Archive for 1月, 2010

雑記

Posted by onaneetX.Q on 1月 27 2010 6 Commented

まずはコメントから。

POSTED BY シント ON 2010年1月26日
人間と言う資源は日本には腐るほどあるのに、そこに着目せずリストラや給料カット、根性主義や精神論、若者バッシングやセクハラやパワハラなど、人材育成、指導、管理、登用が根本的に間違ってますから。
そもそも政治や経済の話は空気が読めないとして扱われますから、まずは意識改革から始めなければいけませんね。というよりも、日本には人も金も技術もあるというのに、なんでこんな運営や経営しかできないのでしょうか?
あ、それと、聞きたい事があるのですけど。三橋貴明氏をご存知ですか? この人のおかげで自分は日本財政破綻論は嘘だと気づきました。この人の主張している事が広まれば、景気も良くなると思うのですが………。

意識改革は必要ですね。せめて先進国と言える程度の権利意識はみんなが持たないといけません。後述しますが「デモは甘え」とか言っている人が平然といるのはすごいことだと思います。アメリカとかイギリスとかフランスにそういうことを言う人はどのくらいいるのでしょうか。ごく少数の変人を除いてはそんなのいないと思うのですけど、さて。

三橋貴明氏は聞いたことあるけど、ぐぐってみて、韓国経済の赤字について述べた人ですか。詳しくは残念ながら知りません。日本財政破綻はどうなんでしょうか。おいらはいずれすると思っています。理由は日本は生きていくために必要な食料すら輸入に頼らないとままならないからです。

まずよく言われるように国債を乱発していますが、96%は国内で保有されているそうです。したがって借金によって国家が破綻することはありません。行き詰まったら、円の価値が暴落することで日本人が主に損をします。あと産業は、できれば予想は外れて欲しいのだけど衰退していくと思います。稼ぐ力がないのに借金だけどんどん増えていきます。行き着く先は円安だと思います。円安というと輸出産業が儲かっていいことだと思うかも知れないけど、輸入品が高くなるのでいいことばかりではありません。吉野屋の牛丼の値段が国産牛の牛丼並に高くなります。当然店は安い方を買うから輸入牛肉が高ければ国産を使うため上限は国産牛肉になります。しかし国産牛も需要増加によって値段が上がるでしょう。また、悪い予想が当たってその頃にはまともに世界で戦える輸出産業が国内になければ円安メリットもありません。

というわけで、今は円高で苦しんでいますが、だいぶ先には円安に陥ってどうしようもなくなるんじゃないかな、と思っています。その頃には本格的に出稼ぎ移民が復活するでしょう。ハワイとかブラジルに日系人の子孫がいるのと同じことが起きます。外れて欲しい予想ですけどね。

デモは甘えとか言う人たち

twitter上で言っていたのだけど、もうトートロジーになってしまって、リプライとかRTする気にならないのでこっちに意見を書きます。140字だと書けることも少ないし。

悪いなんて一言も言ってないし、デモしたければR行く意味ない、本気だったらウォール街行くべきって話。デモなんて甘えだとも言った。

言いたいことは主に2点あるようで

  1. デモしたければR行く意味ない、本気だったらウォール街行くべき
  2. デモなんて甘え

本気だったらウォール街行くべき

なんで日本の就職事情についてのデモをウォール街でやらないといけないのか、ついぞ理解できませんでした。なんでも日本の優秀な人をウォール街が奪っているとか言っていたけど、優秀な人がウォール街に行くのは構わないらしい。じゃあ何が問題なのなのでしょうか。ウォール街でデモをするという発想はちょっと飛躍しすぎていて理解できません。少なくともおいらはウォール街は嫌いじゃありません。今の経済危機の発端を起こしたということを除けばね。

もし本当にウォール街でデモをやったとしたら、ウォール街の住人にとっては身に覚えのないとばっちり以外の何物でもありません。せめて国連とかで日本の労働状況の惨状を訴えるならわかるのですが。日本ってILO(国際労働機関)が採択した183条約のうち日本が批准しているのは48条約しかないのですからね。でも、条約を批准しても労働基準法を守らないブラック企業があるのだから、あんまり意味がないかも。

デモなんて甘え

これはあちこちで聞くけど、こういうことを言う人は文明人ではないとすら思います。まず日本国憲法前文

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

デモは甘えとか言っている人はこの前文の「われら」には該当しないのではないでしょうか。さらに同12条

第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

おいらは法のことはよくわかりませんが、近代国家には権利というのは不断の努力によって守らないといけないという考えが根底にあるように思います。ルドルフ・フォン・イェーリングは

権利の生涯とは闘争なのだ – 民族の、国家権力の、階級の、そして個人の闘争である。実際、権利は衝突の表現としてのみ意味を持っており、人類が自らを飼いならそうとする努力の顕れなのだ。残念なことに、権利は権力・不正に対し、今日の理性的な世界ではあまり用いられることのなく、不快で卑しまれるであろう方法で対抗しようとした。というのも、権利が社会闘争を真に解決しようとしたことは、今までにただの一度もなかったのだ。それよりも、権利が目指したのは、ただ単に、最終的な決定が下されるまでの間、どのように争われるべきであるかを規則に定め、それらの闘争を穏やかなものにすることであったのである。

と本に書いているように、己の権利を明らかにすることは人間の自分自身にとっての義務であるという立場を取っています。日本人だったら丸山眞男がそんなことを言っていたはず。社会学の授業で読んだ記憶がうっすらとあります。

そういうわけで、自分の人生/健康な身体・精神/命/その他、大切なものをぶち壊されるまで何もしないのは社畜の理屈です。そもそもデモって甘えの対極にあると思うんですよ。だって行動しているわけで、何もしない行動力のない人にとやかく言われる筋合いはないのです。この辺のバックグラウンドはあまり定かではないので、間違って使うと格好悪いけど社畜社会「である」ことを変える努力を「する」ことは大事なのではないのかな。

近代的な民主主義国家ではデモは甘えではなく、当然のことでもあるし、(デモという形態をとらなくてもいいけど)権利のための闘争は義務ですらあるのです。論理学的にP→QならPの否定(前提が間違っている)or Qであるように、Pの否定=民主主義国家に生きる人ではない or Q=自らの権利は不断の努力で守らなければならないのどちらかです。「デモは甘え」という人は前者でしょうね。

ばいお

ばいおが「社畜マラソンwww」というエントリを書いています。メインテーマについてはしごく尤もだと思います。日本の会社ってアフター5とか昼休みとか土日祝日などの休日、本来取れるべき有給休暇・病休・その他の休みに容赦なく割り込んできてそれを当然だと思っている節があります。

ボランティアについて

【ボランティアという名の強制労働】
 こういうマラソン大会って日曜ですよね。社畜にとって貴重な休日です。しかし返上してボランティアにいそしむようです。当然ながらボランティアの本来の意義からはかけ離れていて、まあ企業イメージアップのための強制的なものでしょうね。このケースでなくても、ボランティアってほとんどの場合は何か利益のためにやっているんじゃないかと思います。進学、就職に有利、世間wからよく見られるなどですかね。
 そもそもボランティアって金持ちが有り余る財産と時間を使ってやるもんじゃないですかね。で、その財産とか時間ってのは搾取の結果得たものなわけで。それで貧乏人を助けるフリとか子供だましにもなりませんね。といっても私は寄付についてはすべて歓迎しますけどw

強制されるのはボランティアではないですよね。小学校の頃にゴミ拾いとか草むしりとかボランティアとか言って奉仕活動に無理矢理かり出されたことがあるけど、ちょっとはき違えているのではないかと思います。おまけに、ばいおの言うように企業イメージアップだとしたら問題ですよね。CSR(企業の社会的責任)の感覚がおかしいところはあると思います。

企業もしょせんは人の集まりですから、その構成員が社会的責任を欠いていると組織全体も責任のないものになります。

就活くたばれデモ関連でヤジを飛ばしている人のプロフィールに、社会的責任のない学生の発言には価値はないとか書いてある人がいたけど、学生にも社会的責任はあるんですよ。その人は知らないのかも知れないけどね。そういう人に限って社会的責任のない会社員になったりするもんですが。

たぶん、彼(就活くたばれデモ関連でヤジを飛ばしている人)の言う「社会的責任」というのは「《社会人》の責任」のことだと思います。で、この《社会人》は海外ニート氏が言っていたけど実に変な言葉です。英語には直接の訳語がないし、たぶん世界的に相当レアな言葉だと思います。学生は社会人ではないのだそうですよ。何かバカなことをやったら社会的な制裁を受けるにもかかわらず《社会人》ではないらしい。この根底には学生=遊んでいる半人前という考えがあるような気がします。教育機関の重要性は世界的に認められていて、特にアメリカなんかだと世界中から留学に来るほどなのに、日本では著名な人までもが「大学の4年間は時間つぶし」と言い切っちゃうくらい教育の価値が低い国なのです。

話は飛んだけれど、学生も社会の一員であり、仕事をしている人もまた同様にそうなのです。だから、社会のために貢献しなければならないという発想が少なくとも欧米にはあります。それがボランティアであったり寄付であったり、あるいは真面目に勉強して自信の力を高めて社会に貢献しようという学習姿勢であったりするのです。社会的責任を持たない学生が真面目に勉強しないのは当然かも知れませんね。努力はお金を稼ぐためのみに使う、稼いだ金は全部自分のものみたいな発想はさもしいと言われても仕方のないことです。貧乏人まで無理して寄付しろとは言わないけど、日本の金持ちってケチが多いとはよく言われます。

ただ、ばいおの意見でこれは違うなと思うのは「そもそもボランティアって金持ちが有り余る財産と時間を使ってやるもんじゃないですかね。で、その財産とか時間ってのは搾取の結果得たものなわけで。それで貧乏人を助けるフリとか子供だましにもなりませんね」というもの。有り余る財産を持つ金持ちというフレーズに注目するのなら、お金のあるところから搾取をして大金持ちになり、それを貧しいところに分配するという富の再分配の機能が生きているのです。ビルゲイツがWindowsを売りつけて、金持ちの企業にはエンタープライズシステムなんかを売りつけて金持ちになり、そのお金を貧しい人のために使うことは、お金の循環を生んでいるためバカにしたものではないのです。

ただ、しばしば世界中の中金持ちから搾取したお金がアメリカ国内の貧乏な人にしか回ってこないのはちょっとおかしいなは思います。アメリカの名門大学の特に理科系では奨学金制度が充実していて、その財源は寄付であることがよくあります。この奨学金はアメリカの大学に行かないと貰えません。アメリカに行けない人は黙ってGoogleとかMicrosoftのサービス/製品を買うだけで、自分の所には戻ってこないのです。

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“35歳”を救え なぜ10年前の35歳より年収が200万円も低いのか

Posted by onaneetX.Q on 1月 25 2010 one Commented

『“35歳”を救え なぜ10年前の35歳より年収が200万円も低いのか』という本が売れているらしい。

自分の能力が劣っているのか、世の中の流れで仕方ないのか、選んだ職種が悪かったのか、何が原因なのかよくわからないです。希望を持てと言われても、ちょっと厳しいかな(35歳・男性)

“35歳”を救え なぜ10年前の35歳より年収が200万円も低いのか

著者/訳者:NHK「あすの日本」プロジェクト 三菱総合研究所

出版社:阪急コミュニケーションズ( 2009-11-28 )

定価:¥ 1,575

単行本(ソフトカバー) ( 301 ページ )

ISBN-10 : 4484092433

ISBN-13 : 9784484092430


なぜと言われたら、ちょうどこのあたりの年齢はロスジェネに相当して「10年前の35歳」はバブル世代に相当するからとしか言いようがない。そして、おそらく今の新卒が35歳になる13年後あたりはもっとひどいんじゃないかと思う。

無理矢理就活くたばれデモにこじつけると、デモの参加者の意見は色々あったようだが、おいらは就活システムは一度「10年前の35歳」まで戻した方がいいのではないかと思う。その後に、現在の経済情勢に見合った採用システムを再構築したらどうだろうか。また同じようなシステムになるのかな。

バブル崩壊で経済が悪化したことによって採用システムが変化したという面が大きいとは思うけど、採用システムがリア充採用になったことでさらに経済は悪くなると思っている。なぜなら、何度書いているけど、日本は資源国でもないため、経済の生命線は平均的に高い教育水準の人間が1.2億人もいることである。ところが、R式採用では人間力とかよくわからないものを重視して、教育水準には重きを置かない。ゆとり教育が云々というけど、学力低下を歓迎したのは採用サイドではないかと思う。もし社会の要請が学力あるいはそれに類似した能力(研究ができる、一つのことに長時間集中して打ち込めるなど)ならば、ゆとり教育で余った時間を自己研鑽に充てる動きが広まったはずである。

コミュニケーション能力は大事だけど

いま、台湾に住んでいる。他にもあちこちに行ったけど、にっこり笑って「にーはお」とか言って手を振ったりしていると近所の顔見知りの人は優しくしてくれる。たぶん、これも「コミュニケーション能力」とか「人間力」の一端なのかも知れない。例えば営業で地味な人が小さい声で下を向いてぶつぶつ説明するより、爽やかな好青年/美人がにっこり笑って明瞭に説明してくれた方が売れるかも知れない。売るべき新製品を開発できればの話だけど。

このように、おいらは世界中あちこちに行って言葉が通じなくても「(><)」とか「(^^)」のように大げさに振る舞っていると何とかなる経験を色々している。だから、こうした能力がまるで無駄だとは思わないんだけど、大卒のwell educatedな人間の態度ではないと思うんだ。できるだけ早くまともに喋れるようになりたい。また、単に喋れるだけではなくて、その国の知的階級と話題があう程度には喋りたい。日常会話だけじゃダメなんだ、政治、経済、歴史、文化、科学技術などの話題ができて、自分の意見をはっきり表明できることを目標にしている。

話を採用に戻すけど、コミュニケーション能力は大事だと思うけど、コミュニケーション能力だけでいいのは子供のうちだけである。今の採用システムだと学校名くらいは見るかも知れないけど、あんまり重視していないかも知れない。仮に学校名を能力の指標に使ったとしても附属からのエスカレーターとか、AO入試とか帰国子女枠とか色々な方法で有名大学に入学することができる。つまり、今のような採用を続けている以上は新入社員の知的水準を保証することはできない。

まとめ

で、まとめ。日本の競争力は(平均的能力の高さ)x(労働人口)によって支えられていると主張する。そのためにまず新卒至上主義というか職歴なし既卒はゴミという考え方はすぐにでも改めるべきだ。日本は小さいと思われているけど(高齢者が多いけれど)人口では世界10位なのである。人口の多さは強力な資源で、中国の台頭は人口の大きさによるところが大きいのを考えればわかる。人口という資源を有効に使うには、人がゴミである状況を改善すべきである。既卒はゴミを改めれば、氷河期の時に新卒で就職できなかったとしても、その間に何か、パートや派遣でもいいし、更に勉強を続けてもいいし、とにかく景気が立ち直るまで待てば職を得るチャンスを与えるべきだと思う。

つぎに、景気は回復するかという問題。今のままの採用を続けていては、世界の景気は回復しても日本は回復しないと思っている。なぜなら、前述の通り日本を支えるべきwell educatedが重視されていない採用では日本の経済力は伸びないからである。日本の競争力は(平均的能力の高さ)x(労働人口)であると主張したが、平均値が上がるようにすれば競争力は高まる。

ロストジェネレーション、失われた10年というけど、本当に失われてしまうようにしたことが問題で、温存された10年ならもっとよかったのではないかな。小泉政権の一時期、売り手市場が来たという例外を除けば失われた20年になってしまうよ。

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台湾日記(4)

Posted by onaneetX.Q on 1月 25 2010 one Commented

まずはいただいたコメントのお返事。

Posted by ひとり On 2010年1月22日

たすけて

kwsk。助けられるものなら助けたいけど。

Posted by 匿名 On 2010年1月24日

>世間の就活生ってずいぶんアグレッシブなんですね
アグレッシブであるんじゃなくて、アグレッシブであるように見えることを求められているのが就活生だと思うのです。

なるほど、そうかも。企業がアグレッシブな学生を欲していて、そう見えるように繕うわけですね。

前書き

ほんとに日記になってきた。読者は誰なんだろう?一部の知り合いは近況把握に役立てているようだけど、読者を意識しない文章を書いていていいのかなと思う。台湾で中国語をやりたい人ならほんの少しだけ役に立つかも知れない。

台湾日記・月曜日

今日から学校だと思って集合時刻を確認すると1/19日の11:00AMだとあった。月曜日は18日。あれ、今日は学校ないの?というわけで、アメリカの大学に旅立ってしまう友人と少しばかり一緒にいることにした。

よく考えると出願時に学校に写真2枚を提出しなかったので、写真を用意しに行った。パソコンの中に証明写真のデジタルデータがあるのでUSBメモリに詰めて写真屋に行き、夕方できるから取りに来るように言われる。

それから彼とバイクに乗って近所のデパートに行った。何か予約していたものを受け取って「○○へのプレゼントだ」と言った。○○というのは前に留学していたときに知り合った北京大学の才女(本当に天才らしい・・)で、今はとあるアメリカの名門大学にいる。彼もそこにいくためプレゼントを買うのだとか。なかなかまめな男だと思う。台湾にも気になる女の子がいるようなのになー。この辺がもてるコツなのかも知れないと感心した。

ちょうどこの日にその○○さんからメールを貰った。FacebookというSNSの上でのメールなのだけど、しばらく中国に戻っていて中国ではFacebook等のサイトは政治的理由によりアクセス禁止になっていてメールできなかったとか言っていた。そういえば、今の中国はGoogleとも喧嘩していて、なかなか大変なことになりそうである。他には台湾にいると聞いた、中国語がんばって、今度は本土に遊びに来てねという話だった。次の旅行は北京かなあ。あるいは上海万博でも見に行く?

話は飛んだけど、マンションに戻り彼は荷造りを始めた。そういうわけでしばし解散。しばらくして彼が出て行くときに見送りに行ったら、ご両親が来ていた。お母様の車で空港に行くようだ。お母様は英語も日本語もあまりできないとのことで、あんまり話はできなかった。お父様は大学教授だそうで英語で少々歓談した。今度お正月だからご飯でも一緒に食べましょうとか言って、友人は空港に向かった。お父様は授業があるとかであまり長話はできなかったが、また会う機会がありそう。

妹さん情報によると、お母様は非常においらに目をかけてくれているようで、頻繁に差し入れがある。妹さんとお母様が電話で喋ると、おいらの話題がかなりあるそうだ。妹さんが友達と食事に行くというと、おいらを放置するな、友達との約束はキャンセルしろとか言うそうだ。大丈夫です、おいらは一人でも食事できますから。

一人になって写真を受け取った。当たり前だけど仕上がりは上々。というか、デジタルデータを持ち込んで写真を焼いて貰えるということは、かなり修正をかけた写真でも履歴書に使えるということだよね。

妹さんが仕事が遅くなり、さらに上司と夕食を採るというので帰宅が遅くなると連絡があった。ちょうどスーパーに洗濯槽クリーナーとか漂白剤などの買い物に出かけていたので、手頃なサイズのチョコレートを1つ求めて、付箋にお疲れ様、今日はご両親と会いましたとの旨を書いてドアの前に置いておいた。・・・が、部屋を間違えるというドジを踏む。荷造りの時に友人が出入りしていた部屋は別の部屋だったようで、記憶にある部屋番号と、彼が出入りしていた部屋番号が違うなあと後になって気づいた。

夜遅くになってチョコレートを受け取ったというメールを貰った。翌日ご飯に行こうという約束をして就寝。

火曜日

今度こそ学校が始まる。でもオリエンテーション。11:00AMに学校に行き、日本語の説明DVDが映し出されているのを見て、一通り学校を巡って使える機器などの説明を受けて終了。写真も提出。学生証はみんな貰っていたが、おいらは写真の提出が遅れたのでまた今度。

この日はバス路線の確認をした。台湾のバスは大抵は番号が付いている。バス停にはたくさんの番号が書いてあって、その番号のバスはそのバス停に停まる。バス路線図はあるのだけど、あまり見やすくない。どの番号が自分の行きたいところに行くのか探すのにずいぶん手間取った。そのバス停の番号を全部記録して、あとで別のバス停でも同じように番号を記録して、重複する番号が目的の路線だという探し方の方がいいらしい。結局、たくさん路線があっても1路線だけが該当するようだ。

帰宅して、変な時間に着いたので遅めの昼食を採る。それから色々雑用をして夕方に妹さんと合流。夕食はなんとモスバーガー。台湾に来てモスバーガーとはねとも思うけど、これはこれで有意義な時間だったと思う。モスバーガーはほとんど日本だと言っていい。お茶が玄米茶だったり、あとは値段も日本とあまり変わらないと思う。台湾ではちょっと高めかも知れない。その辺の屋台でおいしくて安いものがたくさん売られているからね。

食後に少し話をした。電子辞書がいるかなという話をしたら、明日サンプルを持ってきてくれるというので、お願いして解散。

水曜日

授業1日目。教室にいたのは日本人の親子(母と娘)、韓国人の女の子が2名。一人は日本語がかなりできる。3年くらい吉祥寺に住んでいたらしい。あとおいらとベトナムから来た女の子、ウズベキスタン人の女性の7人。ウズベキスタン人の女性はなんでも台湾人と結婚したらしく、それゆえ中国語(マンダリン)が必要になった感じ。お腹が大きいから子供がもうすぐ生まれるんだろう。双子だという話もある。

日本語話者が3人と日本語が上手な韓国人がいるため日本語がクラス内では主流を占める。ベトナムの子は名前を漢字で書けるようだが漢字はあまり得意ではないのかな。韓国はどうなのだろうか、ハングル主体というイメージがあるけど。ウズベキスタンの女性は完全に漢字はダメの様子。でも、名前が覚えやすいのは彼女である。なぜなら、漢字の中国語読みをしなければいけないので、自分の名前も初日にはマトモに言えない。もともと漢字を使わない彼女の場合はそのまま読めばいいので簡単である。

最初の授業は極めて基礎的な話、私の名前は〜です。あなたの名前は何ですか?みたいな会話と、あと台湾特有の注音符号を習う。注音符号はカタカナというかハングルというか、そんな感じの表音文字。ひらがなやカタカナにそっくりな文字があって混乱するが、日本語のかなのように1文字で1音を表すとは限らない。例えばz+aみたいな漢字の書き方をするあたりはハングルに近いかな。ハングルのように部品の組み合わせで1文字になるわけじゃなくて、並べて書くという違いはあるけどね。

学校が終わったら台北駅に向かい、電子辞書の相場を見てきた。あんまり安くないけど、繁体字の電子辞書は台湾でないと入手困難だから思い切って買うことにする。複数の店で値段を聞き、一番安そうな店を覚える。

夜、妹さんと会う。授業でやった内容を話して色々教えて貰う。日本人ってよく「りーべんれん」と言う。ribenで日本、renで人とピンインでは書く。しかし実際の発音は「じーべんじぇん」なのかな、そんな感じ。Rの発音がRに聞こえないとか、Qの発音が「ちー」だとか、色々罠がありそうな感じがする。そんな感じで習った内容の復習と応用を話した。電子辞書のサンプルを最新機種、少し古い機種、ライバル社の最新機種などを比較検討して買う機種を決めてから解散。

木曜日

少し早めに家を出て、まず台北駅に向かう。妹さんにサンプルを見せてもらったので、それをもとに昨日一番安そうな店に行き電子辞書を購入した。店員のお姉さんが妙に親切で、液晶表面に保護フィルムまで貼ってくれた。それはいいのだけど、ホコリ1つ見逃さない徹底ぶりで何度もフィルムを貼っては剥がし、エアブローでホコリを飛ばしたり、セロファンテープでホコリを取ったりして完成。思ったより買うのに時間がかかった。

それから台北駅から学校までのバスを探す。番号は前日に調べてあるのだけど、なんとバス停が見あたらない。仕方がないから自宅の最寄り駅まで戻ってバス停に向かった。不幸は重なるもので目の前で目的のバスが行ってしまい、しばらく待っても次が来ないからタクシーを使った。そういうわけで昼食を採る時間が全くなかった。

授業は前日の続きで、趣味はなんですか?のような基礎的な会話と注音符号の続きを習って終了。金曜日は授業はなく、お正月前のイベントをやりますと言われた。15箇所中10箇所以上を回って来るようになどの説明を受けて解散。同じクラスの人たちと一緒に回ろうという約束をした。

授業が終わってから紀伊国屋に行った。授業はそれなりに有益だと思うけど、さすがにペースが遅すぎると感じた。まずあまり漢字を使わない。ウズベキスタンの人がいたりするので、あんまり漢字を使わない方がいいのかもしれないけど、漢字がないと意味があまりわからない。例えば、何かの発音を習ってこれはduckですよと言われても、duckってアヒルだったりカモだったりする。もしかして鵜なんじゃないかと思うこともある。だから漢字を使って欲しいけど、それはどう書くのですかと質問をしないと漢字が出てこない。

まず文法を知りたいと思ってロイヤル英文法のような本を探したが、ない。色々見比べて

会話に役立つ中国語文法の核心95 (マルチリンガルライブラリー)

著者/訳者:Array

出版社:スリーエーネットワーク( 2009-03 )

定価:¥ 2,310

単行本 ( 185 ページ )

ISBN-10 : 4883194841

ISBN-13 : 9784883194841


を選んだ。ロイヤル英文法ほどのしっかりした文法書ではないが、初歩的な中国語を知ってから読むと役に立ちそうだ。続いて単語帳を探した。

中国語日常単語集6000―生活からビジネスまで (CD book)

著者/訳者:Array

出版社:DHC( 2004-04 )

定価:¥ 2,520

単行本 ( 429 ページ )

ISBN-10 : 4887243219

ISBN-13 : 9784887243217


ピンインでABC順に単語が載っている単語帳に比べたらだいぶいいけど、カテゴリ別に載っている。これだと学習の途中では食べ物の名前は大抵言えるが、他のことが何も言えないような状態になってしまう。コーパスから統計的に選んだ単語帳がないものか。

ゼロから始める「中国語の発音」徹底トレーニング

著者/訳者:榎本 英雄 古屋 順子

出版社:アルク( 2009-04 )

定価:¥ 1,995

単行本 ( 115 ページ )

ISBN-10 : 4757415710

ISBN-13 : 9784757415713


続いて発音。ピンインでrとかzhの発音が相当難しく感じる。これも訓練する必要がありそうだと思って1冊選んだ。最後に

台湾を旅する会話―写真対応

著者/訳者:Array

出版社:三修社( 2004-09 )

定価:¥ 1,995

単行本 ( 143 ページ )

ISBN-10 : 4384034229

ISBN-13 : 9784384034226


旅行会話集のようなものだが、いくつかのtipsが面白そうだと思って買ってみた。これだけが繁体字で書いてあり、あとの本はみんな簡体字である。妹さんは混乱しないかと心配していたが、単語帳を学習するときはピンインから注音符号へ変換して、それをパソコンで入力して管理するから、そのときに覚えるだろうと思う。

他にちょっとした買い物をしようとあちこち見て夕食を採って帰宅。

金曜日

学校でお祭りがあったので、スタンプを10個以上集めることにした。まずは待ち合わせをする。美食区というのがあるから昼食を採らずに部屋で待っていて、約束の時間30分を過ぎて来ない人は置いていくことになった。ウズベキスタン人の女性はもしかすると出産なのではないかという話もあった。

_DSC0107

紙切りをしたり、書き初めをしたり、折り紙折ったり、竹馬に乗ったりして10個のスタンプを集めてみんなは解散。おいらはせっかくだからあと5つ集めることにする。全部集めて帰路につく。結局、十分な昼食にはならなかったので、近所の餃子屋で軽く昼食をとり、屋台で今川焼きみたいなお菓子を買って帰った。

_DSC0120

お茶をいれて、お菓子をついばみながら少し勉強をする。味は日本でも食べ慣れた今川焼きそのもの。台湾の屋台は色々楽しい。

夜に妹さんが訪ねてくる。友達のところに行ってきますという内容だった。土曜日は妹さんは友達とアバター(映画)を見てくるそうで、午後は塾に行くとのこと。楽しんできてねと見送った。

食事が不規則なため、夕食時にお腹がすいていないため夕食を飛ばす。そのため夜中になってお腹がすく。カップ麺でも備蓄しておくかと思いながら就寝。

土曜日

妹さんは忙しそうなので勉強とか買い物をする。スーパーに買い出しに行き、ジュースや飲むヨーグルト、あと前日の反省からカップ麺を2つ買ってきた。これで夜中に空腹でも何とかなりそうだ。

それから勉強をした。今までサボってきたので集中モードに入るのが大変だったけど、結構頑張ったと思う。しかし、ピンインを注音符号に変換してパソコンに入力して管理という作業はかなり大変だった。なんと言っても注音符号を覚えきっていないので、その都度テキストを見て確認しながら入力。キーボードの注音符号の方が先に覚えそう。

注音符号で便利なサイト(注意:音が出ます)を見つける。これで音を確認しながら効率が悪いながらもだいぶ頑張った。

夜には妹さんと日曜日のことを含めて色々話す。もしかして部屋で勉強している方がいいのかとか、そういう意思確認とか、観光地の話、他愛のない話、あとおいらに会ってみたいという妹さんの友人(男、獣医学専攻の院生)の話をした。日曜日は龍山寺という有名なお寺に行こうということで終わり。それからしばらく勉強をして就寝。

日曜日

妹さんは朝は会社の忘年会の出し物の練習で朝は忙しかった。おいらはどういうわけか、9時に目が醒めたがぬくぬくしていたら12:48になっていた。確か待ち合わせは13:30だったので慌ててシャワーを浴びて、チャイナ服を着て出かける。妹さんの友人がいるし、ちょっとだけ楽しみに出かけた。

まずは龍山寺に行き、色々祈る。ここには7柱の神様がいるらしい。Wikipediaによるともっとたくさんいるような感じだけど。船の神様がまつられていて、これは昔、中国本土から台湾に逃げてきた人が結構海で命を落としたこともあって、たどり着いた人は神様ありがとうということで人気があるとかそういう話を聞いた。

それから屋台を巡って食事をしながら妹さんの友人と話す。九份に今度行きましょうとか温泉行きましょうとか約束をした。その友人は何となく日本でもいそうな感じで、何というのだろうか、ちょっと変人っぽかった。おいらと同じタイプの人種かも知れない。

蛇のスープを出す店とか、蛙とか、この辺は変な食べ物が多い。今回はあまり冒険はせず、おでんのようなものとか、ちょっとしたデザート類を食べただけ。蛇ってそんなにいいのかなあ。高いし、あまり積極的に食べるようなものではないような気がする。

近隣のいくつかのめぼしいところを見て、妹さんの友人は学校に戻っていった。獣医なので動物の世話を毎日しなければならないため、毎日1回は研究室に行き、餌をやったり体調を確認したりするそうだ。彼は来年は就職かと聞いたら兵役だって。兵役は知っていたけど、あんまり意識にのぼらない。日本は色々嫌なところが多いけど兵役がないのはいいと思う。台湾って新卒主義とかあるのかな。大学卒業後あるいは兵役後すぐに就職しないとかなりキャリアが不利になるようなことはあるのかな。今度聞いてみよう。その後、妹さんも別の友人と会うというので近くの駅で解散。

帰宅して少し休んでから夕食を採った。そのあと中国語の勉強。注音符号を何時まで経っても覚えないので、もっとも原始的な勉強法であるひたすらノートに書き写す作業をして、とりあえず覚えたような気がする。朝起きたら忘れているかも。疲れたのでいま日記を書いたりしている。多分これから寝ると思う。朝起きたら忘れていないか確認をしないと。

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