このエントリは「アメリカのエンジニアの平均所得は1220万円」のコメントへのコメントです。
大卒総合職採用のエンジニアの年収
で、細かい指摘になりますが、記事で引用されてるトヨタさんとシャープさんの平均年収ですが、
これは大卒総合職採用のエンジニアの年収をあらわしているとはいえません。
はい、その辺りは了解しています。典型的なのはサマンサタバサですね。確か平均年収240万円くらいだったような。あ、今見ると381万円に改善されていますね。WebArchiveのアーカイブだと今年の2月の時点で345万円ですから、急速に伸びていると言うことになります。脱線しました、これを見ればわかるようにショップ店員さんの給料なんかも含む平均であることは昔から理解しておりました。
日本企業の伝統である手厚い福利厚生
それでもアメリカに比べたら低いのでしょうが、日本企業の伝統である手厚い福利厚生(住居・食費が激安etc)を考慮すると、どちらが恵まれているのか一概には言えませんねぇ。
ニートの海外就職日記や頭狂大学物語、ばいおブログでも同じようなスタンスを取っていますが、現代の日本企業の多くは吸血鬼であると考えています。つまり「日本企業の伝統である手厚い福利厚生」があるところはいいけど、ないところも多いと主張しています。
こうした福利厚生を得られない立場のワーキングプア(フリーター、非正規雇用、ニート)からすると、日本の福利厚生は「脱税」でしかありません。会計上費用を発生させて法人税を少なくします。直接所得として支払うと所得税が発生しますので、福利厚生にすることは会社にとっても、社員にとってもメリットがあります。しかし、支払うべき税金が支払われないために、そうした一流企業と縁のない人の生活は貧しいままです。
国税庁報道発表資料によりますと、法人税を払っている企業は4割に満たないようです。もちろん、日本企業の大半は中小零細であることも理解していますが、それにしてもひどい。法人税にせよ所得税にせよ、税金をきっちり支払わないと、消費税アップなどで非正規雇用などの貧乏人にしわ寄せが来ます。
ともあれ
- 手厚い福利厚生は限られた人しか恩恵に浴せない
- もはや手厚い福利厚生は日本企業の伝統とは言えない
- 一部の人だけが恩恵に浴せる福利厚生は大きな不公平だ
と思うのですよ。やるならきっちり給与に上乗せして払いやがれ、と。ニートの発想で済みません。
アメリカでの生活
アメリカは東海岸に住んでいた時期はありますが、日本に比べると住環境は遙かに恵まれています。まずアパートにしても借家にしても日本の安普請とは比較にならないほどしっかりしています。部屋は広いし、ゲストルームみたいなパーティをやるようなスペースもあったりします。天井も高くてのびのびするし、古くても汚らしくありません。
私のいたところはニューヨーク郊外の閑静な住宅街ですが、家賃1,000ドルも出せば立派なところに住めますよ。台所周りも食器洗い機とか冷蔵庫とか備え付けですし、上述のような部屋の作りもあり決して高くありません。また光熱費・水道代は家賃に含まれています。東京の水準と比較すれば十分安いです。たぶん政令市(札幌とか仙台とか名古屋)と比較しても十分リーズナブルだと思いますよ。
食費も別に高いというわけではありません。アメリカ人は外食大好きですから、ちょっといいレストランなんかいくと美味しいものが食べられますが、お値段も張ります。こういうのばかり旅行していると見かけますが、もっと安くてもちゃんとしたものがあります。個人的には汚い中華料理屋がオススメですね。スーパーに行けばグラムデリという、好きなものを取って持ち帰れるものもあります。
アメリカ全土は知らないけれど、少なくともアメリカの生活がそんなに悪いとも思いません。日本以上の水準はあるかと思います。
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月額5000円以下の独身寮や、激安の社員食堂が完備された大企業の社員になるということは
特権階級を手にいれるようなもんですね。
そういう企業は得てして終身雇用・年功序列が温存されていたりします。