ノーベル物理学賞3人受賞
- 7 10月, 2008 -
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Congratulations on their success
何はともあれ、おめでとうございます。ただ、以前メルセンヌ素数の話でメディアが明後日の方向の解説をしていると書いたけれど、やはりノーベル賞もインタビューを聞くとちょっとずれているような気がするな。学者とか学問を分かってない感じ。
有識者がオナニートを推奨している
さて、有識者のコメントが非常に危険です。例えば麻生首相は「若い人が物理学に興味を持ってもらえるようなメッセージを」と益川博士に伝えたそうです。他の文科相とかいろんな人が似たようなことを言っています。
物理学に興味を持つのはいいんだけど、こうした基礎研究を受け入れる組織がないんです。アカデミックポストは絶対的に足りないし、企業も基礎研究を重視しません。こんな状況で「よーし、ボク理学部目指しちゃうぞ」とかいう高校生が現れたら非常に危険です。特にこの時期ですから「工学部か理学部で悩んでいたけど、理学部にするぞ」と決めちゃったり。
物理学も工学部の応用物理系はいいのだけど、理学部の理論物理は非常に危険です。就職無理学部の名は伊達じゃありません。私も科学者に片足突っ込んでいる身なので、その重要性は理解しているのだけど、行き場のないポストであることも同時に強く感じています。すんなりポストが見つかるのでなければ、海外にどんどん出て行く人でないときついのではないでしょうか。
シンガポールはオナニートの天国
シンガポールはオナニートの間で有名です。国家が自国を弱小と認めているので、競争力をつけるための政策をしっかり採っているのです。恋愛の授業をやったり、あの政府はなかなか見所ありますね。
シンガポールに行くと、バイオ研究もずいぶん予算は出るし、日本のバイオ研究者はずいぶんあっち行っちゃったんじゃないかな。
ともあれ、基礎研究に従事しようという人は退路の確保をしてから進まないと危険です。人生の袋小路になりますよ。
- 著者/訳者:ティモシー フェリス
- 出版社:青志社( 2007-09-21 )
- 単行本:255 ページ
- ISBN-10 : 490385311X
- ISBN-13 : 9784903853116
- 定価:¥ 1,470
- 著者/訳者:ティモシー・フェリス
- 出版社:青志社( 2011-02-03 )
- 単行本:640 ページ
- ISBN-10 : 4905042097
- ISBN-13 : 9784905042099
- 定価:¥ 1,995
- 著者/訳者:篠山 半太
- 出版社:PHP研究所( 2012-06-16 )
- 文庫:340 ページ
- ISBN-10 : 4569678467
- ISBN-13 : 9784569678467
- 定価:¥ 720



すいません、理系高校生ですが、
大学の理系の専攻ごとの差ってどんなふうになっているんですか?
詳しく教えてくださいー。
いらっしゃいませ。
まず就職を意識するなら、企業は学部でずいぶん差別しますので、研究者志望でなく就職したいのなら工学部がよさそうですね。理学部とか農学部は結構辛そう。企業は大学で何を勉強してきたかなんて重視しません。
研究という点だと研究室の違いです。行きたい研究室、指導教員にしたい教員がどの学部にいるかで選ぶことになります。でも、高校生の時からそれを理解して学部を選べというのは無理なので、一般的に工学部は応用で、理学部は基礎研究に重きを置くし、そういう研究室があると期待して選ぶことになります。東大の進振りは選択まで、入学後1年ちょっと猶予を与えられる点で他の大学より面白いシステムだと思います。制限は色々ありますけどね。
専攻の違いを知りたい場合はオープンキャンパスとかで研究室を見て回るのがよろしいかと思います。自分の専門だと情報工学系では具体的なシステムを作っているようですが、情報科学系だと、計算量とかアルゴリズムとか、もすこし地味なものを扱っています。