経済ネタ
総務省はなんとなくリーマンブラザーズと同じ匂いがする。なんとなくだけど。
経済関係の良書
廃人ファンさんが
以前オナニートさんがツィッターでお勧めされていた、『ライブ・経済学の歴史』読みました。
とてもわかりやすく経済の流れが掴めました。
もしよかったら、お勧め経済本&経済ネタをやってください。
と書いて下さったのですが、おいらは経済関係は専門ではないのでそれほど多くの本を知っているわけではないのです。ただ、もいちどまとめておくと、以下の本はお薦めできます。他にも色々ありますが、それらは普通なので省きます。
本のチョイスが理科系よりですね。理系で経済やりたい人はこの辺から入るとよいかも知れません。
- 著者/訳者:小田中 直樹
- 出版社:勁草書房( 2003-10 )
- 単行本:273 ページ
- ISBN-10 : 4326550465
- ISBN-13 : 9784326550463
- 定価:¥ 2,520
まずこれですね。経済学史は「経済史」と混同しやすいけど、経済史が例えば2008年にリーマンブラザーズが破綻してえらいことになったとか、そういう経済の歴史を扱います。それに対して経済学史は経済学の歴史をやります。
経済学の素人がいきなりミクロ経済学のなんとかって本を読んだとしても、天下り的に知識を押しつけられる感が強く、おまけに理科系的志向をすると、なんかうさんくささが漂っていて受け付けないって人が多くいます。おいらもそういうタイプです。
そこで経済学史をやると、どういう困った問題があって、それに対して色々考えてこうなったみたいなことがわかります。これは初学者が経済学に入るには実にうってつけの方法だと思うのです。というわけで、経済学に興味はあるのだけど、スティグリッツとかマンキューを読んで嫌になった人はここから入るとよいでしょう。なお、スティグリッツとかマンキューがダメというわけではありません。読みやすい良心的な教科書だとは思います。
著者も言っていますが、日常生活で役に立たない経済学は意味がないと思いますが、実際には経済学部はオナニートの巣窟なのです。でも、法学部に次いで就活貴族であるため、バイオ系ほど悲壮感が漂っていないという特徴があります。希望に燃えて進学した学生にオナニート学問を押しつけるケースがしばしばある経済系はバイオ系より質が悪いかも知れません。これも、経済学がダメなのではなくて、大学の経済学部には往々にしてオナニート教員がいるということです。
東大経済のなれの果てに亀井静香金融相(あと郵政も?)がいます。あの人は金融や経済のことがわかっている気がしません。
リスク分析・シミュレーション入門―Crystal Ballを利用したビジネスプランニングの実際
- 著者/訳者:James R. Evans David L. Olson
- 出版社:構造計画研究所( 1999-04 )
- 単行本:353 ページ
- ISBN-10 : 4320097254
- ISBN-13 : 9784320097254
- 定価:¥ 6,720
これはモンテカルロシミュレーションの本。高いのだけど、現在売り切れらしいですね。古本だとやっとまともな価格になります。理系が経済学をやるとこうなるのかなという印象。
モンテカルロシミュレーションというのは、乱数(確率分布という方が適切か)をモデルに突っ込んで、度数分布の結果を得るというものです。もちろん、モデルが間違っていればとんでもない結果を返すわけですが、モデルを作りっぱなしにしないで検証できるというのは面白いと思います。それに結果がはっきり見えるからわかりやすいというのもあります。
Practical Management Science: Spreadsheet Modeling and Applications
- 著者/訳者:Wayne L. Winston S. Christian Albright
- 出版社:South-Western Pub( 2004-05-26 )
- ハードカバー:953 ページ
- ISBN-10 : 0534407757
- ISBN-13 : 9780534407759
- 定価:¥ 4,887
OR(オペレーションズ・リサーチ)の本。Excelで線形計画法を解く例題がたくさん載っています。他にもDEAとかの手法もあったかな。
これもシミュレーションに近いのですが、モデルを作って変数を適当に動かすとどこかに最適解があるような場合は、こうやって求めることができます。店でどれだけ商品を仕入れるかとか、電力輸送計画とか、例題が現実に即しているところが興味をそそります。
- 著者/訳者:小暮 雅一 東出 純
- 出版社:共立出版( 2003-05 )
- 単行本:277 ページ
- ISBN-10 : 4320017358
- ISBN-13 : 9784320017351
- 定価:¥ 4,095
保険数理の教科書というか問題集。この手のはとにかく解きまくることが理解の近道だと思うので、これを勧めます。
保険数理というのは、例えばこの交差点では去年○件の事故が起きたとかの統計情報があります。ここから分布とパラメータを決めてやって、今度はどのくらいの事故が起こるかを予想します。その結果、保険金を支払って損をしないだけの保険金を課すとかするわけです。アクチュアリってたぶんこういうことをするんだろうなって世界を垣間見ました。
おいらはアクチュアリの試験はまったく知らないのですが《超難関》と言われます。アクチュアリの準会員の試験は簡単だったような気がします。ということはこのレベル以上は正会員?国1もなんか大層な言われ方をしているし、案外大したことないかもとこっそり考えていますが、知らないので断定は避けます。
これ以上難しくするとどうなるんだろうか。分布がたぶんありきたりのポアソン分布とか負の二項分布ではなく複雑な分布になることは予想されます。そうすると、期待値とか分散を計算するのがややこしくなり、積率母関数なんかを使うのかなあ(確か微分して0を入れるとモーメントが計算できる)。で、この積率母関数がずいぶん難しいと言うのですが、おいらの感じだとラプラス変換で見たような変換だなあというのが感想でした。たぶん理系がやったら大したことないです。
おいらは数学屋ではないので、論理的背景は知りません。単に計算するだけです。
- 著者/訳者:デービッド・G. ルーエンバーガー
- 出版社:日本経済新聞社( 2002-04 )
- 単行本:624 ページ
- ISBN-10 : 4532132290
- ISBN-13 : 9784532132293
- 定価:¥ 5,040
金融工学の定番の教科書。枕に使えそうなくらい分厚い。金利の期間構造だったかな、非常に基礎の基礎から入って、結構面白いところまで進みます。問題演習も多いのだけど、解答がかなり手抜きなので独学でやると面倒かなあ。なんせ、計算してあっているか間違っているかの判断が付かないのです。近くに先生とか優秀な友人でもいれば聞けるのだけど。
とりあえず、金融工学についてやりたい人はこれを持っておけばいいのではないでしょうか。おいらはどういうわけか2冊持っています(;;)
- 著者/訳者:ティモシー・フェリス
- 出版社:青志社( 2011-02-03 )
- 単行本:640 ページ
- ISBN-10 : 4905042097
- ISBN-13 : 9784905042099
- 定価:¥ 1,995
プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] ~問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える~
- 著者/訳者:秋葉拓哉 岩田陽一 北川宜稔
- 出版社:マイナビ( 2012-01-28 )
- 単行本(ソフトカバー):368 ページ
- ISBN-10 : 4839941068
- ISBN-13 : 9784839941062
- 定価:¥ 3,444







オナニートさん、早速ありがとうございました。
自分のコメントが取り上げられて、嬉しいやら恥ずかしいやら。
実は私は数学オンチの三流文系私大卒なんですよ。
だけど、お勧めいただいたので金融工学入門を読んでみようと思います。
図書館に所蔵があったんで、数式は読み飛ばしつつ、文章だけ追ってみます。
オナニートさんの経済記事(日本のブラック化や、小銭を数回に分けて取るビジネス)は、切り口が斬新です。
私が他に読んでいるブログは池田信夫や海外ニート氏でどちらも好きですが、
マクロとミクロ、日本経済と個人労働者のバランス感覚は、オナニートさんの記事が一番波長が合います。
密かに応援しています。
日本の労働環境を変えてくれ未来の官僚!