日本で世界のキッチンからのジンジャーエールを飲んで驚いているのではまだ甘いと思う。あと、野良犬が多かった。餌をねだりに来るので、薩摩揚げみたいな魚とかエビのすり身を揚げたものを与えてみたが、匂いをかぐだけで全然食べない。人が食べているものなのに見向きもしないとは、あのミスキャンパスマークの人の発言をつい思い出してしまった。おかげで1つ無駄にした。

途中で台湾の兵役の話を聞いた。友人も1年半の兵役に行っていたらしく、海軍なのか海上保安庁みたいなのか知らないけど、船舶の監視をしていたという。しきりと「海猿」とか言っていた。韓国の友人も兵役には行っているし、トルコも兵役はかなり厳しい。日本は公式には戦力を持っていないので兵役はないが、これは恵まれているのかも知れない。

さて、元々淡水はDuck料理があると聞いていたのだが、彼にその話をすると淡水ではないらしい。しばらくスクーターで走ったが、かなり遠く感じた。日も沈んで寒かったからかも知れない。結局、金山というところまで行って夕食にした。ここのレストランは一風変わったものだった。

まず(たぶん道教の)お寺がある。ここで料理を配っている。料理を貰ってレストランに行く。レストランは単にテーブルを提供しているだけである。他に飲み物とかもあるようだけど、料理は他から持ってくる。いきなりレストランに行くと、まず料理を持ってこいと言われるので友人と一緒でなかったらきっと混乱したと思う。

なんかの鶏(ダックらしい)が蒸されていて、それを包丁で捌いて叩き斬っていく豪快な料理。

それから峠道を抜けて台北に戻る。頭文字Dって知っているか?って言われたけど、もしかするとそう言う人がたくさん走っている峠なのかも知れない。気温はずいぶん低く感じられ、バイクだったからとても寒かった。山道では温泉の匂いがした。あの硫黄の匂いである。平地に降りてくるとだいぶ暖かく感じたので、やはり山は寒かったのだろう。

温かいシャワーが恋しいと思って部屋に戻ってシャワーを使っているとブレーカーが落ちたようで苦労をした。ブレーカーはしばらく探したら見つかったが、全部ONでありなぜダメなのかわからなかった。色々いじっていたら復旧したので、温かいシャワーを浴びて本日は終了。

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