入社3年間は義務教育
- 29 10月, 2008 -
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- Tags : 就職活動関連, 雑記
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マイコミジャーナルによりますと「入社3年間は義務教育 – JMAMがゆとり世代向けの新人教育サービスを発表」というのがあります。
ゆとり乙
「ゆとり世代には、はっきりとした定義があるわけではないが、学習指導要領の観点でいえば、1987年4月2日以降に生まれた世代。ただ、前後数年の環境は同じ」と語る。しかし、学習指導要領によるはっきりした傾向があるわけではなく、同社では現在の若者世代というくくりでとらえている。
(略)
同社が、今年の7月から8月にかけて、企業の人事担当者を対象に行ったアンケート調査では、最近の若手社員に対する問題意識として「コミュニケーション能力の不足」「読み書きや考える力の低下」「マナーやモラルの低下」「主体性(やる気)の不足」などが挙げられたという。
コミュニケーション能力の不足
ゆとりとコミュニケーション能力はぶっちゃけ関係ないんじゃないかと。ゆとり世代でも女を見かけたら口説く人は多いだろうし、かといって成功率が明確に低くなっているわけでもないから、コミュニケーションは成功していると言うことになりそう。口説かれる側もコミュニケーション能力が落ちているから、まくし立てられるとOKしちゃうとか、実はモテるかどうかは顔が全てだからコミュニケーション能力なんてそもそも要らないとか、反論は色々考えられますが。
ここで、ゆとり世代でもコミュニケーション能力は落ちていないとしますと、企業側の観測結果と違うわけです。これは何故か?
一つはジェネレーションギャップがあるでしょう。同じ日本語を喋っていても、共有する文化が違いすぎるから会話が成り立たないというやつです。よく言われますが、多くの企業で社員の年齢ヒストグラムを作ると、30代前後が凹んでいるわけです。言うまでもなく、これはバブル崩壊後の失われた十年の影響です。これは原文にも「バブル崩壊後の採用抑制により、先輩社員の不足で育成の連鎖が途絶えた」として指摘されています。本当に正しいのか議論は必要ですが、比較的自明のことですね。
あとは、ワガママなのでうぜーオッサンの話を聞く気がない。最初は仕事なんだからと我慢するけど、忍耐力がないからすぐに集中力が切れてしまう。これは「マナーやモラルの低下」「主体性(やる気)の不足」に起因する問題です。
もひとつありますね、日本語喋っているようで実は(伝統的な)日本語ではないというか。これは国語の学力の正体が「日本語の言語体系の幅と深さ」であると主張しましたが、友達と会話はできても、ろくな内容を喋っていないと言語の運用能力や発想は大きく制限されてしまうと言うことです。
花魁言葉というのがあります。地方から女衒が女を買ってくるまではいいけど、言葉が全然ダメだから花魁言葉という人工言語を教えて仕事に就かせるわけです。現代で言えばバイト敬語でしょうか。
入社3年間は義務教育
ここで疑問に思うんですけどね、例えば「マナーやモラルの低下」は身も蓋もない言い方をするとDQNですよね。また、教育は学校によってのみなされるものではなく、親にも相当責任があります。
“子”のつく名前の女の子は頭がいい―情報社会の家族 (新書y (045))
- 著者/訳者:金原 克範
- 出版社:洋泉社( 2001-11 )
- 新書:231 ページ
- ISBN-10 : 4896915828
- ISBN-13 : 9784896915822
- 定価:¥ 735
『“子”のつく名前の女の子は頭がいい』はクソですから買わない方がいいです。最初から結論があって、無理矢理誘導しているからです。ただね、目の付け所は悪くないと思うのですよ。あんまり変な名前をつける親の子供って、やはりそういうことですよね。コンサバ系の親がいいかどうかはまた別なんですが。
コンサバ系じゃないほうがいいというのは、例えば最近の親は子供を私立に通わせるとか、インターナショナルスクールに通わせるとか、そういうのが流行っています。経済的に問題がないとしても、昔の人はそういうことを考えない傾向があります。私の父がそういう感じです。でも、幼少期に数年間英語ネイティブな環境で育つだけで一生英語には不自由しないんですよ。日本がダメになっても英語ができれば、海外に気楽に出て行けます。
ついでに言うと、父はプログラミングについても否定的でした。必要な教育は企業に入ればやってくれるから、そんなものに手を出したら小遣い止めるぞ的な恫喝をされたこともあります。まともなコンパイラは非常に高価で数万円して、中学生の小遣いで買えるようなレベルではありませんでしたので、無駄遣いに見えたのかも知れません。まあ、近所の大学生がC言語のコンパイラを買ったものの使い切れずにいたので、格安に買い叩いて私のコンピュータ人生は始まったわけですが、海外渡航も同様にできるだけ早めにしておくべきでした。
話が飛びましたが、昔の人は往々にして頭が固いことがありますので、コンサバ系がいいとは言いませんが、あんまりラディカルな親の子供はDQNになりやすいのは主観的観測結果からは正しいと思います。
ということは、ゆとり世代でもまともな親の子供は比較的まともなはずなんです。だったら、採用でまともな学生をとればいいじゃないですか。まあ、自分が客観的にまともだと主張するつもりはないですが、リア充至上主義はそういう点でも間違っていると思うのですよ。
今の採用は迷走していて、某R社などに「策を授けて下さい」と色々な会社が頭を下げ、その結果採用された人材にまた苦しんでいます。こんなのアホらしいと思います。最初からまともな人を採用すればいいだけのことです。
一例として、敬語で喋らせれば育ちはわかります。バイト敬語みたいなのしかできない人は、やはりそれなりです。結構「〜っす」というのが敬語だと思っている人がいるらしい。
でも、これは採用する側が敬語ができないと判断できないからあんまりオススメではありませんが。
- 著者/訳者:ティモシー フェリス
- 出版社:青志社( 2007-09-21 )
- 単行本:255 ページ
- ISBN-10 : 490385311X
- ISBN-13 : 9784903853116
- 定価:¥ 1,470
- 著者/訳者:ティモシー・フェリス
- 出版社:青志社( 2011-02-03 )
- 単行本:640 ページ
- ISBN-10 : 4905042097
- ISBN-13 : 9784905042099
- 定価:¥ 1,995
- 著者/訳者:篠山 半太
- 出版社:PHP研究所( 2012-06-16 )
- 文庫:340 ページ
- ISBN-10 : 4569678467
- ISBN-13 : 9784569678467
- 定価:¥ 720




「敬語で喋らせれば育ちはわかります。
(中略)
結構「〜っす」というのが敬語だと思っている人がいるらしい。」
===(´Д`;)==⇒グサッ!
ごめんよー